カテゴリー
短くて怖い話

覗き

小五だか六の時くらいの事なんだけど、当時住んでた家は一階二階両方にトイレがあったのね。
二階の自分の部屋で夜更かししてたある日トイレに行きたくなってトイレに行った時の事なんだけど、電気を点ける→ドアを開けて中に入る→用を足すっていう普通の行動をしてたんだけど
用を足してる最中にフと目の前にある窓を見たら上半身だけの白い影が窓に浮かび上がってて数秒間にらめっこした後にガチで稲中の前野みたいに『きゃああああああああっッッ!!!!』って叫んでムスコもしまわずにトイレを飛び出した事が・・・。

一階はともかく、二階の窓の外は断崖絶壁状態で例え脚立使っても人が届く高さじゃなかったのに、なんであんなのが窓に映っていたのか解らなかったし、何より用を足してるトコをバッチリ見られていたかと思うと恥ずかしくて恥ずかしくて・・・。
曲がりなりにも思春期だったからスゴく視姦された気分だったorz
でもその日から暫くは窓が恐くてどの窓にも超警戒しまくってた。

カテゴリー
短くて怖い話

鬼の子孫

洒落怖と言うか、個人的に興味深い話をひとつ
日本には、鬼の子孫を名乗る人々がいるという話

奈良県吉野郡天川村に存在する『天川弁財天社』、通称「天河神社」の宮司を務める家計は鬼の子孫だという
しかもこの鬼というのはそこらの鬼ではなく、修験道の開祖である役行者が使役した前鬼・後鬼であろうそうだ
この神社の開祖は役行者その人であり、その役行者が使役していた夫婦の鬼・前鬼後鬼の子孫が代々の守り人を任されている
現在こそ柿板氏が宮司となっているが、明治以前は井頭氏という一族も宮司を務めており、やはり鬼の子孫だという

この神社の面白いところは、節分行事として「鬼の宿」という行事が毎年2月3日に行われていることである
この行事では、通常のように「鬼は外、福は内」という掛け声は用いず、「鬼は内、福は内」という掛け声を用いる
「鬼は内」という掛け声を用いる節分行事は鬼子母神なんかを祀る神社には結構見受けられるが、
鬼の子孫による鬼を迎え入れるための節分行事はここ天河神社をおいて他に例を見ない

ちなみに、節分で追い出された鬼をかくまっている地域なら結構ある
群馬県藤岡市や、茨城県つくば市鬼ケ窪がそうである

カテゴリー
短くて怖い話

捨て台詞2

もう一つの体験話。

高校3年生のときに友達と連休を利用してキャンプに行った。
川の近くにテントを貼って、自炊してバーベキューとかいろいろした。
んで問題または夜起こったんだけど、テントで寝てると外のほうからガサゴソ物音が聞こえる。
別に熊が出るところじゃないし、その音がなんか物を漁る音だったから友達の誰かか?と思ってテントの口から覗いてみたんだけど
誰もいない。

風も吹いてないので良く確認しに外に出てみたんだ。
荷物とか置いていたところがごちゃごちゃで、明日食べる予定だった食材がもう食べられない状態になってた。
誰がやったんだよ・・・・って思った矢先にいきなり後ろから腕を掴まれた。
後ろに髪の長く、まさに死人の血色をした女が俺のこと睨みつけたまま
「邪魔。」っと言い消えた。

テントに戻ると俺を含めて全員北枕で寝てることに気づいた。

カテゴリー
短くて怖い話

入りたがらない

従妹の両親から聞いた話なんだけど
俺の従妹は美術系の高校通ってて、やっぱり絵画とか好きなのね
それで、自分の部屋に美術品のポスターとかを飾ってるらしい
でも、芸術としての絵って、なんというかちょっと不気味なところあるじゃん
それで従妹の弟(まだ小学生にもなってない)が怖がって、その部屋には入りたがらなかったそうな
連れ入っても、すぐに怖い~って言って涙目になって出ていくらしい

そういうことがあったから、長いこと従妹は弟を部屋には入れてなかったんだけど
ある時に、なんかの用事で従妹はまたむりやり弟を部屋に連れ込んだんだと
だけど昔と変わらず「怖いよ~」って部屋を出て行こうとするから
「何が怖いの?」って従妹は弟に聞いたらしい
そしたら弟は、部屋の至る所に飾ってある不気味な絵画の方は見ずに、部屋の上の角を指さして
「あそこに怖いおじさんがいる」と…
従妹は性格図太い(というかちょっとおかしい)から「またまた~」とか言って適当に流してたらしいけど
両親がそれを聞かされた時は冷や汗かいたと言っていた

後に聞いた話だと、従妹が小さい時も
「○○ちゃ~ん」
とか言って、誰もいない田んぼに向かって手を振ったりしていたらしい

カテゴリー
短くて怖い話

遭遇

俺幽霊とか見たことないんけど、この前ちょっとした場面に遭遇した。

会社帰りに商店街の踏切付近をボーと歩いていたら、20mほど先に半透明の中年の小太りの男がいた。

どう見ても透けてるし「うわ!ついに幽霊見た?」とか思ってたら

その幽霊が遮断機をすり抜け、踏切に入った。電車はすぐそこまできていた。

そして嫌な音がした。

急ブレーキをかけて止まる電車。周りからは悲鳴と嗚咽が聞こえた。

亡くなったのは長髪の細身の女だった。

目撃者として何か証言したほうがいいか迷ったけど、キチガイ扱いされそうだしやめた。

カテゴリー
短くて怖い話

蜘蛛

空気を読まず投下
高校の時、部活の合宿で長野に行ったんだが
旅館とかに泊まるんじゃなくて廃園になった幼稚園を掃除して
そこに泊まることになった。
無論手入れなんかされてないから泊まる前に掃除をすることになった。
庭、教室?は想像していた通り虫の寝床になっていたんだが、
職員室?的な場所だけ南京鍵がかかって入れなかった。
このままだとOBや先生の寝る場所がないってことなので
失礼だが南京錠を壊して入らせてもらうことになった。
だが開けてみて驚いたんだがその部屋の天井にびっしりとお札が、
張ってあった。そしてそのお札には蜘蛛?人間みたいな絵が描いてあった。
でも当時俺は体育系なノリだったから、なんぼのもんじゃーって感じで
お札を箒ですべてたたき落としてしまった。
だけど一枚だけ隅のほうに頑固に張り付いて取れなかった。
仕方ないので脚立を持ってきて素手ではがすと、天井の板が取れて
黒い蜘蛛がわっと降ってきた。
だけどそいつもまとめて掃除機で吸い取り、屋根裏にたっぷりと
防虫スプレー噴射してまた天井を貼り付けといた。
今思えばよくあんな事したなと思う。翌朝庭に出した靴を履こうとしてみると友達の靴はなんとも
なっていないが、俺の靴だけまるで蛹のように蜘蛛の糸が巻き付いていた。
その後俺は肝試し中、一本道のはずなのになぜか迷って
廃村に迷い込んだり、その時の彼女が同じ肝試し中、白い服を着た
人間に追いかけられたりと散々な目にあった。
なんとか助かったのは、高僧だった曾爺さんのサイン入りの木札の
おかげだと思う。財布に入っていたんだが黒焦げになっていた。
やはりさわらぬ神にたたりなしだと思う。