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洒落怖

お迎え

半年くらい前、ぶっ倒れて入院して緊急病棟に運び込まれて生死の境をさ迷いました。
で、無事意識を取り戻し、ひと月くらいで一般病棟に戻されて4人部屋に入った時の事。
俺以外はみんなじーさんだった。で、うち一人は呼吸器つけて心電図ついてて意識もないじーさんだった。
24時間「シュコー…シュコー…」ってダースベイダーみたいな音立ててさ。なんでこんなのが一般病棟にいんのかわかんないくらい怪しいじーさんだった。
俺が一般病棟に入って四日目の午前2時くらいかな、その日、眠れなかったから携帯いじってたら突然「ヴァァァオアオァァ!」ってそのじーさんが叫びだした。すげぇびびって、カーテンの裏から様子を伺ってたら
「ねーちゃん!くるなー!こっちくるなぁ!俺まだ行きとうないぃぃぃ!!ねーちゃんこないでくれぇぇぇ!」
とか叫び続けてんの。すげぇ不気味で。ナースコールのボタン押して看護婦さん呼ぼうとしたけど反応がなくて。
歩いてナースステーションまで行こうとカーテン開けたらバリバリバリ!っとか音がして、呼吸器とか点滴とか引き抜いたじーさんが立ってんの。
「アヒヒヒヒヒ」

って笑いながら。なんかヤベェって思いながらナースステーション目指して歩いたんだけど、じーさん俺の後ろから追いかけてくるんだ。
「ヴァァァァ!」とか雄叫び挙げながら。俺、ひと月くらい寝たきりだったから足がふらついてうまく走れなくて。
なんとかナースステーションに着いたら看護婦さんはいなかった。後ろのじーさんもいなかった。
叫び声で起きてきた他の入院患者さん達も廊下に出てきて。

なんか、じーさんが別の病室の中で足痙攣させながらぶっ倒れてたらしい。そのじーさんはそのまま緊急病棟に連れてかれて。

そのじーさんがどうなかったかはわかりません。
俺にとっちゃあ死ぬほど怖かった話です。死後の世界からのお迎えってヤツを信じたくなる事件でした。

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師匠シリーズ

病院

43 病院  ◆oJUBn2VTGE ウニ 2006/10/15(日) 20:35:54 ID:lY9MF+tv0
大学2回生時、9単位。3回生時0単位。
すべて優良可の良。
俺の成績だ。
そのころ子猫をアパートで飼っていたのであるが、いわゆる部屋飼いで一切
外には出さずに育てていて、こんなことを語りかけていた。
「おまえはデカなるで。この部屋の半分くらい。食わんでや、俺」
しかしそんな教育の甲斐なく子猫はぴったり猫サイズで成長を止めた。
そのころ、まったく正しく猫は猫になり。
犬は犬になり。
春は夏になった。
しかしながら俺の大学生活は迷走を続けて、いったい何になるのやら向かう
先が見えないのだった。

その夏である。大学2回生だった。
俺の迷走の原因となっている先輩の紹介で、俺は病院でバイトをしていた。
その先輩とは、俺をオカルト道へ引きずり込んだ元凶のお方だ。
いや、そのお方は端緒にすぎず結局は自分の本能のままに俺は俺になったの
かもしれない。
「師匠、なんかいいバイトないですかね」
その一言が、その夏もオカルト一色に染め上げる元になったのは確かだ。

44 病院  ◆oJUBn2VTGE ウニ 2006/10/15(日) 20:37:10 ID:lY9MF+tv0
病院のバイトとは言っても、正確にいうと「訪問看護ステーション」という
医療機関の事務だ。
訪問看護ステーションとは、在宅療養する人間の看護やリハビリのために、
看護師(ナース)や理学療法士(PT)、作業療法士(OT)が出向いてその
行為をする小さな機関だ。
ナース3人にPT・OT1人ずつ。そして事務1人の計6人。
この6人がいる職場が病院の中にあった。
もちろん経営母体は同一だったから、ナースやPTなどもその病院の出身で、
独立した医療機関とはいえ、ただの病院の一部署みたいな感覚だった。
その事務担当の職員が病欠で休んでしまって、復帰するまでの間にレセプト
請求の処理をするにはどうしても人手が足りないということで、俺にお声が
かかったのだった。
ナースの一人が所長を兼ねていて、彼女が師匠とは知り合いらしい。
60近かったがキビキビした人で、もともとこの病院の婦長(今は師長とい
うらしい)をしていたという。
その所長が言う。
「夜は早くかえりなさいね」
あたりまえだ。大体シフトからして17時30分までのバイトなんだから。
なんでも、ステーションのある4階はもともと入院のための病床が並んでい
たが、経営縮小期のおりに廃床され、その後ほかの使い道もないまま放置さ
れてきたのだという。今はナースステーションがあったという一室を改良し
て事務所として使っていた。そのためその階ではステーションの事務所以外
は一切使われておらず、一歩外に出ると昼間でも暗い廊下が人気もなくずーっ
と続いているという、なんとも薄気味悪い雰囲気を醸し出しているのだった。
それだけではない。ナースたちが囁くことには、この病棟は末期の患者の
ベッドが多く、昔からおかしなことがよく起こったというのだ。だからナース
たちも夜は残りたくないという。勤務経験のある人のその怖がり様は、ある種
の説得力を持っていた。

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洒落怖 病院の怖い話

さかさづり

477 本当にあった怖い名無し 2008/05/14(水) 22:54:08 ID:0CAI4x1kO
二か月前まで働いていた病院での体験。

足を折った幼い女の子が入院してて、その子がある病室の前を通るとすごく怯えるんですね。早く行こうよ、って。
気になって聞いてみても何にも言わないし放っておいたんですけど、あるときその子が真夜中にナースコールを押して来て、

「さかさづりが来る!さかさづりが!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!さかさづりが!」
って意味不明なことを叫び出すんです。
こちらもびっくりしてその子の病室に走って行くと、その子がワンワン泣きながら

「さかさづりが!さかさづりが!」

って言って、歩けないのに這いつくばって逃げようとするんですよ。
頭おかしくなったのかと思って、三人掛かりでその子をベッドに寝かせたんですが
その子が一際大きな声で

「あああああああああああ!!!さかさづりいぃぃい″!!!!」

って叫んで、気絶したんですよ。脈は早いけど、特に異常もないんで、取りあえず意味わかんないね、って職員三人で病室を出ようとしたんですが、そのとき、
月明りに照らされた向いの病室に、プラプラ揺れる人間みたいな影があって。
まさに「さかさづり」みたいな。
でも窓の外は何もないし、何かが吊してあることももちろん無くて。自分たちも叫びながら病室を出ました。
元職場のその病院は、7階建でまわりに草木もないし、女の子の病室は最上階だったので、なにか外にあるものの影では絶対にないんですよね。
あれが何なのかはわかりませんが、すごく 怖かったです。

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洒落怖 病院の怖い話

旅は道連れ

359 本当にあった怖い名無し 2007/10/09(火) 00:02:43 ID:jaTmh3KaO
10月になったばかりの某日、ケイさんが職場に遊びに来た。大騒動を起こして辞めたくせにちゃっかり遊びに来れる神経がオカルトだと俺は思う。
ケイさんは和気藹々と職員の皆と喋り、1時間ほど滞在して帰った。
そしてケイさんが遊びに来た日の夜、心筋梗塞を起こして84歳の患者さんが亡くなった。
偶然だろうが、やっぱりケイさんは死神か疫病神か何かの類なんじゃないかと、俺は本気で思った。
そして、またひとつ嫌な思い出を思い出した。前置きが長くなったが、本題に入る。
確か、去年の正月だったと思う。寮生組の俺とケイさんと俺の同期の松田は、新年早々夜勤が入っていた。
冬、特に1月~2月ってのは、寒いからか患者が亡くなる率がすごく上がるんだが、今年も例外なく「今夜が峠」みたいな患者が新年早々数名いた。
死後処置の面倒臭さはハンパじゃないので、翌日のことを考えて、その日は皆、萎えまくっていたように思う。
夜、俺と松田がテキトーに各階の巡回をして、カルテを書いていた中、ケイさんは休憩室で御神酒と称して酒を飲んでいた。アル中めが。
そしてカルテも書き終わったころ、突然ナースコールが鳴った。405号室—-空部屋からだった。
しかし実際、ナースコールの誤作動ってのは結構あって、誰もいない部屋からコールがあるってのは珍しくもなんともなく、恐くもなかった。
ナースコールを止め、俺と松田はカルテを書き続けた。
…が、またナースコールが鳴った。同じ405号室から。
「ちょっと俺、切ってくるわ」
松田が立ち上がって、405号のナースコールの主電源を切りに行った。俺はそれを見送って、カルテを書いていた。そのとき、ふと気付いた。
松田の後ろに、誰かがいる。
「…?」
目を懲らすと、病衣を着た男だとわかる。暗くて顔が見えないが、チラリとこちらに横顔が見えたとき、俺は心臓が跳ね上がった。

361 本当にあった怖い名無し 2007/10/09(火) 00:04:25 ID:jaTmh3KaO
それは、『今夜が峠』の患者のひとりで、三日くらい前から昏睡状態だった岡田さんだった。
アングリと口をあけて、焦点の定まらない目をしている。両手は不自然に前に垂らされ、やたら猫背になって、松田の後をついていく。松田は岡田さんを引き連れて405号室に入っていった。
俺は思わず松田を呼び止めそうになった。すると、
「お前といい松田といい、揃いも揃って役立たずな上に疫病神たぁどうゆうことだ」
背後から声。言わずもがな、ケイさんである。いつのまに立ってたのか、酒が入っても相変わらずの無表情で俺の背後にいる。
「ケイさん、あれ…」
「よーく見てみろ。ホラ。」
ケイさんが促す。廊下に目をやり、俺は再び心臓が跳ね上がった。
増えてる。405号室から出て来て、こちらに歩いてくる松田の後ろに、人が。増えていた。なかには、違う病棟の患者もいる。
皆一様に、アングリと口をあけて、焦点の定まらない目をして、両手は不自然に前に垂れ、やたら猫背になって、松田の後をついていく。
「あ、あ、あれ、前田さんに、C病棟の宇佐美さんですよね…」
恐る恐る話しかけるが、ケイさんは欠伸をして、
「C病棟は管轄外だ。俺の知ったこっちゃねーよ」と冷たく言い放った。この人は本当に看護士なのだろうか?
「ケイさん、あれ、どうするんですか」
あの人たちは無害なのか、松田は大丈夫なのか、気になって聞いた。しかしケイさんは再び大欠伸をすると、
「人間てのは寂しがりだから、誰かを道連れにしたがりやがる。旅は道連れ、なんとやら、ってやつだ。自分以外に2人も連れてくんだ、これ以上は大丈夫だろうよ。ま、松田が死んでも、死後処置やんのは俺らじゃねーし。いんじゃね?どうでも。」と言った。

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洒落怖 病院の怖い話

入院中の話

入院時の話

他の病室が満杯だったために、
俺は手術後の患者が入れられる部屋ずっと入れられていた
そこに、おじいさんが入ってきたときの話だ

夜の12時 消灯時間を過ぎたが、豆電球をつけて本を読んでいた
さて寝ようかと、本から目を離したとき
俺の脚の方に相部屋のおじいさんが立っているのが見えた
何か用かと尋ねると、うんともすんとも言わず
自分のベッド方に戻っていった
このときはまだ疑問を抱く程度であった

それから眠りについて寝返りを打ったとき
寝ぼけ眼に、おじいさんが俺の左側に立っているのが見えた
これはさすがに只事ではないと思い
再度尋ねてみるが、おじいさんはやはり何も言わない
そして今度は俺ベッドの右側に来てなにやらキョロキョロとしている
何でもなかったときのことを考えると
ナースステーションに行って話をするなど到底無理だった

気味が悪くなった俺は、一度部屋から出てトイレへと駆け込んだ
しかし、何十分もトイレにいるのもまた気持ちの悪いもので
俺はしぶしぶ病室へと戻った

476 入院中の話2/2 sage 2010/08/06(金) 19:30:18 ID:yVWGHkuZ0
病室ではおじいさんが部屋の真ん中で、柱のように身動き一つせずたっていた
俺が入るなり、おじいさんは首を回して俺の方をじっと見ている
俺はこのとき初めて、身の危険というものを感じた

逃げるようにベッドへ入ろうとする俺の手をおじいさんの手が掴む
その手は、生暖かい液体(……恐らく血)で濡れていた
夢中で手を振り払うと、ナースコールを何度も押した

「どうしました!?」看護婦が入ってきて電気をつける
「おじいさんが……おじいさんが……」と俺
そのとき気づいたのだが、手に付いていたのは血ではなく、尿であった
「あら、●●さん、お漏らししちゃったの」
老人の周りには水溜りが……

次の朝、看護婦さんに教えてもらったのだが
そのおじいさんは自分が部屋を移された事に気づいておらず、
俺のベッドの位置が丁度、前の部屋から見たトイレの位置にあったらしい
聞かされた後で、怖さ倍増といったところか

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洒落怖 病院の怖い話

おかっぱに花柄パジャマ

261 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/09(木) 13:32:03.76 ID:qO8E4Nqa0
今から2年ぐらい前の話。
お昼近くにモス○ーズバーガーが無性に食べたくなって、自転車でモスに行こうとしてた。
横断歩道で、もう少しでモスというところで、左折してきた普通車に自転車ごと轢かれた。
色々打撲擦り傷とかあったんだけど、左足がボキっておれてしまって、
市内の大きな病院に入院することになった。
圧倒的な力に体を壊されるってこういうことなんだと思いながら、処置が終わった足を眺めつつベットでぐったりしてた。
病室は個室で、比較的新しい病院だからとっても綺麗でベットで寝てても可動式の小さいモニターのTVが目の前に伸ばせたりするので、ちょっと感動してた。
そんな時にお母さんとお父さんが病院あわてて病室に来て、なにやってんの!と怒られて頭をお母さんに殴られた。
青信号でちゃんと渡ったのに、ひどい!何で私が怒られなきゃいけないの!と逆切れしてたのをおぼえてます。
警察の人に、車を運転していた人が知ってる人でしたかとか聞かれてたりして、
こんな風に調書ってとられるんだーってちょっとドキドキしながら、生まれてはじめての入院にちょっとワクワクしてました。

でも、その夜。
お母さんは病室に泊まらないで、私の着替えとか用意して帰ってしまったので、
疲れたし擦り切れた腕とか痛いしで、色々落ち着いた16時ごろからベットの中で起きたり寝たりを繰り返してた。
たしか23時ぐらいだとおもうんだけど、目が覚めたら、私のベットの隣でおかっぱの痩せた女の人が立ってたの。
思いっきりびっくりして誰!?っておもったけど、大きなバラの花柄のパジャマ着てたから入院患者さん?って思って「え?間違って入ってきたの??」とおもって、時計見ようと顔だけ横向いて、またその人を見たらその女の人がいなくなってた。
「えええええええ!?」って一人パニックを起こしてたんだけど、見間違え??かな??っておもって。

262 本当にあった怖い名無し sage 2011/06/09(木) 13:33:03.90 ID:qO8E4Nqa0

寝たり起きたりを繰り返してたからなんかボーっとしてたのもあって、寝ぼけてた???と自分を納得させて、もう一回寝ようとまた寝た。
そして、日中から寝て起きてを繰り返してたから、また夜に目が覚めてちゃって。
そしたら、またあの痩せたおかっぱの女の人が私のベットの隣に立ってた。ジーっと私を見てる。少し怒ったような表情で。
「えええええええっ」っておもって!夢?!じゃない?!って言うか誰!!!って、そのとき初めて全身がぞわっとなった。
あわててナースコール押して布団を頭からかぶって、こわいこわいこわいだれだれだれ!!!><看護師さん早く着て!!!早く来て!!!!ってすっごい願ってた。
ナースコール押したから「○○さんどうしましたー?」ってちっちゃいスピーカーから看護師さんの声が聞こえたけど、怖くて布団から出れなくて、しゃべれなくて固まってた。
ちょっとぽっちゃりののおっとりしたナースさんが、「○○さんどうかしましたかー?」って病室に入ってきてくれて、布団から顔出して見てみたらその女の人はまたいなくなってた。
「すみません;;こんなことで呼ぶのも悪いと思ったんですけど><信じてください><」
ってめっちゃ泣きながら、その看護婦さんに2回あったおかっぱの女の人の話をした。
「どうしたらいいですか?お部屋って変えられませんか><なんか怖いです」
ってナースさんに訴えたら、ナースさんがナースコール押して、もう一人のナースを呼んでくれて、ぽっちゃりナースさんが新しく来たナースさんに事情を説明して、そのナースさんはどこかに行かれて、ぽっちゃりナースさんが
「いま、手配しますからもうちょっと待っててくださいねー。用意できるまで私ここにいますから安心してください」
って言ってくれて、無事違う病室に移ることが出来ました。
その日の夜は、何かあったらすぐナースコール押してくださいといわれて、また来るかもっ!と不安に思いながらすごしたのですが、その後病室を変えて以来何も起きませんでした。
無事退院して、今まで幽霊とか一切みたことがなかったのに、本当にびっくりしました。