カテゴリー
洒落怖

崖下の生存者

これは俺が職場でパワハラにあいその職場を辞めて何もかもがどうでもよくなって自転車とわずかな
荷物と金を持って旅に出た時の話俺は主に山道沿いを走るコースを通って旅をしていた
例え宿などの泊まる施設がなくても、ときどき無人の小さい神社?とかや少し洞窟になってる祠などもあり
雨の日はそこで休めるし人も来ないし気を使わずに野宿も出来るので何かと都合が良かったのだ
その日は雨が結構降っていた時間は夜になって数時間は経過していた頃だと思う
当時俺はもうすでに携帯も解約して時計は唯一持っていていたiPodがかわりを務めていたが
もちろん電池がそう持ってるわけもなく既に黒いただのパネルと化していたので正確な
時間は今はもうわからない。

その日なかなか神社や祠などに恵まれなかった俺は暗くなっても山道を自転車を
押して歩いていた 前に目をやるとガードレールが壊れてるカーブがあった
そのちょうどガードレールのすぐ横まで歩いてきた時である「キャアアア」という
断末魔のような悲鳴が聞こえてきた
おれはそのガードレールも気になり慌ててガードレールのない場所から崖下を見た
下にはなにかミニバスのような物が転落しているのが見えたその周りに数人の人影や地面に倒れているであろう
人影とそれを介護?しているであろう人影なども見えた制服から彼らが服装的に学生であることもわかった 
”転落事故か”とすぐさま悟った俺は声をかけた「大丈夫か!」
聞こえてないのか誰も反応したような素振りは見せなかった

267 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/01/02(金) 05:36:27.47 ID:DC4K31eb0.net
自分の事より彼らの無事が気になったおれはその後も何回も叫んでみたが
やはり雨?の影響もあり下に声に届いてるような感じはなかった。

俺はとりあえず倒れてる人影なども居ることから彼らの数人は怪我をしていると思ったのと
同時に自分という存在が彼ら見つけたということで救助が来るという安心感を彼らに持って欲しかったので
自分のかばんには水とある程度の食料(お菓子)とバンドエイドやメンソレータムとシップなども入っていたから
それを落とすことにした。カバンに一応メモの紙で「ご自由に使ってください」というメモを入れ目立つオレンジ色
のカバンだったので彼らもすぐに気付くだろうと衣服とかも入っていたがお構いなくそれを崖下に落とした
そのカバンが崖下に落ちていきカバンの姿が崖上から見えなくなるのはホントに一瞬だった。

その時点で俺は少し違和感を感じたのだが、それより早く自分という存在を彼に発見してほしい安心してほしいという
思いが強くすぐに考えることはしなかったドサッという音が軽く響き何人かがカバンに気付いたのが動きでわかった。
数人がカバンが落ちているであろう場所に近寄っていったのもわかったが
その時ふと俺ははっきりと”違和感の存在”に気付いてしまった寺生まれの感というのだろうか・・?

カテゴリー
子どものころの怖い話

降霊

これは、私と中学校の後輩が体験した怖い話なのですが。

その頃、私は中2になったばかりだったのですが、小6の1月(卒業式2ヶ月前)に今の町に転校して来た為、小学校からの同年代の友達があまりおらず、もっぱら後輩や先輩とばかり遊ぶ様な生徒だったのですが。

その中でも、特別に仲の良い後輩が二人いました。
仮に、AちゃんとBちゃんとします。

Bちゃんのおうちは今で言うセレブで、休みとなればよく海外から国内まで様々な所に旅行をするおうちだったのですが、ある旅行から帰ってきたのを境にBちゃんがおかしくなり始めたのです。
41:夕紅@\(^o^)/:2015/03/06(金) 13:18:48.61 ID:EuajtbVt0.net[2/8]
まず、些細な変化が始まったのは帰ってきた三日後でした。

とても真面目で普段居眠りなどしないBちゃんが居眠りをよくする様になったのです。
しかも、毎授業。

先生も、最初は、旅行疲れか?などと笑っていましたが、旅行から一週間経ったある日、居眠りをしていたBちゃんが奇声を上げ始めたのです。

その声は1階上にある私のクラスにも聞こえて来る程でした。

その時になり、先生も少しおかしいんじゃないかと考え始めていたようなのですが、ことなかれ主義が蔓延る小さな町の中学校だった為また、地元の名家であるBちゃんの実家が大事にしたがらなかった為

Bちゃんの居眠りや奇声は過度の睡眠不足によるストレスのものだろうと判断されてしまいました。

しかし、それからもBちゃんの奇声や居眠りは止まる事はなく、更に、ある日、居眠りをしていた筈のBちゃんが奇声をあげながら目を半開きにして前の席の子の首を絞めるという事態に発展してしまったのです。

事がここに至り、校長もやっと重い腰をあげ、話し合いの場を持つ事になったのですが、Bちゃんへの対応は学校に併設されている相談室にて授業を受けるように、というものでした。

そして、Bちゃんは相談室で毎日授業を行っていたのですが、そこで、相談室常連のサボり魔だった私とAちゃんと出会ったのです。
42:夕紅@\(^o^)/:2015/03/06(金) 13:21:54.64 ID:EuajtbVt0.net[3/8]
居眠りをしている時やそれに伴う奇行以外はBちゃんは本当に良い子で、私達は直ぐに仲良くなりました。
そして、仲良くなるにつれ、私達二人はBちゃんを助けてあげたいと思う様になりました。
奇行に悩むBちゃんは家の面子を保とうとする親と、学校の体裁がある学校、白い目で見られることへの辛さなどで今にも壊れてしまいそうに見えたんです。
そんなある日、Bちゃんが最近同じ夢を見ることを私達に相談してきました。

内容はいつも同じで、頭から血を流して悲しげな顔をした幼い女の子が自分を見つめてくる夢だそうです。
その頃、頭がお花畑でどっぷりオカルトにはまりこんでいた私と後輩は、きっとそれは悪い幽霊に違いない!Bちゃんを操って悲しませているのもそいつだ!祓ってあげないと!と妙な正義感にかられ、行動を起こしたのです。

カテゴリー
洒落怖

おっぺけ様

おっぺけ様って知ってる人いますか?
とりあえず書き溜めてあるので投下してみます。
これは友人の実家に泊まりに行った時に友人(Aとします)のお爺さんから聞いた話
です。
友人の実家は山奥の集落にあって、小さい頃から夏休みになると一緒に泊まりに
行って、山遊びや川遊びを楽しんでいました。
前年と同じように川でカジカ突きをして帰る途中の事です。急に一緒にいた友人の
弟(小学生、以後Bとします)が「ぎゃーっ!」と声を上げました。
振り返ると一瞬、顔の左目の辺りがぐにゃーっと変形しているように見えました。
「えっ?」と思った時にはその歪みは消えていたのですが、その後Bは気を失ってし
まい、焦った私とAはBを代わる代わるおんぶして急ぎBの実家に戻りました。
お爺ちゃんに事の顛末を話すと、お爺ちゃんは思いつめたような表情で「おっぺけ
様だ…。」と呟き、「お前らはちょっと待っとれ。」と言ってBを車に乗せ、近くの
お寺に連れて行きました。
594 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/04/13(月) 19:06:23.04 ID:PEqlIEGq0.net[3/5]
私とAは家に残され、わけも分からずお爺ちゃんの帰りを待っていました。2時間ほ
どでお爺ちゃんは戻って来たのですが、Bは一緒ではありませんでした。
おじいちゃんは「Bはしばらく寺に預かってもらう事になった。」と言って、おっぺ
け様について教えてくれました。
おっぺけ様とは地元に古くから伝わる妖怪のようなもの(実際何なのかはよく分か
らない)だそうで、村で代々各世代に一人、おっぺけ様に取り憑かれる者が出るの
だそうです。
姿形は人間のようなカエルのような感じで、アニメ好きのお爺ちゃんに言わせると
「千と千尋の神隠し」に出てくる番台蛙によく似ているそうです。お爺ちゃんが若
い頃に山で一度だけ見たことがあるらしいのですが、見た瞬間に全身に悪寒が走
り、汗が吹き出して、ひと目でヤバいモノだと分かったそうです。その時は気付か
れる前に一目散に逃げ帰り、事なきを得たらしいですが、目が合ってたら取り憑か
れてたかもしれんと言っていました。
595 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/04/13(月) 19:15:23.56 ID:PEqlIEGq0.net[4/5]
そしておっぺけ様に取り憑かれると、顔がおっぺけ様そっくりになり、発狂したよ
うになった後に山に走って行ったっきり行方不明になってしまうそうです。
その翌日、玄関先に白い皿が家族の人数分置かれており、それを生涯使い続けなけ
ればならないとか。その皿を使っている限りはその家族は災厄から守られ、安泰に
暮らせるので、昔は敢えて子供を一人山に置き去りにして、おっぺけ様に差し出し
ていた時代もあったようです。さすがに今はそんな生贄のような事はしていないよ
うですが、おっぺけ様自体は変わらず山にいて、世代に一人取り憑かれる者が出る
そうです。
そんな理由からAの実家のある村では男子が2人以上になるように子作りをするそう
です。一人っ子の長男がおっぺけ様に憑かれてしまったら跡取りがいなくなってし
まうからです。言われてみればAのお父さんも姉3人含めた5人姉弟の末っ子。
Aのお父さんの代におっぺけ様に取り憑かれたのは隣の家(と言っても田舎なのです
ごく離れているのですが)の娘さんで、山に駆け込む前に取り押さえられたそうな
のですが、怖くなった父親が蔵に閉じ込めたんだそうです。翌日やはり玄関先に白
いお皿が置いてあり、やけを起こした父親がその皿を叩き割ってしまった結果、ま
ず父親が農作業の最中に突然倒れ、そのまま亡くなってしまいました。続いて母親
が精神に異常をきたして入院。続いて長男がバイク事故で亡くなってしまったそう
です。
596 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/04/13(月) 19:16:36.47 ID:PEqlIEGq0.net[5/5]
おっぺけ様の話を聞き終わった私とAは恐ろしいのと、Bが心配なのでまともに眠れ
るはずもなく、泣きながら夜を明かしました。翌日になってもBは寺から帰って来
ず、私とAだけ先にBの実家を後にしました。
戻った後、Aは元気が無くなり顔色もすぐれない感じで、2ヶ月くらいたった頃に転
校して行きました。Bは寺から戻って実家の方にいたようで、あれ以来姿を見る事は
ありませんでした。おっぺけ様のようになってしまったのかどうかは気まずくて聞
けませんでした。
それ以来Aとは疎遠になり、連絡を取っていません。Aの家に実際に白い皿が置かれ
ていたのか、それを使っているのかは今も分からないままです。

カテゴリー
洒落怖

秘密

小学四年生の時の話。

当時俺は団地に住んでた。団地といっても地名が○○団地ってだけで貸家が集合してる訳じゃなく、みんな一戸建てにすんでるようなとこだった。
当時すでに高齢化が進んでいた地域だったため、同じ学校の生徒、ましてや同級生なんてほぼいなかった。だから俺は自然と二つ上の兄貴とその友達と遊ぶことが多かった。
その団地には兄貴とタメのやつが他に二人いて、名前を田中、林といった。俺が入学した頃からその四人でよく遊んでいた。
四年の春にその団地に転校生がやって来た。名前は慶太といって兄貴と同学年だった。遊び相手が増えた俺たちは慶太を誘い、毎日日が暮れるまで遊んだ。
最初こそ慶太は俺たちを拒んでいるような雰囲気を醸し出していたものも、日が経つにつれてそれはしだいに薄れていった。
慶太が越してきてはじめての夏。新たな仲間を迎え入れた俺たちは五人の秘密基地を作ることにした。秘密基地といってもただ藪の中に空間をつくってそこに段ボールやら敷物やらを置いただけの稚拙なものだったけど、当時の俺らには特別なものに感じられた。
兄「ここは俺らだけの秘密基地やけん絶対誰にも言うたらいかん」
完成直後、兄貴がいった。
田中「そらそうやわ。なんのための『秘密』なんやって話になるわ」
林「ほやけど絶対話さんてホショーは誰もできんよな」
兄貴達がいかにこの秘密基地の存在を知らしめないようにしようかと話始めた。「ばらしたらぼこす」だとか「駄菓子屋で500円分みんなにおごる」だとか色々な意見が出て話がまとまらなくなったとき、今まで黙っていた慶太が口を開いた。
慶太「皆で秘密をいいあったらええやん」
兄「言い合う?」
田中「みんなで自分の秘密を教えあって、基地のことを誰かが言うたらそいつの秘密をばらすってこと?」
慶太「そういうこと」
まぁそれならと話がまとまりみんな自分の秘密を言い合った。俺は兄貴の部屋のエロ本の隠し場所を話したが「俺の秘密じゃねぇか」と兄貴に殴られた。多少の血は流れたものの、順番は慶太になった。
683 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/17(木) 13:50:15.51 ID:7xOVhLxC0.net[2/4]
慶太「皆で秘密をいいあったらええやん」
兄「言い合う?」
田中「みんなで自分の秘密を教えあって、基地のことを誰かが言うたらそいつの秘密をばらすってこと?」
慶太「そういうこと」
まぁそれならと話がまとまりみんな自分の秘密を言い合った。俺は兄貴の部屋のエロ本の隠し場所を話したが「俺の秘密じゃねぇか」と兄貴に殴られた。多少の血は流れたものの、順番は慶太の番になった。
慶太「これは誰にも言うたことない話。俺が今からする話は全部ほんとのことやけん。俺の越してくる前の話なんやけど」
慶太は俺たちを見回した後に話を続けた。
慶太「俺な、鏡の向こうからきたんよ」
俺たち四人には意味がわからなかった。
慶太「今年の春休みのある日、朝起きて顔洗おうとして洗面所いったんよ。そんとき俺んなかで文字を鏡写しに書くんが流行っとって、その日たまたま鏡に息吹き掛けてそこに文字を書いたんよな。『いきたい』って。
そしたら閉めとったはずの戸が開いたんよ。全開。鏡ん中で。振り返っても実際しまっとんやけど鏡ん中やと開いとんよ。これは面白そう思てさ、戸の向こうに行こ思たんやけど後ろの戸はしまっとるわけやん?
どうにかして行ってみよて考えて、戸を半開きにしてみたんよね。そうすると鏡ん中も後ろも半開きなわけよ。きたわ!ってなってその隙間から出るやん。
でも戸出たらいつもの部屋なわけよ。でもなんか違和感があったんよね。なんやろ思たらさ、間取りが鏡写しになっとることに気づいたんよ。
意味わからんなって泣きそうになったらさ、リビングの戸が開いておとんがでてきたんよね。いつもと変わらんおとんみたらちょっとだけ安心してさ、『新聞とってくる!』ていって玄関までいったんよ。
ほんで新聞とってテレビ欄のとこ見たら、全部字が鏡写しになっとんよ。もう怖なってトイレに閉じ籠ったて泣きよった。
ほしたらそれ心配したおかんがトイレの前きてさ、『大丈夫?具合悪いん?』て聞いてきたんよ。俺は思たんよね。家の感じとか字は変わっとるけどおとんはなんも変わってなかった。てことは俺ら家族みんなが違う世界に来たんやないかって。
そう思って戸あけて『大丈夫、なんともない』って出ておかんの顔みたらさ、頬にあるほくろの位置が逆になっとんよ。
684 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/17(木) 13:52:02.88 ID:7xOVhLxC0.net[3/4]
慶太「 そのとき確信したね。俺だけが鏡の向こうの世界からきたんやって。俺は鏡の向こうから引っ越してきた後、おとんの仕事で引っ越してここにきた。これが俺の秘密」
そこまで話すと慶太は俺たちをみた。
林「そ、その日はどうしたん?」
慶太「ずっと部屋にとじ込もってないとった」
兄「帰ることは試したんか?」
慶太「何度もやった。鏡に『かえりたい』とか『もどりたい』とか書いたけどなんの意味もなかった」
田中「文字が鏡写しってことは、俺らが今書きよる文字がお前の世界では鏡文字ってこと?」
慶太「そういうこと」
俺「慶太って○○のとこに越してきたんやろ?でもあそこって前から人住んでなかった?」
兄「あそこはずっと空き家やぞ?お前何言よんや。なぁ?」
兄貴のその問いかけに田中も林も頷く。俺は納得することができなかったが、このまま口論になって殴られるのが嫌だったので黙ることにした。
その後も慶太への質問と帰る方法の話し合いは続いたが午後六つの鐘が鳴ったので俺たちは帰ることにした。

カテゴリー
洒落怖

どんぶり飯

山の中の山盛りのどんぶり飯の話

大学時代、登山サークルに所属していた。
田舎の大学だったので近場に登れる山がいくつかあり、そこそこの規模のサークルだった。
そのサークルの先輩に尾久(仮名)という、単位を落としまくっても山に登るサークル一の登山馬鹿の男が居た。
尾久は居るだけでうるさいような男だったが、快活な性格からサークル内でも慕うものは多かった。
ある日、尾久に奇妙な一枚の写真を見せられた。
山中、大きな岩の上に、箸がまっすぐ突き立てられた山盛りのどんぶり飯がぽつんと置いてある。
尾久にこれは一体何か?と問うと、大学から車で30分ほどの場所に有るR山で尾久が一人で登った時に撮った物だと言う。
詳しく聞くと、尾久の他に登山者は居なかった、にもかかわらずそのどんぶり飯はいま炊きたてのように湯気が立っていたと言う。
尾久は「狐か狸にでも化かされたかな?」等と言っていたが、俺は正直登山馬鹿尾久の自作自演の悪ふざけだと思っていた。
しかし、それ以降尾久がR山に登ると決まって、いく先にどんぶり飯が置かれるようになったそうだ。
これは尾久一人の時ばかりではなく、複数人で登る時でも必ず置かれているという。
このどんぶり飯の話はサークル内で有名になり、尾久はサークル内で「山に愛された馬鹿」とか呼ばれて満更でもなさそうだった。
しかし、尾久は今まで一度もそのどんぶり飯に手を付けていないと言う。
サークル内では尾久にそのどんぶり飯を食わせたらどうなるかという話で盛り上がり、一度尾久にどんぶり飯を食わせてみようということになった。
その話に尾久も乗り気で、後日尾久を中心に俺を含め5人でR山に登る事になった。
登山当日、尾久はいつもより上機嫌に見えた。

207 2/2 sage 2012/08/23(木) 22:04:41.57 ID:LS/4sF+x0
登山開始から4時間ほど経たったころ先頭の尾久が「見つけた!」と大きな声を上げた。
見ると尾久に見せられた写真の場所に、みごとにほっかほかのどんぶり飯が置かれていた。
始めてみる俺はその異様さにびびっていたが、尾久は「おー、実ははじめて見た時から食いたかったんだよねー、いただきまーす!」といいながら
どんぶり飯にずかずかと近づき、どんぶり飯を口に運んでいる。
そして「うおおー!何だこれ?超うめー!マジうめー!死ぬほどうめー!」などと叫び一気に平らげてしまった。
残された殻のどんぶりにはめしつぶ一つついていなかった。
他のメンバーは、口々に「一応正露丸用意して有るから腹痛くなったら言えよ?」とか「一口くらい食わせろよ」等と声をかけたが
尾久は飯の美味さに感動して殆ど耳に入っていないようだった。
とりあえず目的を達成したので、その日はキャンプもせずにそのまま下山して、大学のサークル室まで戻って酒盛りをした。
しかし、酒を飲むといつも饒舌になる尾久はこの日はほとんど喋らず、心ここにあらずという感じだった。
そしてそのまま俺たちはサークル室で雑魚寝をした。
しかし、翌日朝というか昼過ぎに起きると尾久と尾久の車が見当たらなかった。
4人で申し訳程度に探してみたが見つからない、携帯に連絡しても繋がらない。
結局、俺たち4人が酔いつぶれてる間に家に帰って風呂にでも入っているのだろうということにしてそのまま解散した。

カテゴリー
洒落怖

見捨てられた家

流れを無視して投稿

今から20年近く前、小学生の時に田舎に預けられた時の話。
従姉妹と一緒に本家・母屋で祖父・祖母と5人で1ヶ月近く過ごしていて
毎朝のラジオ体操が楽しかったが、それ以外には畑仕事を手伝う程度しか
する事も無く、先祖の墓掃除さえ楽しかった。
ある日、3つ&1つ上の従姉妹達と仲良くなった地元の子と田舎の小学校で
かくれんぼをしてた時、一緒に隠れた地元の子に連れられて校舎の中に入って音楽室に
隠れた時聞いた話で、校舎の裏山の中腹にある御社で毎年肝試しをしているとの
情報が有り(それもちょうど当日)、かくれんぼの後従姉妹と一緒に参加したいと
御願いして帰宅し祖父・祖母に参加していいか聞いたら祖父・祖母が怒った怒った。

十年程前に肝試しで女の子が1人行方不明になり、山狩りをしたが結局見つからず
結局半年ほどして少し離れた沢で半分白骨化して見つかったと。それ以降地元の者で
肝試しを行う事は禁忌とされていた・誰もしないはずなのに、どこの誰に誘われたか!?と
烈火の如く怒られ、半べそで教えてくれた子の特徴を言ったら祖父祖母とも顔面蒼白・・・

当時犠牲になった子の家は事件の翌年に地元部落から出て行き消息不明で、尚且つ
地元小学校はとっくに閉鎖され、その話の次の日に従姉妹と一緒に行ったら、とても
子供が立ち入れる状態じゃない程草木ぼうぼう・荒れ果ててました・・・

今日たまたま約15年ぶりに従姉妹と会い、話をしてて思い出し記念カキコ。
ちなみにぐぐると校舎が有った場所は森になってた。

178 177 2012/08/23(木) 17:53:56.39 ID:Hl5mz8r+0
西日本の中部以西のある村落の話。
ちなみに祖父祖母は約15年前に相次いで逝去し、本家も誰も継がず
(費用が掛かるし地元産業も無い山の中なんで生活が困難)、結局
先祖の墓と仏壇を処分し、菩提寺で永代供養となり終了。
私が最後に訪れたのは、祖母のお葬式があった15年程前。その頃
既に本家は森に飲み込まれそうになってた。今は村落に10軒住んでるか
どうか・の辺鄙なところでした。
数年前、若い女性が猟奇的殺人の犠牲になったところの近く。

185 177 2012/08/23(木) 18:46:16.40 ID:Hl5mz8r+0
少し考えてました。これを書いていいのか。
でも、何か書かないといけない気がして・・・

祖母は乳癌で闘病してたのですが亡くなる2日前、私の母(末娘です)に
言付けをしてたらしいのです。それは例の御社の事。
うちは代々氏子総代で、その御社の運営管理もしてたのですが、その業務を
『必ずうちの家系の女性がやらなければいけないので、お前(母)か伯母達の
誰かにして欲しい』とのことです。うちは大阪なので遠いから無理と答え、姉達
(伯母たち)に通夜の時に相談しても、親戚のなかでも一番近い人も難しい・と
返答が有り、結局お母さん(祖母)の御願いは聞けてないのよ、と先日聞きました。