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駅での一夜

数年前の夏、丁度今くらいの季節、青春18切符を使って1人旅をしていた。

もうすっかり辺りが暗くなってしまったホーム。
「今日はX島のネカフェに泊まるか~」、ってX島行きの電車に
乗ったんだけれども、どうも様子がおかしい。
どうやら反対方向の電車に乗ってしまったみたいだ。
急いで電車を降りたんだけど、これが余計まずかった。
降りたホームで時刻表を確認したら、もう電車がなかった。
降りた駅は無人駅で、周囲は山と田んぼが広がり、街灯も少ない
ローカルど真ん中なところだった。

592 駅での一夜② sage New! 2011/08/15(月) 02:09:59.33 ID:nHB0z9Xg0
駅舎がなく、ホームだけの駅だったんで、どうしようかな~
と、街灯に飛んでくる虫を払いのけながら、しばらく考えてたんだけど、
向かいのホームに移るための屋根付き歩道橋(?)
があったので、その橋の階段を昇りきった廊下部分のところで
夜を明かすことにした。

階段前にかかったチェーン(何でか封鎖されてた)をまたいで、
階段を昇っていった。野宿するのは正直初めてだったので、
不安だな~、人気のない駅怖いな~、気味悪いな~(○川△二風)
って、ビビってたんだけど、いざ壁に寄りかかって座って、
目を閉じたら、疲れが結構溜まってたみたいで、朝まで
ぐっすり眠ってしまった。

593 駅での一夜③ sage New! 2011/08/15(月) 02:13:03.11 ID:nHB0z9Xg0
それで、雀の鳴く声で目が覚めたんだけれども、朝日に照らされた
地面を見て、ギョッとした。

自分の周囲に、自分を取り囲むように、足跡、足跡、足跡、足跡、
無数の足跡がついていた。

土でついたような足跡(もしかしたら、う○こかもしれん(笑))。
足跡は靴跡じゃなく、何かの動物っぽかった。
パニくりながら、自分の荷物とか確認したけど、何も荒らされた
形跡は無かった。

いやー、あれは何だったんでしょうね~?

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予感

少しフェイク入れながらですが・・・

その夏は、ずいぶんと暑い夏でして
仕事の関係で外に毎日出ていた私は、ずいぶんとばてながらも毎日せっせとそこら中を歩き回っていたわけです

しかしながら実家から離れての一人暮らし
節約生活にいそしんでいた私は、お金をかけずに涼を取ろうと洒落怖のまとめサイトを毎夜のように読みあさっていました

当然その中には自己責任系の話も多く、それらの話は特に背筋が寒くなったものです
自己責任の話をいくつも、楽しみながら読んでいました

12 8です New! 2010/07/15(木) 04:35:19 ID:Nb3ucqNs0
夏も半分以上過ぎたある日、私は相も変わらず仕事で外に出ていました

その日も当然のように身を焼くような暑さで、汗を額に流しながらも作業に取り組んでいたのですが
突然、ポツと冷たい感触が
いきなりの通り雨でした
私は「今日はもう切り上げよう」と現場を後にし、自分のマンションに帰りました

部屋について、シャワーを浴び、一息ついた瞬間
ふと、「実家に帰らなくては」と思い立ったのです
すぐに3日分ほどの着替えと荷物をまとめ、実家のある県まで電車で向かいました

電車に乗ると、雨はもうやんだようで、「まだ仕事できたかなぁ」などと考えておりました
そうしていつのまにか眠ってしまい、目を覚ました時にはもう実家のある県に入っていました
私は無事乗り換えを済まし、地元の駅に着きました

13 8です New! 2010/07/15(木) 04:37:45 ID:Nb3ucqNs0
駅から実家は歩いても本当にすぐの距離でして、疲れていた私は早く帰って寝てしまいたいと思っていました

しかし、昔から馴染みの喫茶店が目に入った瞬間、「あ、顔だしとかないと」と思い、その店へ
マスターにあいさつをして、コーヒーを飲みながら雑誌などを読んでおりました

そうこうしているうちに、遠くからサイレンの音、消防車が走っていくのが聞こえてきました
「あぁ、また放火かぁ」と思い、マスターにお代を払って外に出ました

実家のほうに歩いて行くと、どうも消防車などは同じ方向に走っていくようです
野次馬根性が出て、歩を早めます

14 8です New! 2010/07/15(木) 04:50:05 ID:Nb3ucqNs0
実家でした

人だかり人だかり人だかり
その視線の先には、炎を吐きだす私の生家でした

私はそこからの記憶があいまいなのですが
どうやら実家から一番遠くに住んでいた私が一番最初に着いたようで、知り合いたちからは不審がられたこと
出火した時刻は私が地元の駅の近くでコーヒーを飲んでいたくらいの時刻だったのではということ
出火の原因は不明ということ
公共施設に宿泊できるのは、その日の晩だけだということなどが伝えられたことはおぼえています

連絡を入れ、翌日から少しの間の休暇をもらいました
両親の寝泊まりは父の友人が快く泊めてくださるということでした

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潜り込んだ人形

3年ほど前の話

高校を卒業して工場に正社員として入社した俺は当時3年目の若手社員だった。
その日はいつも通り仕事をしていたが一人の上司(A)が変な物を持ってきた。

A「なぁK(俺)、これ何だと思う?」

そう言って出してきたのは5センチ位の汚らしい人形だった。
手作り感が否めないその人形は厚さ1センチくらいの汚らしい布製の人形だった。

俺「なんですかそれ?どこからもってきたんですか?」
A「いや、ウェスあるじゃん。あれの中に入ってたんだよ」

ウェスとはいらなくなった衣類を切り刻んで工場などに出されている、言わばぼろ雑巾の
様な感じで何かを拭くときなどに使われる物だ。
そしてそのウェスの中にはたまにお金やアクセサリなどが混入しているときがある。
(誰かが着用していた服なのでポケットの中とかに)

俺「何か気持ち悪いっすね、それ」
A「うん・・・まぁいつもの通りこの服着てた人の忘れ物だと思うけどな」

その日から身の回りで変なことが起こり始めた。

76 本当にあった怖い名無し sage 2010/07/15(木) 23:50:51 ID:tHj9scAK0

翌週の夜勤の時、工場のラインが停止するとのことで
普段よりもシーンとした夜勤だった。

こういう工場の停止期間は定常作業をやめて清掃や普段やらない整備作業を
やるのだが、その日俺は床のペンキ塗りをやることになっていた。

薄暗い倉庫にペンキを取りに行った時、薄気味悪い倉庫の雰囲気がいつもより
嫌な感じがして俺はジトーっとした汗をかいた。

髪の長い(特に襟足)俺は襟足をゴムで縛っているのだが誰かにグイッと引っ張られた。

俺「いだっ!!いだだ!!」

後から来た上司だった。
と言いたいところだが、誰もいない。

その瞬間今まで体の中に潜んでいた恐怖心が鳥肌と共にゾワァーっと吹き出てきた。

俺はペンキを床にぶちまけ、転びながら走って倉庫を出た。

俺「Aさん!!やばい!!誰か俺の!!」
A「なした?てか顔にペンキ着けてw馬鹿じゃねーのwww」

ペンキ・・・こぼしたけど顔にかかってはいない。

詰め所に戻って鏡を見ると3本の指の形が俺の左頬を滑らせたかのように汚れていた。

77 本当にあった怖い名無し sage 2010/07/16(金) 00:05:08 ID:pkqp8oDm0

俺の顔にペンキを塗ったのを皮切りに不可思議な現象は起こる一方だった。

・Aが一人で会社の風呂に入っていると窓が勝手に空いた
・夜勤で天井クレーンの方を見ると黒い影が落ちていった
・2人なら大丈夫だと思い倉庫に行くと2人とも誰かに押された
・そんなこと起こる訳がないと言った上司Bが倉庫に一人で行き
 泣きそうな顔をして戻ってきたetc…

そんな現象に耐えながらも1ヶ月が過ぎようとしていた頃
Aがまた人形を見つけ持ってきた。

A「おーい、またあったぞこの人形・・・」
俺「うわ・・・・てか、それ出てきてたらですよね、変なこと起こり始めたの・・・」
A「あぁ・・・でもこの人形前のより表情があるっていうか、むかつく顔してるよな」

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フラフラ女

その昔私が体験した話を投稿してみます。
文才ないのでうまく伝わるかどうかは謎です。
dion全規制に巻き込まれているので、投稿は代行依頼からとなります。
—
冬に地方巡りの旅行をしていた時の話です。
友達2人と一緒に、3人での旅行です。(友達はAさん、Bさんとします)
新潟⇒長野⇒金沢⇒大阪⇒名古屋
あたりに行ったと思います。順番とか地名はうろ覚えです。

宿泊先のホテルでは、夜中に誰かが廊下を走り回る音が聞こえたり
(一箇所ではなく何箇所ものホテルで)
宿泊したドアの下から往復している足の影が見えたりしました。
廊下は確認したけど、誰もいませんでした。
ただ疲れてたのかもしれないし、子供が走ってたのかもしれません。

地方を何箇所もまわっていると、新幹線にかかるお金がとんでもないので
どんこー電車(各駅で止まったりする普通の電車)を使っていました。
時間はかなりかかりますが、安上がりです。旅行が終わり家に帰るときも、どんこー電車で帰りました。

3人共、家は関東ですがそれぞれ遠くばらばらなので
荻窪にあるBさんの家に何泊かしてから、各自家に帰る予定でした。※続きます。

470 本当にあった怖い名無し sage 2010/08/06(金) 18:30:11 ID:Fdsm8ajr0
地方巡りが終わり、Bさんの家に着いたその日
3人でコインランドリーとコンビニへ出かけました。
時間は深夜1時くらいだった気がします。

コンビニから出たところで、前にある喫茶店の段差の手すりに
寄りかかっている女性がいました。
両腕を手すりに乗せて、頭をその腕に乗せてる感じです。
ぐったりしていて、酔っ払いかと思いました。
3人とも、その女性は見ていました。赤いコート、派手だったので印象強いです。
髪はストレートで下ろしていて長め?靴は黒いハイヒールみたいな感じです。

一瞬その方に何か外見だけとは違う違和感を感じたんですが
気にせずその喫茶店を通り過ぎ、3人で家に向かって歩いていました。

少し進んだときに、後ろからガタン!という音が聞こえたので
びっくりして3人で振り返りました。
あの女性が、喫茶店の入り口の段差から降りた音?だったのか
家に帰るのか、私たちと同じ方向へ、フラフラしながら歩きはじめていました。※続きます。

471 本当にあった怖い名無し sage 2010/08/06(金) 18:31:11 ID:Fdsm8ajr0
酔っ払い怖いなぁと思いながら友達と話しながら進んでいたら、何だか変な感じがしました。
さっき、女性がフラフラ歩きはじめたときに、ハイヒールの音が不規則にコツコツと鳴っていたのですが…音がやんでいました。
Aさんがそれに気付いたのか振り返った時です。
「ギャー!!」と聞いたこともないような大声で叫んだんです。
びっくりして私はAさんの顔を見て、向いてる方へ振り返りました。
あの女性が、3人のすぐ後ろにいました。
いつの間にそんな接近してたのか。気持ち悪くなって、叫びながら3人で全速力で走って家まで逃げました。
一瞬しか見ませんでしたが、女性はうつむいて下を向いて立っていた感じです。気味悪いのであんまり思い出したくないです。

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続・おどがみ

545 続 おどがみ sage 2011/08/25(木) 12:02:25.17 ID:ggMZDR680
7月の終わり頃に”おどがみ”という話を貼った者です。進展がありましたのでご報告を
今回は七夕のお話なので堂々と洒落怖に貼れます(キリッ――いやそんな軽い話じゃないんですが
連投になるため、お手透きの方宜しければご支援下さると幸いです
(あとやたら長いので、他に投下希望の方は気にせず貼って下さって構いません。読み辛いかもですか)

546 続 おどがみ sage 2011/08/25(木) 12:05:37.24 ID:ggMZDR680
山中を抜ける国道で妙なモノに追いかけられてから数日後、
後味が悪すぎるので旧友(文化人類学を専攻していた)へ連絡を、
――と、したんですが繋がらず。親御さん曰く、「海外へ行った。どこかは知らない」
仕方なくメールでざっとあらましを伝えておいたら、八月の頭に以下のような返信を頂きました

”ささがninikuものめみずべみずにちかづくn”(原文ママ)

其れだけ?いやもうちょっと何かこう、一目で悪霊が憑いているのを見破った挙げ句、
ノーリスク&ハイリターンで祓ってくれる霊能力者とか紹介してくれるパターンでは?
半年引っ張って誤字入りのメール一通だけかい、と

548 続 おどがみ sage 2011/08/25(木) 12:08:54.16 ID:ggMZDR680
校正するとこんな感じでしょうか

”笹が肉も飲め水辺水に近づくな”

パンダ?笹だけじゃなくってお肉も食べてバンプアップしろ、的な事?
どーしろっちゅーねん (´・ω・`)とションボリしました。詳しい説明を訊こうと直接電話してもメールを送っても返事は来ません

……まぁ水辺と水って二回出て来ていますし、取り敢えず水関係は要注意って話でしょうか?
半年間何事も起きませんでしたし、もう時効だろうと高を括っていました
(其れで先日のオカ板初投稿と相成った次第です。某板と違い文字数制限が厳しくて驚きました)

549 続 おどがみ 4/12 sage 2011/08/25(木) 12:22:45.20 ID:ggMZDR680

8月7日、私と会社の人間は市内の七夕祭りへ参加しました
お祭りといっても特定のお社があるわけではなく、市内の中心街を歩行者天国にし、
短冊や七夕飾りを吊したり露天が並んだりします

550 続 おどがみ 5/12 sage 2011/08/25(木) 12:26:17.03 ID:ggMZDR680
日が落ち酷暑が幾分和らいで来た頃、さあっと雨音が建物の屋根を叩き始めました
生憎アーケード街ではなかったため、私はシャッターの降りた某店の軒先へ滑り込みました
気づくと横を歩いていた上司の姿はありません。いつの間にかはぐれてしまったんでしょうか
心配するような時間帯でもないでしょうし、いい歳した大人相手へ過保護になるのも失礼です

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ろくろっくび

572 本当にあった怖い名無し 2011/09/03(土) 19:08:25.22 ID:IRBU9qod0
ワシもひとつ。

神社いうのは、まあ、なんやその、ほら、あれや、
立地的に必然やな、思わせるようなものがあるわして。
川が決壊や言うか、なんやその、三途の川?いうのが、そばにありましてな、
その川に架かる橋はや、普通の端で、短くて、車とかも通るん屋が、
夜は、くろおての、暗いんですわ。で、そこ通るとき、やっぱり、怖いですわ、なんか。
何か知らんけど。で、や。その神社にはや、小さい鳥居が延々と続いているところがありましてな、
川に沿ってるんですわ。なんでそんなものがしつらえてあんのか、わからしまへん。

まあ、ふつうの神社には、ないものですわな。で、や。
そこを歩いて通るときに、そな、なんも怖いことなんてあれへんやろ、
おもて、ちょっくり直視しましたんや、ほったら、
あれやがな、あの有名な、ろくろっくび?が、鳥居の柱、からみついとるのを見るや否や、
怖いというか、貴重な体験や、おもて、じっと見ておりました。
ぜんぜんこちらに気付く気配がない。
あれ? こんなもん? なんや、つまらんの。
おもて、その日はそのまま帰りました。
それからそこ通るのが嫌になり、別の道を通ることにしましたんや。
そっちは県道で、まあまあ、車も多いし、店はないけど、ましやろ、
おもいましてな。そやけど、歩きはじめたら、こんな暗かったけ、いうほど、暗いんですわ。
車いうても、人とは別物みたいなもので、本当に車かどうかなんて、
人が乗ってるかどうかなんて、わからしまへんしな。
ほで、その神社の川が、そこにも流れついトンの矢が、
そのちかくに、古いタクシーの事務所がありましてな。
ふっるくさいガレージで、昼でも、そこだけんなんですわ。
そこにでましたわ、あれと同じ奴が。
でも、やっぱりこちらに気付かない。
が、今度ばかりは、気味悪いので、走ってにげましたわ。