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意味が分かると怖い話

目撃者

私は仕事ですごく疲れ自分のマンションに帰ってきた。
高い階に住んでいるのでエレベーターに乗ろうとしたらすでに男が乗っていた。
男は帽子を深く被り顔を見せないようにして立っている。
「気持ち悪いなぁ」と思ったが仕方がないので軽く挨拶をして乗った。
男は返事もせずただじっとうつむいたままだった。
男は途中でエレベーターを降りた。降りる時に肩がぶつかった。
一応私は「あ、すいません」と謝ったが、その男は無視して
またさっきのように顔を見せないよううつむいたまま降りていった。
自分の部屋に帰り、少し落ち着いたところで何気なく男とぶつかったところを見てみると、
結構派手に血がついていた。
「うわぁー、なんなんだ。気持ち悪い」と思ったがさほど気にせずにいた。

それから何日か後、突然部屋のインターホンが鳴った。
『ピンポーン』「誰だろう。」とドアの覗き穴から見てみると警官が立っており、

「すいません、実はこのマンションで何日か前に殺人事件があったのですが、
あやしい人物などを目撃されませんでしたか?」

と聞いてきた。

「あ、あの人のことかな」と思ったが、その時見ていたドラマがちょうどいいところだったし、
仮に「見た」とでも言おうものなら詳しく聞かれてかなりの時間を割かれてしまうし、
大変だと思ったのでドア越しに「いいえ、見ていません」と言うと、何事もなく警官は帰っていった。

それから次の日、テレビを見ていたらニュースである殺人事件のことを報道していた。
場所はこのマンション。あの変な男とエレベーターに乗り合わせた日だ。

「やっぱりあの日なにかあったんだ」もう犯人は捕まったらしい。
そのあとテレビに犯人の顔写真が映された。

あの警官の顔だった。

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師匠シリーズ

エレベーター

191 エレベーター  ◆oJUBn2VTGE ウニ 2008/02/11(月) 23:40:48 ID:sx6grxVr0
大学1回生の秋だった。
午後の気だるい講義が終わって、ざわつく音のなかノートを鞄に収めていると、同級生
である友人が声を掛けてきた。
「なあ、お前って、なんか怪談とか得意だったよな」
いきなりだったので驚いたが、条件反射的に頷いてしまった。
「いや違う、そうじゃなくて、怪談話をするのが得意とかじゃなくて、あ~、なんつっ
 たらいいかな」
友人は冗談じみた笑いを浮かべようとして失敗したような、強張った表情をしていた。
「……怖いのとか、平気なんだろ?」
ようやくなにが言いたいのか、わかった。彼の周囲で何か変なことがあったらしい。だが
頷かなかった。平気なわけはない。
「外で聞く」
まだ人の残った教室では、あまりしたくない話だ。俺はその頃はまだ、できるだけ普通の
学生であろうとしていた。
夕暮れの駐輪場で、自転車にもたれかかるようにして経緯を聞く。
彼は郊外のマンションに一人で住んでいるのだと言った。エレベーター完備の10階建て
で見通しの良い立地場所なのだとか。親が弁護士で、仕送りには不自由していないのだそ
うだ。口ぶりから自慢げな雰囲気を嗅ぎ取った俺が、「帰っていい?」と言うと、よう
やくそのマンションで気味の悪いことが起こっているという本題に入った。
「エレベーターで1階に降りようとしたらさ、箱の現在地の表示ランプが上の方の階か
 ら下がってくるわけよ。それで自分トコの階まで来たら開くと思うじゃない? それが、
 なんでかそのまま通過するんだよ。ちゃんと下向き矢印のボタン押してるのに」

192 エレベーター  ◆oJUBn2VTGE ウニ 2008/02/11(月) 23:41:59 ID:sx6grxVr0
それが頻繁に起こったので、彼は管理人に電話したのだそうだ。故障しているのではな
いかと。しかし、数日後「業者に見てもらったが正常に作動中」だとの返答。他の住民
に「最近、エレベーターの調子悪くないですか」と聞いてもみたが、「さあ」と返され
ただけだった。
「箱の現在地が下の方の階にある時だって同じことが起こるんだ。ボタン押して待って
 ても、開かずに通り過ぎるんだよ。それでランプ見てると上の方の階で停止してるだ
 ろ。上の階の人が先にボタン押して箱を呼んでても、途中の階で後からボタン押した
 らちゃんと止まるよなあ。デパートとかだと。まあでも設定が違うのかもと思ってさ
 あ、イライラしながら待ってたらやっとランプが降りてきて、自分トコの階で止まる
 わけよ。それでドアがスーッと開いたら……」
彼はそこで言葉を切って、微かに震える声で言った。
「誰もいないわけよ」
ちょっとゾクッとした。
確かになにか変だ。
自分の階をスルーして上の階で止まったはなんなのだ。誰かが乗ろうとしてエレベーター
を呼んだのではないのか。
「そんなことが続いてさあ。もうなんか、気味悪くて」
俺の部屋、4階なんだ……
それがさも因縁めいているかのように、彼は言う。
しかも、5号室。てことは、ひぃふぅみぃよぉの、4つ目の部屋なんだ……
「最悪だよ」
そう言って溜息をついた。
彼はそういう数字的なものを気にするタイプらしい。サッカー部に属している彼に快活な
イメージを持っていた俺は、そのうなだれる姿を意外に思った。

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自己責任でお願いします

危険な場所

373 本当にあった怖い名無し sage 2008/03/13(木) 20:41:31 ID:sWUvv7EL0
この話は自己責任で読んでください。
廃墟みたいな専門学校が職場なんですが、残業で一人残っていて、
もう電車もなかったのでその日はそこで寝ることにしたんです。
冬の最中で寒い時期だったので、隙間風の多い職場で寝るのは苦痛でした。
なので、エレベーターの中で寝ようと思ったんです。
私は小柄だったのでさほど窮屈な思いもせずに、密室の中で寝ることができました。
その夜に突如金縛りに遭いました。
体が動かせず、頭もはっきりしているのですが、夢の延長のような幻を見ていました。
やたらリアルで、その幻は、去年の夏に友人たちとキャンプに行ったときのものでした。
そこで友人と周囲の山を車で散策していると、古びたトンネルを見つけたのですが、
その様子も克明に映し出されていました。
トンネルの前にボロボロになった鎖と立て札があり、入るべからず、と書いてありました。
友人は悪ノリして、「今夜はここで肝試しをしよう」と言い、私も賛成しました。
その夜、皆でトンネルの前に集まり、さあ肝試しをしようというところで、
ある霊感持ちの友人が、「ここはヤバいよ。帰ろうよ。」と言い出しました。
別の友人も、「そういえばこの辺りに神隠しのトンネルがあるって聞いたことがある」と言い出しました。
かくいう私も、オカルト道の師匠と仰ぐ人から、「お前の行くキャンプ地の近くにはヤバいスポットがある」と聞かされていました。
悪ノリした一人の友人が、「そんなことあるわけないじゃん」と行って、ズンズンとトンネルに入っていきました。
その友人はなかなか帰ってきません。意を決して私もトンネルに足を踏み入れました。
そこで目が覚めました。しかし、まだ身体は金縛りにあったままです。
仕方がないので耳を済ませていると、足音が聞こえます。
学校に忘れ物した生徒が取りに来たのかな?とも思いましたが、時間的にありません。
と、いきなりエレベーターが動き出し、扉がスライドして開きました。
そこには呆然とした顔の友人がいました。
トンネルに入って真っ暗になったと思ったらエレベーターの前にいたそうです。
何故このような時間のズレがあったのか分かりません。
ただ、あのトンネルは中で空間がねじれた危険な場所だったのでしょう。
二度と行かないようにしたいと思います。

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ストーカー・きちがいの話 洒落怖

赤い女

835 赤い女 2011/06/12(日) 13:32:48.65 ID:4bqrYgIRO
深夜、コンビニで酒とつまみを買おうと自宅のマンションの部屋からエレベーターで一階に降りようとしたら
エレベーターの中に長い黒髪の赤い服の女が俺に背を向いて立っていた。
それも鮮やかな真紅の服で黒髪も深い色だった。コントラストがなんとも言えない、そして微妙だにしない。
俺は深夜に女性一人でエレベーターに乗ってることに始め驚いたが
その異様な雰囲気とその場の空気に不快感を覚え速く一階に出たかった。
気をまぎらわすため、好きなテレビ番組を思い出していたら気付いてはいけないことに気づいてしまった。
何気に目線を女の足元にやると、俺は目をギョッとして心臓に冷水が一気に流れこんだ。
靴がこちらを向いていた。
つまり、俺に背を向けていたわけでなくずっとこちらを向いていた。
リングの貞子のように長い髪の毛を顔から胸に垂らしてこちらに向いていた。
冗談じゃない、こんな所にいられるかと思い3階に飛び出すように降りた。
そのまま、近くのコンビニへ駆け込んだ。夜に虫が光に群がる気持ちが分かったような気がした。
ふと、冷静に考えてさっきの出来事を考えると、変なところに思考がいった。
両腕は、女の異様に気づく前は両腕をへその下の辺りで結んでいるのかと思ったが
実際はお尻の辺りで両腕を結んでいた。こちらを向きながら
もしかして、俺を凝視しながら背後に隠した刃物とかで殺してやろうかと思っていたのだろうか?
全身に鳥肌がたち、寒気と同時に一瞬体が麻痺した。

837 赤い女 2011/06/12(日) 14:09:03.77 ID:4bqrYgIRO
俺は幽霊を信じない達なので、精神異常の女が夜中フラフラしているのかと思った。
つまみとか買える気分じゃない。まだマンションの中をうろついているのかもしれない。
とうまきにマンションの外から様子を見ようと思い、気持ちを整えてからコンビニをでた。
マンションの前まで来たら・・・女が外に出ていた。
長い髪の毛を顔から垂らしながら、かなりの猫背の股を開いたガリマタの姿勢でなにかを探す素振りをしていた。
もしかして俺を探してるのか?目の前の風景に血の気が引いて石の棒のようにぼっと突っ立ってて体が動かない。
マンションの無機質な照明の光に照らされ、それは激しく頭を揺らしながら聞き取れない笑い声のような声を出していた。
腕の部分は始め暗くてはっきり見えなかったが、照明よって照らしだされた。

錆びた出刃包丁を持っている。

これはだめだ。はやく警察に電話しないとと思ってる最中、女と目があった。
エレベーターでは顔が見えなかったが、見開いた狂って笑ってる目がはっきり見えた。
張りつめた弦が切れるように俺はマンションを背にして逃げた。
まるでいつもの風景が異界に迷いこんだかのように変化している雰囲気がした。

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ストーカー・きちがいの話 洒落怖

宅配の仕事

854 本当にあった怖い名無し sage 2008/08/08(金) 09:53:29 ID:RgLPjNzoO
宅配の仕事をしてた時の話。
とあるマンションの一室に配達することになったのだが
そのマンションが結構古びてて雰囲気のある感じ。
確か12、3階建ての最上階が配達先だったと思う。
音がでかくてスピードの遅いエレベーターで配達先を目指す。
その部屋の前までいったらドアが15cmほど開いてた。
無用心だなと思いつつ呼び鈴をおす。
反応がない。もいっかいおす。
開けっぱで留守かよと思いドアの隙間から覗いてみた。
椅子に寝そべるように腰掛けた素っ裸で人が殺されてる!!
よくみるとそれはマネキン(等身大で関節部が動く人形)の胸に刃物が三本刺さってる。
長髪で帽子を被った男の人形。
裸なのに何故帽子だけ?
部屋は薄暗く水槽のコポコポいう音だけが聞こえる。
気味が悪いけど仕事なので、もいっかいだけ呼び鈴をおし不在票をいれ帰ろうと思った。
不在票を書き終え前を向くとドアの隙間から女が覗いてた。
30~40くらいの異様に痩せたオバサン。
無言でじっとこちらを見てる。
「○○さんですか?私…」と定型文の挨拶をして荷物を渡し逃げるようにエレベーターに。
そんなことはないだろうと思いつつ荷物を渡してる間殺されるのでは?と怖かった。

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目的

66 何が目的だったの? sage New! 2007/09/05(水) 09:53:19 ID:3Gog1VLy0
1/2
友人の彼女の話。
彼女(A子)は、私の友人と付き合う前、S県にある
マンションに1人暮らししていたのですがその時の話です。

A子が異変に気付いたのは、会社の忘年会で遅くなって帰宅
した時の事でした。
最上階の9階に住んでいたA子はエレベーターに乗ろうと
したのですが、利用者が居なくなる時間帯は1階に停止して
いる事が多いエレベーターが9階に止まっていたのです。
やって来たエレベーターには誰も乗っていませんでした。
以来、深夜に帰宅すると2回に一度くらいは、エレベーター
が9階に止まっているのにぶつかりました。
そんな事があってからの事。

帰宅してシャワーを浴びようとしたA子は(うん?)と
思いました。浴槽に何か落ちているのです。
(下着を落としたのかな?)と思って拾い上げると、それは
男物のブリーフで、酷く汚らしく汚れた物だったのです。
真っ青になったA子はすぐに110番通報しました。

駆けつけた警官に事情を説明したA子に、警官は『誰か男の
知人にカギを渡していませんか?』などと失礼な質問もして
きたのですが、その様な事実はないと告げると部屋を調べ
始めたそうです。

67 何が目的だったの? sage New! 2007/09/05(水) 09:53:52 ID:3Gog1VLy0
2/2
『何か無くなっている物とか有りますか?』と訊ねられました
がA子には心当りは有りませんでした。
A子の立会いで洋服タンスの引出しの中を調べていた警官は
『おや?これは何ですか』と聞きます。
そこは主に夏物の衣類をしまってあった引出しでしたがTシャツ
の間に一枚の紙切れが有ったのです。A子の健康診断書でした。
会社名、会社住所が印刷され、A子の住所も記入されていましたが
何とその全てに赤インクで丸印が書かれていたのです。

程なくやって来た鑑識係が言うには、ベランダから入った形跡
があり、マドのカギに侵入した時の傷がある。又、恐ろしい事に
そのカギの傷は複数回の物らしいとの事だったのです。

『お嬢さん。これだけ複数の侵入をして何も盗まないという事は
本人を狙った可能性もあるんですよ』
複数の侵入で、今回初めてこの様な行為に出たからは、次回の侵入
で行為がエスカレートする可能性が高い。
最悪の場合、犯人が侵入中に帰宅して出くわす事も有る。

帰りがけに年配の責任者らしい警官が言ったそうです。
こんな事は公式には言い難いし、あくまでも私個人の意見という事
にして聞いて欲しいのですが、と前置きして

『引越した方が良いです』

A子は即日実家に引っ越したそうです。会社までは辞めません
でしたが、上司に異動願いを出したそうです。