パーティーの誘い

大学1年の時に休み時間によくパソコン室に行ってたんだけど、
そこで俺によく声をかけてくる男子学生(B君としておく)がいた。
最初は挨拶程度と言うか軽い会話程度だったんだけど、ある日B君が
「いろんな大学の学生が集まるパーティーがあるから来ないか?」と言ってきた。
俺はそういう人の集まりが苦手だったから断ったけど、B君はしつこく誘ってきて
仕方なく「行く」と答えてしまい、その「パーティー」に参加する事に。
しかしその「パーティー」の前日からインフルエンザになってしまい、
パーティー当日も熱があって具合悪かったからB君に
「ごめん、具合悪くて行かれない」とメールしたら「だったら友達と車で迎えに行くから、
詳しい住所教えて」と電話が来た。B君に異常なものを感じた俺は
「行ったらみんなにインフルエンザうつしちゃうから・・・
それに熱があって吐き気があるからこれから病院に行くんだ」と言って電話を切った。
それで俺は親の車で病院に行ってたんだけど、俺の携帯には(家に置いていた)
B君からの着信とメールが入りまくってて留守電には893みたいな声で
「テメー何で来ねえんだよ!」「氏ねや!」みたいな伝言が入ってた。
―その後大学内でB君を見かけなくなったんだけど、大学の掲示板と
学生課が出してる学内メールに「大学内で本学の学生のふりをして
「パーティーに参加しないか」と誘う不審な人物にご注意下さい。
その人物は「経済学部2年の○○○○」と名乗っているそうですが、
調査した結果、本学内に「○○○○」という名前の学生が
在 籍 し て い る 事 実 は あ り ま せ ん。」
その○○○○って名前がB君の名前だった。それから数ヵ月後、
とある事件の容疑者として写真と名前が出てたのがB君だった。

祖父母からの贈り物

私が15歳の1月。受験を目の前にして、深夜から朝まで受験勉強を
していたとき。机の上においてあった参考書が触ってないのに
急に落ちた。溜息をついてそれを拾いに机の下にもぐったとき、
それが起こった。

1995年1月17日5時47分。
私の住んでいた地方は戦後最大の地震に襲われた。
ものすごい地響きといろんなものが壊れる音を机の下で聞いていた。
しばらくして揺れが収まり、机から這い出すと
机の向かいにあった窓ガラスが椅子の背もたれに刺さり、
机の上はガラスと倒れてきた本棚でぐちゃぐちゃだった。
わたしは拾った参考書をみて、驚いた。

参考書だと思っていた本は、祖父母に前日買ってもらったばかりの
日記帳。

12 :大好き :03/05/22 23:05
鍵付きで革張りの、ちょっと高価なものがクラスで流行っていて、
私も例に漏れず欲しくなり
(今となってはどうして欲しかったのかもわからないけど)
買ってもらったものだった。
「あれ?」とおもって中を開くと、最初のページに

「生きていることをただ感謝し、毎日を大事にせよ」と
僧侶だった祖父の達筆な言葉が書かれていた。

はっと我に返ったとき、母が血相を変えて私の部屋に来た。
机の下で丸まっている私を見て、無事な姿に大泣きしていた。

その2時間後。祖父母が地震で亡くなったと叔父からやっと連絡があった。
ところが、亡くなっていたのは布団の上ではなく、二人とも
本堂の仏さまの前だったと言う。

後から聴いた話で、祖父母は、受験前の私のために、
毎日朝5時半ごろから仏様に読経をしてくださっていたのだ。
あの日記帳を落としてくれたのは、祖父母だったのではないかと
おもえてなりません。

そのことがあって、私は受験高校を変更、現在は看護婦をしている。
生きていることを感謝し、毎日を大事にしたい。

日記という名の手紙を毎日日記帳につづり、祖父母に供えて手を
あわせています。
今年で8冊目。

いとこが末期がんになった

666 :本当にあった怖い名無し:04/09/27 12:34:22 ID:xoBMnQ8J
オレのいとこの話をひとつ。

非常に仲の良いいとこが、25のとき末期がんになった。
人間としてすごく見ごたえのある人物だっただけに、身内一同とても落胆した。
いとこには当時付き合っていた彼女がいたが、心やさしい彼は嘘をついて彼女に別れを告げた。

それから1年半がたって、抗がん剤でなんとか延命していたが、
いよいよ抗癌剤の効き目がなくなってきたらしく、ガンは徐々に大きくなっていった。

667 :本当にあった怖い名無し:04/09/27 12:42:13 ID:xoBMnQ8J
さすがに自分の余命を察したのか、それまで前向きだった彼も、毎日のように死を口にするようになった。
オレは励ますつもりで、
「ガンって特効薬は、実は人間の身体に存在してるかもな。
 お前今日から、ガンが治るよう頭の中で呪文のように唱えろ」
なんて、気休め程度のことを口走ってしまった。
(つーか、何の根拠もない『ガンからの奇跡の復活』みたいなので読んだ話をしただけだった)

669 :本当にあった怖い名無し:04/09/27 12:49:49 ID:xoBMnQ8J
それから1ヶ月したある日、見舞いにいったオレにいとこが変な話をした。
聞くと、白衣を着た人間が、白い大蛇に乗って彼を治療にくる夢を、1週間に1回くらい見るようになったらしい。
「あー、オレついに、脳に転移しちゃったんだなw」なんて2人で笑った。

だが、それを境に奇妙なことが起こりはじめる。
まず、体力が回復してきて、食欲がでた。
そして、ガン細胞が増殖を停止したどころか、縮小し始めたのだ。
「ひょっとしたら、切れるかもしれない」
前回、姑息手術で終わっただけに、その医者の言葉は信じられなかった。

670 :本当にあった怖い名無し:04/09/27 12:58:43 ID:xoBMnQ8J
その手術の前日、夢のなかにあの医者がやってきた。
彼いわく、「今日が最後の治療になる」と言ったそうだ。
彼は思わず「あなたは何者か?」尋ねたら、
「お前が作り出した者だ」と答えたという。

手術は成功した。ってうか、がん細胞はほとんど消えていたみたいだ。
驚くべきは、術後の医者の言葉だった。
「どこかで治療しました?」
「何でですか?」
「だって、私の記録に無い治療を行われた痕があったような・・・。記憶違いかもしれないけど」

驚いた。っていうか、マジぞわーってした。
医者の話によれば、ごくまれに末期からの復活をする人がいるらしいけど。
オレはあの医者だと思ったが、リアル世界では通用せんと思って心の中にしまっておくこととした。

671 :本当にあった怖い名無し:04/09/27 13:04:18 ID:xoBMnQ8J
奇跡はこれで終わらなかった。
完全回復した彼は、くそまじめなことに、突然別れた彼女に対してお詫びをしようと何年かぶりに彼女に連絡をした。
それから何年かして、先日彼らは結婚した。
新郎側は涙、涙だった。

曰く付き物件のいい話

330 名前:1/2[sage] 投稿日:2009/10/28(水) 10:20:26 ID:7vLPeM040
長いと怒られたんで分ける。

半年位前のことなんだが。
今のアパートは所謂「出る」という噂のあるワケアリ物件。
だが私は自他共に認める0感体質、恐怖より破格の家賃に惹かれて一年前に入居した。

で、この部屋の台所の壁の一角に、変な形の染みがあった。
人間を逆さまに吊るしたような形で、0感の私もこれは流石に気味が悪く、好きなアーティストの
どでかいポスター(畳一畳分くらいある)を貼って隠すことにした。
しかしこのポスターが、金曜日の深夜0~1時頃になると必ず左上がペロン、と剥がれるんだ。
何度画鋲を刺す場所を変えても、両面テープと画鋲を併用しても、金曜日の深夜0~1時頃になると
必ず剥がれる。
そして剥がれてから小一時間くらいの間、怪音(ラップ音?)が鳴り始め、台所の食器棚の引き出しが
勝手に開いたり、棚の奥に入れてあるお椀とかが床に落ちたりという怪現象が起こる。
本当に毎週金曜日の夜に必ず起こるので、怖くなって「見える」という友人に見てもらったことがある。
そしたら、年配の男の人の霊がいる、と言われた。
ところがここが0感体質の凄さと言うのか、最初こそ怖かったが私はだんだん慣れてきて、金曜日の
深夜になる度に「あー、今日もおっちゃん来るかなーw」と、怪現象を楽しむようになっていた。

331 名前:2/2[sage] 投稿日:2009/10/28(水) 10:21:23 ID:7vLPeM040
で、件の半年前。その日は恒例の金曜日だった。
私は在宅の仕事をしている。その夜も仕事が一段落し、ちょっと休憩するかーと背伸びをした瞬間、
腰にビシィ!!!と凄まじい激痛が走った。
床に倒れこみ、あまりの痛みに立つことが出来ず、机の上の携帯を取ることさえ出来ない。
その内激痛で身動きすら出来なくなり、声も出せず正に瀕死の状態に。
どうしようどうしようとパニクっていたら、外で救急車の音が聞こえ、玄関を開けて救急隊の人が
駆け込んできた。
そして私は病院へ運ばれた。診察の結果、椎間板ヘルニアだと判った。
搬送中はとても話が出来る状態ではなく、落ち着いてから救急隊の方に事情を聞かれた。
「お父さんと同居されているんですか?」と尋ねられたので「いえ、私は一人暮らしです」と答えた。
そしたら隊員の方は(゚д゚)?な顔で
「おかしいですね、確か年配の男性の声で119番通報があったんですけど…」
と首をかしげた。
更に聞いたら、玄関は鍵もチェーンも掛かっていなかったと。
いや、その日は仕事の打ち合わせから帰宅した後、間違いなく鍵とチェーンを掛けた。
その後外出していないし、お手洗いに立ったときも確かに掛かっているのを見ている。

兄との生活

24 :本当にあった怖い名無し:2007/01/24(水) 12:19:16 ID:tuy2/xH80
私が幼い頃、母兄私の3人で仲良く暮らしていました。
しかし兄が14歳になる頃、母が事故死してからは親戚をたらい回しされ、
私はまだ4歳でその時の記憶はほとんど無いのですが、兄はかなり肩身の狭い思いをしたと言っていました。
我慢ができず兄は家を飛び出し、幼い私は一人取り残されました。
親戚の家では初めての女の子で、まだ小さかったのもあり、かわいがってもらったのですが、
それでも兄のいない寂しさは今でも覚えています。

1年ほど経った頃、兄が私を迎えに来ました。住み込みで働ける所を見つけてきたのです。
親戚と揉めたりもしたが私は兄を選び、兄妹二人の貧乏生活が始まりました。
と言っても私は事の大変さが解っておらず、いつもわがままを言い、兄を困らせていました。
小学校に上がる時、ランドセルを譲ってくれないかと中学生の家に行って、町中を必死に探してきてくれたのに、
回りの子と比べ、新品じゃないとごねた事もありました。

人形が欲しい、服が欲しいとだだをこねても、困って笑うだけで私を叱らない優しい兄が、
私が靴を万引きしたときはすごく叱りました。
一時兄と気まずい時がありましたが、事件から3日後、玄関に新しい靴が置いてあるのです。
「やりくりすればこれくらい買えるんだからな」と言うと、仕事へ行った兄。
こんなかわいらしい靴をどんな顔で買ったのやらと想像して、笑って泣いた。
それからは私はわがままを言わず、進んで兄の手伝いをしました。

高校へ行かず働くと言った時は、久々に兄と喧嘩になったが、ガンコさに負けて高校へ進学、そして卒業。
生活もたまに外食するくらい余裕が出てきた頃、残念な事に兄が事故死しました。

25 :本当にあった怖い名無し:2007/01/24(水) 12:21:46 ID:tuy2/xH80
散々泣いて泣いて、なかなか立ち直れなかったのですが、
素敵な男性と出会い、支えてもらい、やっと立ち直れました。

その男性と結婚が決まり、結婚式前の夜、兄がやってきたのです。
「お前が結婚か~」と、のんびりと話し出しました。
その時私は、何かの催眠術にかかった様に動けずしゃべれなかった。本当は大声で泣いて抱きつきたかったのに。
「あのな、今日は謝りに来たんや。
 お前が4つの時、一人置いていった事、なーんにも買ってやれんかった事…他にもいっぱいあるんやけどな。
 お前がわがまま言わんくなったとき、俺はちょっとつらかった。
 高校へ行かんと言った時、本当はこっそり泣いてんぞ。不憫で自分が情けなくて」
私はぽろぽろ涙を流しながら、
『何で謝るん?私の方がいっぱい謝らんなんのに…
 ランドセルありがとう、制服も、学費も…靴今も大事に持ってるんよ…いっぱい迷惑かけてごめんね』
心の中でそう言うと、兄に聞こえたのか、笑ってゆっくり消えて行った。

大好きだったばーちゃん

63 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/30 13:12
小学生の頃大好きだったばーちゃんが死んだ。
不思議と涙は出なかったのだけど、ばーちゃんが居ない部屋は何故か妙に広く感じて、静かだった。

火葬が済んだ後、俺は変な気配を感じるようになった。
テレビを見てるとき、トイレに行く途中の廊下、誰かが俺を見ているようだった。
なんとなく「ばーちゃんだな」と思ったけれど、そのときは別に気に止めなかった。

次の日、眠りにつこうと布団に入りウトウトしていると、突然金縛りにあった。
金縛りは初めてだったので、かなりビックリしていると、
ドアの方から鈴の音が聞こえてきて、だんだんこっちの方に音か近付いてくる。
目を開けるのが怖かったので頑なに目を閉じていたけれど、目の奥にばーちゃんの姿が見えた。
馬鹿な俺はそのときパニック状態になり、
何故可愛がってくれた俺をこんな怖い目に遭わせるんだ、と心の中でばーちゃんをけなし続けた。
すると目の奥のばーちゃんは少し悲しそうな顔をして、鈴の音が小さくなると共に消えていった。
金縛りが解けた後は、怖かったので布団に潜り眠った。

64 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/30 13:12
次の日の朝、なんとなくばーちゃんの部屋に入り、一緒に折った折り紙の鶴などを眺めていた。
昨日の出来事を思い出したりして、ばーちゃんは何がしたかったのだろう等考えていたら、
とっさにある事を思い出した。
あの鈴の音。
ばーちゃんの財布に付いていた、猫と鈴の付いたヒモ。
俺はとっさにタンスを開けて、ばーちゃんの財布を取り出した。
財布の中には、少しのお金と封筒。
その封筒を開けてみると、便せんに癖のある字でこう書かれていた。
『甘いものばかり食べていると虫歯になるから控えなさいね。
 テレビゲームのやりすぎもほどほどに。
 おばあちゃんいつもお前の事を心配して見守っているからね。
 少しだけどこのお金で何か買いなさい。』
昔の千円札が一枚入っていた。
あのときばーちゃんは、これを渡したくて俺の部屋に来たのだろうか。
そんな事も知らずにばーちゃんを貶した自分。
あのときの悲しそうな顔をしたばーちゃん。

俺はばーちゃんが死んでからはじめて泣いた。