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洒落怖

窓を叩くモノ

もう、5年か6年程前の話なんだけど……
僕の家族は旅行が好きなんだ。
好きって言っても、父が仕事忙しい人だから
そんな頻繁に行ってるわけじゃないけど
毎年必ず2,3回くらい旅行してたんだ。

その年も行ってきたんだ。
東京・横浜・千葉のいろんなところを巡る旅行ね。
2泊3日で、1日目の夜は東京の親戚の家に泊まって、
2日目の夜は横浜のとあるホテルで泊まる、ってことになってた。

僕の家族は、両親と僕と妹・それからまだ幼かった弟の5人。
ホテルの部屋は2部屋取って、両親と弟が3人で、
僕は妹と一緒の部屋で一晩寝て、翌日横浜の中華街行って帰る。
そんな感じだった。
ホテルの雰囲気は悪くなかったけれど、雲行きがあまりよろしくなく
一瞬、”不気味”と何故か感じていた。

チェックインを済ませ、9階だったかの部屋までエレベーターで上り
母に部屋のキーを渡されると、両親と弟は隣の部屋に入っていった。

99 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/24(水) 06:48:46 ID:oN6VsXL10
2/5
ご飯はホテル入る前に済ませたし、小腹が空いた時のためにお菓子等も
少しだが、一応買い込んである。
お風呂も済ませ、時計も10時を回った。さぁ、そろそろ寝ないと明日起きれない……

なのだが……僕は枕が変わると何故か寝つきが悪くなる。
ホテル泊まりが初めてじゃないとは言え、寝れないものは寝れないのだ。

今更だけど、当時の僕は中学生で妹は年子。
「ママ!おばけが怖いの、寝れないの!」なんて言う年頃でもない。
むしろ僕は幽霊だのお化け等を信じていない。
確かにホラー映画とかは怖いとは思うけど、あれは怖がるように作られているんだから
“怖い”と感じるのは別に普通なんだ。
決して「幽霊が怖いと思う」=「幽霊を信じている」ではないと思うんだ。

前置きがとても長くなってしまったけれど、本題に戻ると……

その日は、東京のいろんなところを見て結構疲れてた。
そのせいもあって、妹は11時頃にはとっとと夢の中だった。

何と無く、心細くてテレビをつけた。
面白いものはやってないかと思いチャンネルを回す。
すると面白そうなバラエティ番組が放送していたので、それを見ることにする。

…何故がベッドの前にある大きな鏡が気になる。
夜と鏡はあまり宜しくない組み合わせなので、鏡の自分と目を合わせぬように
恐怖心を紛らわすためにテレビに没頭する。

100 本当にあった怖い名無し sage 2010/02/24(水) 06:51:31 ID:oN6VsXL10
3/5
鏡のことなどすっかり忘れていた。
幸運なことに、丁度スペシャルだったみたいで1時間では終わらず結構長いこと放送していた。

気が付けば時計は1時を過ぎた。

バラエティ番組がCMに入ると、よくわからないCMが流れた。
「なんだこれ?」と、何のCMか考えていると、あるホラー映画のCMだった。
バスに乗った男女2人、女が深刻な顔で男に何か相談している。
(相談している内容はもう覚えていない。)
女がふいに窓に目をやると、追い越すトラックに女の幽霊の顔がボウッと現れ
女が悲鳴を上げる…と、まぁこんな感じのCMだった気がする。

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全裸のおっさん

昨夜って言うか今朝方?寝床に全裸のおっさんが現れた

ベッドは壁際に置いてて、その壁へ向く形で横向きに寝てたんだけど突然金縛り。
目は開いたんだが、少し明るくなってきてて壁や枕元に置いてた漫画本も普通に見えた。
ピクリとも動けないことにも驚いたんだけど、
それより驚いたのが背中に明らかに気配があること。
背中の後ろのスペース、かけ布団の上に誰か腰掛けてる。
そのせいで布団が少し引っ張られてる感覚も重量感があって、
本当に人間がいるのかと思うくらいリアルで滅茶苦茶混乱した。戸締りはきちんとしてたけど。
使ってるのは相当年季が入ったパイプベッドで、身じろぎするとすぐに音が鳴るんだが
その気配が手を付いてるらしきところから「ギッ……」っていう音もする。

というかこの時点になると、自分は壁のほうを向いてるはずなのに
なぜか後ろにいるのが全裸のおっさんだと分かったんだよ。
普通にベッドに寝てる自分と、部屋を俯瞰で見てる自分の二つの視点があったというか……
おっさんはもう、絵に描いたような小太りのハゲ親父。
チビではなくて背丈や体格は結構あるんだが、腹はメタボ気味だし
全裸だからスネ毛どころかアレとかソレとか見えてるし、もう純粋にキモイ。
それがベッドに足を閉じておネエ座りで腰掛けて、
俺の後頭部の近くに手を付いて段々顔を近づけてくる。怖い。
いや、怖くもあったんだけど、もうそれ以上にキモくて近寄るな!って気持ちのが強くて
金縛りの中なんとか振り返って怒鳴ってやろうと悪戦苦闘してたんだが
いつのまにか寝てしまったみたいで、目が覚めたらこの時間になってた。
目が覚めてもまだ金縛りのときと同じポーズのままだった。

なんかもう、幽霊として怖かったって言うより
おっさんにアッー!されるんじゃないかと思って死ぬほど怖かった話……
今晩寝るのがちょっといやだ

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友人

大学一回生の夏だった。
って、この書き出しじゃ盗作か。まあそれはともかく。
付属校からエスカレーター。高校生から大学生、と肩書きは変わったものの、
大学デビューなんていう言葉とは縁遠く、変わらず地味だった当時の俺。
多くはないが普通に新たな友人(男ばかりだが)を得、女っ気が足りないのを除けば
普通の大学生活を送っていたものの、もっと派手さを大学生活、こと夏休みに望んでいた俺には
その普通さに多少物足りなさを感じていたのも普通のことだろう。
さて、そんな夏休みも中盤に差し掛かった頃、友人の一人から『ウチでサシで遊ばないか』との誘いを受けた。

そいつは上京して一人暮らし。高校時代はラグビーをしていたといい、
確かに俺より体格はいいものの顔は色白、けしてガチムチではなく、むしろピザ寄りw
体育の授業で知り合った友人の一人で、一緒にメシも食うし、カラオケにも行ったりしたが
家に行ったことは無かった。断るための予定も理由なく、部屋へついていった俺。
人より霊感があるでなく、異常な性癖を持つでなく、あくまで普通の範疇にあることを自負する、
まあこの『範疇』って字を辞書を見ないで書ける程度に漢字が得意ってぐらいしか特徴のない俺は
そこで、洒落にならない体験をすることになった。

601 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/05(金) 02:35:42 ID:sqvst53X0
ワンルームの部屋の中はわりとキレイに整頓されていた。
外を流れる雨音。俺たち二人はゲームをし、DVDを観たり、雑談をしたりしていた。
幽霊話もした。部屋に嫌な雰囲気などはなかったが、
友人に感じた妙な違和感を、感じないふりをしながら。
そうこうしているうちに夜も更け、睡魔が脳を襲う時間になった。ベッドを宛がわれた俺は、
友人が床に布団を敷いて横たわるわきで、いつも自室で寝るように、仰向けになって目を閉じていた。
……どのくらい経ったのか知れない。
眠りに落ちるか落ちないか、そんな不安定なところを漂っていた俺の意識を、
不意に全身にかかる重さが無理矢理、覚醒状態に引き戻した。
まずい。動けない。嫌な予感がする。恐る恐る目を開ける。
ド近眼の目にもはっきり見えるぐらい近くに顔があって
目が合い、心臓が一度、ドキンと嫌な感じに波打つ。血走った目から視線をそらし、友人のいるはずの布団へやる。
いない。当たり前だ。俺の上にかぶさるように乗り、手足を押さえている主は、友人なのだから。とても、嫌な予感がする。
『何…だよ…』と問いかけると、返答の代わりに、今まで見たことない表情を浮かべた顔を思いっきり迫らせてきた。
辛うじて動く首の動作で避ける。枕の、俺の頭があった位置に沈む頭。戦慄する俺。そして次に、さらに戦慄した。
『(俺)、好きだよ』悪い夢か。頭を上げ、俺の顔の、唇を、執拗に狙ってきた。

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眠れない夜

中2の頃に体験したことです。
俺はベッドで寝てる自分を部屋の天井当たりから見下ろしてて、
枕元には着物を着た見ず知らずのおばあさんが立ってた。
しかもそのおばあさんの後ろにあるはずの部屋の壁がなくなってて、
そこに無数のお墓がずらーっと並んで霊園みたいになってて、
おばあさんは寝ている俺に向ってなぜかお辞儀をしてた。
そこで目が覚めて、時計を見ると深夜1時半くらいだったと思う。
当時はまだ真っ暗にして寝れなくて、オレンジ色の豆電球を点けて寝てた。

そのオレンジ色の部屋がいやーな感じで。
夢のせいで眠気が完全に吹き飛んじゃって、まだ夜明けまで全然時間あるじゃん・・・って憂鬱になってた。

49 本当にあった怖い名無し sage 2012/01/14(土) 01:18:14.85 ID:wLF2sLrG0
そのとき突然、今まで聞いたこともないようなものすごいキーーーーーーンという音の耳鳴りが鳴り出して、
耳鳴りだけじゃく、人の声?も聞こえた。子供か女性かわからないけど、なんかが耳元で囁いてる。
日本語?を高速で囁いているような感じで、なにを言ってるのか全然聞き取れない。
気づくと体が完全に硬直してて、全く身動きができなくなってた。
ただ目だけは動かせたせいか、無意識に当たりを見回してしまっていた。
でもすぐにやめた。もしなんか見たら・・・って思ってすぐ目を瞑った。
耳鳴りも囁く声もやまないし、体も動かない。時が過ぎるのを目を瞑ってひたすら待った。20秒くらいたった頃だと思う。
耳鳴りと囁き声は徐々に小さくなって、同じように体の硬直も和らいでいって、音がやむと体の自由も戻った。
でも心臓はもうバクバクだし、夏だったせいもあったと思うけど、布団は汗でびっしょびしょだった。
さっきまであんなに騒がしかったのに、辺りはしーーーんと静まり返って物音一つ聞こえない。
たぶん誰でもあると思うけど、なにかに視られてる気がするっていうあの感じがした。
それで怖くなってすぐに布団を被った。ムシムシした暑さと自分の吐く息が布団の中にこもっちゃって、とにかく暑苦しい。
文章だけじゃ伝わりづらいと思うけど冗談抜きで苦しいよ。今は冬だからわかんないと思うけど、夏になったら試しにやってみるといい。
状況も状況だったから、例えるなら、いわくつきのサウナに夜中一人で入ってる、まさにそんな感じだった。
あんまりにも暑苦しいから布団から出たくなったけど怖くてできなくて、
でもこのままじゃ窒息しかねんと思って、せめて口だけでもって布団から少し顔を出した。

50 本当にあった怖い名無し sage 2012/01/14(土) 01:19:15.34 ID:wLF2sLrG0
ベッドは片側が壁に隣接していて、もちろん顔はそっちに出した。このへんはぬかりない。
夏だから布団の外だって十分暑いはずなんだけど、すっげー爽快な空気。う、うめーwwwとか思ってた。
そしたら、もうそこにあった。目の前の壁から顔だけにゅっと出てて、丸坊主の青白い女の人で目を瞑ってて、
それが壁をスーッと滑るように移動していって、天井のほうに行って視界から外れていった。
わけわかんなくて、とりあえず布団被った。頭の中真っ白になった。
どうするか?どうするか?どうするか?どうするか?どうするか?どうするか?頭の中ほんとこんな感じ。
必死に考えた。心臓はバクバク、汗はびっしょり、目はギンギンに冴えてとても眠れる状態じゃない。
夜明けまではどう見積もっても3時間くらいはある。でもこれ以上ここにいたらもたない。
一生バカにされてもいいから、布団からいっきに飛び出して、
1階の部屋で寝てる母親と妹のところまで猛ダッシュしようかと本気で思った。けど2階から1階に移動するまでに・・・
せめて電気だけでも点けようと思ったけど・・・
苦しい。暑苦しいというよりも精神的に。心臓をぎゅっと握られてるような。
天井のほうからあの人が見てると思うと、布団のすれる音もたてられなくなってた。
母親と妹が起きてきて、この部屋に来てくれたら。そんなことを本気で思ってた。

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メリーさん

ある日会社の帰りしな、家の前に人形が捨てられていた。洋人形だった。
不気味に思ったが不思議と魅惑された俺はその人形を捨てずに持ち帰る事にした。
もしかしたら骨董品かもしれない、そう思った。
家にかえって洋人形を机においてその日は疲れたから寝ることにした。
朝、起きると昨日机に置いておいた人形が枕元で俺と一緒に寝ていた。
気持ち悪く思った俺は不服だったがその人形を捨てる事にした。するとその夜、携帯に電話があった。

低い、男の声だった。
「私メリーさん。いま、あなたの家の近くの駅にいるの」
最初、いたずらだと思った俺は無視して電話を切る事にした。
十分ほど経って、また電話がなった。
「私メリーさん。いま、あなたの家の前にいるの」
さすがに不気味に思った俺は電話を切るとすぐ玄関に向かった。
するとドアのノブがガチャ、ガチャ、とまわされていた。幸いな事にかぎはかけていた。

怖くなった俺は押入れに隠れた。
しばらく経って、また携帯電話が鳴った。
「私メリーさん。今、あなたが隠れている押入れの前にいるの」

8 本当にあった怖い名無し 2006/06/21(水) 13:46:41 ID:4y4q5rAs0
>>7
最後は

「私メリーさん。今、あなたが隠れている押入れの中にいるの」

のが怖くないか?

9 2 sage 2006/06/21(水) 13:52:14 ID:7damXVol0
俺は内側からしょうじを押さえつけた。同時に、しょうじがガタガタと鳴る。
誰かが押入れをあけようとしていた。
俺は必死にしょうじを押さえた。全身に鳥肌がたっていた。
しばらく経つと押入れの前から人の気配は消えたが、それでも俺はしょうじを押さえ続けた。

時間の感覚は無かったが何時間も経過しているとは思った。
俺は、警戒したまま、押入れを開けた。
───誰もいない。
ほっとして押入れから出ようとすると、不意に足に圧力がかかった。
それが腕だ、と分かるまで数秒かかった。
押入れの暗闇から、誰かの声が聞こえた。低い、男の声だった。
「私メリーさん。いま、あなたの後ろにいるの」

おわり

10 本当にあった怖い名無し sage 2006/06/21(水) 13:53:23 ID:7damXVol0
>>8
あ、そっちのほうがよかったかもしれない。
ってか自分で書いて思ったが>>9はいらなかった気がす

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真夜中の児童

うーん、「死ぬほど怖い」なのかどうかは、ちょっと自分では判別不能なのですが、実際にあった、怖い話をします。

私の母は、お寺の子供で、元々小さい頃から人魂なんか普通に見てきたそうです。
私にもそういう力が宿っているのかどうかはわかりませんが・・。

それは、小学校5年の時の臨海学校(お泊り)の時です。
場所は、伊豆のとあるところです(場所名を言ってしまうと現地の観光業に差しさわりがあるかもしれないので、それはご容赦ください)

私たちの宿は、なんと「廃校」でした。
元教室に、畳を敷き、そこに40名くらいが一堂に寝るのです。
その校舎はもちろん木造で、2階建てでした。私が泊まったのは一階の教室です。
その教室は廊下に面していて、廊下の外は3メートル位の敷地があり、その背後は急な山の斜面になっていました。
その廊下沿いに、教室が並んでいるわけです。私達生徒は、1クラス1教室に布団を敷き雑魚寝です。

382 本当にあった怖い名無し New! 2012/03/07(水) 14:49:57.02 ID:2qHw0/Iv0

昼間は海で水泳訓練などをやり、夕飯を食べ、布団を敷いて9時くらいには皆寝ました。
ところが私は夜中(時計は持っていないので時間はわかりません)にトイレに行きたくなり、
目が覚めました。トイレは校舎の外です。
私が寝ていた場所は、廊下に一番近い教室の出口ぎわでした。
夏なので教室のドア(引き戸)は開け放しのままですので、廊下から山側の外が丸見えです。
そこで、外を何気なく見てみると・・

なんと、廊下の外の庭に、トレパン姿で中腰のまま動かない20人位の小学生位の子供の姿が
あったのです。そして、不思議なことにその真ん中に、長い髪で白い着物を着た女の人が立って
いるのです。
心臓が凍りつきました。彼らは静止画のように微動だにしません。真ん中の女の人の顔はよく
わかりません。
私は極度の近視なので、枕元に置いていたメガネをかけて、もう一度廊下の外を見ました。
でも、います(orz)。わざわざメガネをかけなおして見ても、いたのです。

これは・・・と思うと怖くてトイレに行けません。そこで、隣に寝ている親友を揺り動かし
起こそうとしました。でも親友は起きません。
そこで、また廊下側の外を見ました。
やはり、います。彼らは皆、動かない中腰の姿勢で、真ん中には白い着物の女の人・・。

383 本当にあった怖い名無し New! 2012/03/07(水) 14:52:24.95 ID:2qHw0/Iv0

私は必死でトイレを我慢し、目をつぶっていました。
気が付くと、外が明るくなっていたので、再度外を見ました。

もう、いません。彼らの姿は煙のように消えていました。そこで安心して、外の
トイレに行きました。

一体、彼らはなんだったのでしょう。空襲でやられたのか?山崩れでやられて埋まって
しまったのか?当時はそんなことを考えていました。