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誰やねん!

304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/16(水) 19:41
俺の体験。
その日は大学のクラブ合宿の最終日で、晩は打ち上げ会でさわぎまくってんよ。
深夜になって、お決まりの如く怪談話が始まって、いろいろと話してるうちに一人が急に黙ってしまったんよ。理由を聞くと『窓の外に人影が・・・』などと言い出して、なんか気味悪くなって、そのままお開きになったんですわ。

”俺、この部屋で寝なあかんのに・・・”と愚痴たれながら床に入って、やけど、窓が
気になって寝れんし。うだうだしてたら急に人の気配が。ちょうど、寝てる俺の横手にに立って
覗いている感じで。

305 名前:304続き。 投稿日:2000/08/16(水) 19:54
”誰やねん!”ってその時は気にしなかったんやけど、暫くしてこんどは、俺の顔の真前に。
右から俺の顔に被さるように。
”なんや!?”って一瞬起きようとしたが、冷静に考えてみると俺の右手には折り畳みの
の机があって(高さ30㎝ぐらい)、その上はビールの缶やらが錯乱してて。
とてもやないけど右手から俺の顔の真ん前で覗き込む事なんて出来る状態やなかったんですわ。
それに気づいた時、冷や汗がどっと出てきて。
しばらく目を瞑って、じっとしてても動く気配なし。
いい加減、腹立ってきて”こいつ、どついたろっ!”って思って、起きようと
目を開けたら、ちょうど真ん前にそいつの目が。
あまりの状況に殴ることも忘れて固まってたら、そいつがボソッと、

”・・・ちっ・・・もう少しやったのに・・・”

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彼の足音

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/08/13(日) 19:23
これはちょうど今ごろの話です。
K子さんは彼氏と遠恋している大学生でした。
遠恋といえど二人は地元は同じで、長期休みには地元でいっしょに過ごすことができました。

大学4年生の時の夏休み、彼女は7月の下旬から休みでしたが、彼は8月からでした。
先に地元に帰った彼女は、毎日のように電話をして、
『早く会いたいよー』
と甘え、彼氏も
『休みになったらすぐに帰るよ』
と答えていました。しかし、8月を目前にひかえたある日。突然彼が、
『ごめん、帰るのちょっと遅くなりそうだよ』
と言ったのです。当然彼女は不機嫌になり理由を問いただしましたが、
研究やバイトが忙しくて、ということでした。彼女もしぶしぶですが納得し、
毎日電話をする日々が続きました。そして8月8日の夜突然彼の両親から電話があり、
彼が7月の終わりに亡くなっていた事を知らされました。部屋で趣味のギターを抱えたまま。
死因は心臓発作でした。夏休みに入っていたので、学校の友達も気づかず死臭に気づいた
隣人が通報したそうです。
『彼は私と電話していた・・・』
彼女は心労と恐怖で体をこわし、病院に入院してしまいました。
 8月14日の夜、いつもと病室の雰囲気が違うことに彼女は気づいていました。
空気が生ぬるく、動かないのです。不審に思っていたその時、急に空気が振動しました。
コツン、コツン、コツン・・。彼女にはそれが彼の足音だとすぐにわかりました。
不思議と恐怖は無く、静かに彼があらわれるのを待ちました。そして、
『ただいま、待たしてごめんね』
彼が生前とはまったく変わらぬ姿であらわれました。
『会いに来てくれて嬉しいけど、あなたは死んでいるの!ここに来てはいけないの!』
彼女は精一杯彼にうったえました。
『馬鹿だなあ・・・・・・・、お盆以外のいつ帰って来いっていうんだ?』
恐怖に凍りついた彼女に
『来年も、再来年も・・・会いにくるよ。君から僕に会いに来れるようになるまで。』がんばって作ってみましたが、どうでしょう?

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今度は落とさないでね

316 名前:あっこっこ 投稿日:2000/08/17(木) 03:06
友達から聞いた話で、結構ぞくっとしたのを一つ。

ある若いカップルに子供ができてしまい、
おろそうかどうしようか悩んだあげく、産むことにした。
しかし、まだ若い二人は育てることも出来ず、
相談した結果、その子を殺すことにした・・・。
二人は夜中に湖に行き、おいてあるボートに乗って
真ん中あたりまで漕いで行った。
彼女は何度も「ごめんね、ごめんね。」
と言いながら赤ん坊を湖にポチャンっと落とした。
それから何年かして、そのカップルはようやく
結婚することになった。
そして二人の間に女の子が産まれ、幸せに暮らしていた。

その女の子が4歳くらいになったある日、その子が
突然湖に行きたいと言い出した。
父親は気が進まなかったが、あまりにしつこく言うので
仕方なく親子3人で出かけることに。
湖につくと今度は「パパ、あれ乗りたい。」
とボートの方を指さして言う。
しつこくねだられ、しぶしぶボートを借りて
湖の真ん中あたりに来たところで、女の子が
「パパ、おしっこしたい。」と言い出したので、
仕方がないと思い、周りに誰もいないのを確認して
湖にさせようと娘をだっこした。
ちょうど両足を持って、二人が同じ方向を向いていると
娘がくるっと振りかえり、「今度は落とさないでね。」
と言った・・・・・。

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てすと

331 名前:名無し 投稿日:2000/08/18(金) 17:56
4年ほど前、売れない漫画家をしていたときに、某マイナー系の雑誌で
そこそこに人気のあった漫画家さんのところに3日間という約束で
アシスタントをしに行ったときの話です。引っ越したばかりの狭いながらも
新築で綺麗で清潔そうなマンションで、その漫画家先生も修羅場の割には
穏やかだし、先輩のアシスタントも気さくで良い人たちで、とても気持ち良く
仕事が出来ました・・・2日目の夜までは。

2日目の夜、皆で眠い目と脳を熱い日本茶で覚ましつつ少し休憩していた
時のことです。誰かがその部屋に元からついているという有線をつけ、
ちょっと懐かしめの歌が聞こえるチャンネルに合わせました。
皆疲れているので無言でそれを聞いていました。すると音が大きくなったり
雑音混じりに小さくなったり・・・。「かえって気になって仕事にならないね」
と漫画家先生が消しに立ち上がった瞬間
「てすと」
と滑舌の良いはっきりした子供の声がしたんです。全員「?」と漫画家先生の
方を見ましたが先生は首を振るだけ。「聞こえたよね?」と誰かが言うと
「混線したんじゃない?」と誰かが答え、先生は有線を消して、皆で仕事に
戻りました。
それから緊張の続く中1時間ほど作業をしていると、今度は天井の方から
「てすと」
というさっきと同じ声がして、続けざまに隣に座っていた先輩アシスタントの
後ろの壁、私の足元と同じ声が・・・。それでも手は離せない私達アシは
震える手を無理に押さえて叫びたいのを我慢して仕事をしていました。
しばらく間があいて、またあの声が聞こえました。それと同時に先生が
悲鳴をあげて飛び上がりました。
「肩に抱きついてる!」
先生は懸命に背中のモノを振り払おうとしましたが、それでもその最中に
「てすと」
という滑舌のいい子供の声が、本当に先生の方から何度も聞こえました。
生まれて初めてそういうモノを見た私は、恥ずかしながらどうやら
気絶をしてしまったようで、その後の騒動は覚えていません(目が覚めたら
他のアシスタント達はなにもなかったように電話の応対をしていたり、朝食を
作ったりしていましたが、先生は寝室から出てきませんでした。ちなみに
私のギャラはちゃんと日払いでいただきました(笑))。→つづく

332 名前:名無し(331) 投稿日:2000/08/18(金) 17:57
ただ、その先生はその号の原稿を落としただけじゃなく、そのまま連載も
休載から打ち切りになり、最近では見かけなくなりました。
「消えた漫画家」なんてサイトで時々見かける人ですが、どうか誰かは
詮索しないでください。これがここ数年の一番のしこりでした。やっと
人目に晒せて、いくらか浄化されたような気がします。

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夜警

337 名前:イット 投稿日:2000/08/18(金) 22:30
大好きです、このスレ。伝聞OKとのことで、私も一話。

あるフリーライターが、「幽霊が出る」という噂のある廃工場で泊まり込みの取材を
したときのこと。

現場に着くと夜になっていて、「いかにも」という雰囲気の工場なのだが、門には初老
の夜警さんがいた。廃工場なのに夜警がいる・・・これは本当に何かあるな、と思った
そうです。
「ここで泊まり込みの取材をしたいのですが」
「泊まりで取材?何いってるんだ、君。この中では人が死んでるんだぞ。そんな馬鹿な
ことはやめなさい」
「いえ、私も仕事でどうしても取材したいのですが・・・」
「仕事というが、中に入れないのが私の仕事なんだ。あきらめて帰りなさい」
「いえ、どうか・・・」
「どういわれてもダメです。中に入ればたたりにあうぞっ!」
祟り、と聞いたときフリーライターは背筋がぞ~っとした。しかし彼もプロ。帰る
ふりをして夜警さんの死角になるところから塀をよじ登って中に入った。
工場内の倉庫のようなところに入り込んだ。

340 名前:イット 投稿日:2000/08/18(金) 23:02
続きです。

その倉庫内は不思議な雰囲気に満ちていた。まず、工場内の倉庫なのに
なぜか壁に絵が飾ってある。どうも人物画らしいが暗くてよくわからない。
夜が明けたら確認しよう、ということにしてしばらくすわっていると、足
音がする。さっきの夜警さんの巡回だな、と思った彼は倉庫内に置かれて
いたデスクの陰に隠れた。夜警さんは怪しいと思ったのか、倉庫の回りを
何周もしていたがやがて別の場所に移ったようだった。
ほっとしてデスクの陰から出てくると一瞬頭上にひらひら動くものが見え
る。「っっっっっっ!!!!!」、遂に出たかと思ったが、それは倉庫の
梁からさがるロープだった。
すっかり気が抜けてしまった彼はそのまま座り込み、持ち込んだ酒を飲み
つつ「取材」を続けたが結局朝まで何も出なかった。
すっかり明るくなったので例の絵を確認にいったが、下の方にプレートが
かかっていた。「株式会社XXXXX 第4代社長 XXXXXXX」。これも関係がな
いらしい。結構怖かったのに何の収穫も無しで、引き上げようとしたが、
夜警さんが昨夜「中で人が死んだ」と言っていたのを思い出して、せめて
警備員さんにその辺の事情でも聞いておこうと、入ったときと同じコース
でいったん外に出てから門の警備員さんのいるところまでいった。
「すいません、雑誌XXXのものですが、中で人が死んで幽霊がでると
いう話を聞いたものですから、取材させてください」
「ああ、そんな取材ですか・・・。いいでしょう。あれは私の同僚でした。
家族を愛し、責任感の強いやつでねえ。ある日、初孫が生まれたって日に、
30分だけ持ち場を離れて病院まで行って生まれたばかりの孫の顔を見てきち
まったんだ。で、運の悪いことにその30分に工場が窃盗にあってねえ。高価
なレアメタルとか何とかってやつ、ごっそり持って行ちまったのさ。会社は
結局工場に勤めてる労働者の首切りをして生き残りを計ったのだが、解雇さ
れたやつが一家心中してねえ。その私の同僚ってやつがすごく気に病んで、
とうとう首をつって死んじまったのさ。ここからは見えないんだけど向こう
側にある倉庫の梁にロープをかけて・・・。ところであんた、この話はどこ
で聞いたの」
「・・・夜警の方に」
「えっ?ここには夜警なんていないけど・・・?」

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赤いハイヒール

383 名前:シャイン 投稿日:2000/08/21(月) 07:31
とある田舎の大学で、合コンに参加した人の話です。

その日夕方から始まった合コンは、酒も進み気が付けばもういい時間。
そろそろ帰らないきゃと思い同じ方向の友達で、丁度バイクで参加していた
やつに乗せて行ってもらうことにした。

田舎だけに街灯もなく、大学から家まで一つ山を越えて行かなければならないしあげくに小雨まで降ってくる始末。
視界は良くないし、しっかり彼に捕まってないと振り落とされてしまうし大変な思いをしていた丁度その時、線路で遮断機が下りたのでバイクが止まった。

少し休めるなと思っていると、後ろの方から靴の音がコツコツと聞こえてきた。
こんな時間に人が歩いてるなんておかしいなぁと思い、彼にしがみついている
自分の脇から後ろをのぞくと、赤いハイヒールを履いた女性だった
女性がこんな時間に不用心だなぁと思っていると、電車は通り過ぎ遮断機が上がったその瞬間、
バイクを友達が猛スピードで走り出させた。
あぶねー!なにすんだよ!と言っても彼は全く聞かず猛スピードで走らせた
家のそばまで走らせてようやくバイクの彼が止めた。
なんでいきなり飛ばすんだよ!あぶねーじゃねーか!と一言
お前、線路で女性みなかったんか?
あぁあんな時間に女性が危ないよなぁ
ちがうよ、オレはサイドミラーでちゃんと見てたんだ
あの赤いハイヒール履いたじょせいな、下半身しかなかったんだぞ…..

後は二人で無言のままだったそうです。