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洒落怖

霊柩車

あれは中2の夏休みに入ったばかりの事だった。
ちなみに今23なので10年くらい前の話。

夜、家でゴロゴロしてたら電話がかかってきた。それに出た母は焦っていた。
どうやら母方の祖父が危ないよう。
祖父は老衰で寝たきりだった。

という事で母の車で祖父の家に向かう事に。祖父の家は車で1時間ほどの所だった。
もうそう長く持たないとは思っていたので、せめて息の有る内に会いたいと母も自分も焦っていた。

夜の田舎道を母は車を飛ばした。自分は助手席で黙って祖父の事、思い出を思い返していた。

322 本当にあった怖い名無し 2012/07/29(日) 02:20:55.14 ID:LAS5FeLB0
田んぼに囲まれた一本道を走っていると前から対向車が走って来た。
それを見て自分はこんな時間にこんな所を車が走ってるのは珍しいなと思った。しかもやけにスピードを出してる。それも並のスピードではなかった。
驚きながらも祖父の事で気が動転していたし、深くは考えずに見ていた。
そして、すれ違う瞬間に俺は息をのんだ。
その車は霊柩車だった…明らかにおかしかった。

しかし、運転に夢中だったのか母は特に反応してなかった。
自分もなぜかその時、母に喋りかけようとはしなかった。
というより家を出た時からずっと2人とも無言だったので話しかける雰囲気ではなかったのかな。

そして、祖父の家に着いた時、祖父はすでになくなっていた。
そして、亡くなった時間は霊柩車とすれ違った時間とほぼ一緒だった…
この時は母も泣いていたし特にこの話をしなかった。

323 本当にあった怖い名無し 2012/07/29(日) 02:26:53.25 ID:LAS5FeLB0
その後、色々ゴタゴタしてる内にこの事は忘れていた。
というよりその時は話す事でもないかなくらいに思っていた。

だけどしばらく経った時によくよく考えたら、明らか不自然だなと思って母に尋ねた。
しかし、母はよく覚えてないし、なんかの間違いだろうと言っていた。

今となっては気のせいなのかもしれないけど、自分の中ではやっぱりはっきり見たのを覚えているし、祖父を乗せていたんじゃないかなぁとも思ってる。

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洒落怖

少年

友達の話。
友達(以下A)の彼氏の家は水道が止まってる。だからいつもトイレするときは近くの公園を使ってるんだって。
いつもは彼氏に公園までついてきてもらってるけど、その日はたまたま彼氏が友達に呼ばれて出て行っちゃったから、トイレに行きたくなったAは1人で公園に向かったらしい。
公園の前の階段でランドセルを背負った男子小学生がいるのに気がついたんだけどすれ違う瞬間に 今の時間に小学生が居るっておかしい…って気がついてすぐ振り向いたんだけどいない。
周りを見ても一本道で曲がるところもなかったので、もしかして幽霊か(;゙゚ω゚ )!?と怖くなったAは急いでトイレ済まして友達に電話したんだと。「こんなことがあって~」と全部話し終わった時、友達が一言。
「言いにくいんだけど…最初からずっとAの後ろから男の子の声が聞こえてる」

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洒落怖

鈴の音

あまり怖くないかもしれないが俺の体験談を

5年くらい前、名古屋のとある会社に勤めていたんだが、仕事の関係で1週間くらい東京に滞在することになった。
22時くらいまで仕事してホテルに帰って風呂入って寝て、また翌朝出張先へってのを繰り返し。
選んだホテルは適当に、出張先に近いのと、設備もよさそうだからとそれだけ。
仕事自体は自分ひとりの出張だし重くない業務だし、まあのほほんとした気分で赴いた。

1日目チェックインして部屋に入ったとき、別に何も感じなかった。そもそも自分は霊感ゼロだったし。
ところが洗面所で手を洗っていると、鈴の音みたいなのがするのに気づいた。
チリーン、チリーンって規則的に思えて規則的でない、鈴の音?金属の共鳴音がする。

最初は洗面台の上のコップに響いてる音かなと思って、コップをどけてみたがまだ音がする。
それじゃあ水を流すと配管か何かに響いて音がしてるのかな、程度に考えていた。
ただ、音の出所がどうしても分からない。自分は結構耳がいいほうなんだが、その音がどこからしているのかわからない。

2日目も3日目も、洗面台で水を流していると鈴の音がする。
その頃気付いたのは、音がするのは水を流しているときだけ。水を止めると鈴も鳴り止む。
そうなると自分も「ああ、配管に響いてるんだろうなー」と暢気に考えていた。

4日目。仕事も順調で、その日は20時にはホテルに帰った。
顔を洗っているとやっぱり音がする。
「ああ、まだ配管おかしいのかな」って思って、顔を上げた。
鏡に映っている自分の背後のドアの影から、人が覗いているように一瞬だけ見えた。
ふっと振り返っても誰もいない。当たり前だが。
そのときは何か疲れてるんだろうなーって思うだけだった。よく疲れていると、視界の端に白いぼんやりしたのが見えるだろ?
それと同じだと思っていた。
その後特に同じようなことがあるわけもなく、変わらないのは水を流すときに鈴の音が聞こえること。

77 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/26(木) 01:19:20.40 ID:AOCEMBpp0
ところがホテルに泊まる最後の日、その日は仕事先の人と最後ってことでちょっと飲んだんだ。
その後ほろ酔いで帰ってきてシャワーを浴びていた。そしてシャワーの水を流しているときに気付いた。
今までは、洗面台の水を流しているときだけ聞こえた鈴の音が、今日はシャワーの水を流していても聞こえる。

チリーン、チリーンって音は間隔を置いたと思えば、連続して鳴る。
配管いかれてるんじゃねえのこのホテル、って思いながら何気に視線をシャワーカーテンのレールの上に上げた。
真っ白い顔の女の人がうつろな視線で見ている。
よくこういうときには怒っているとか悲しそうとか見かけるけど、そいつはぼんやりと焦点も定まっていない感じ。
ただ、顔色が真っ白というか、真っ青に近かった。

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洒落怖 田舎・地方の習慣

平家ゆかりの洞窟

これは、山陽の某洞窟で体験した話です。長いですがお許しください。

いわゆる、秋のオートキャンプだった。
大学の寮内バカメンバーだった広島のヤツらと3人で、
山陽にあるオートキャンプ場で、久しぶりに集まって一杯やろうか!という話になった。
テントやらコンロやらをワゴンに詰め込んで、車内で昔話で盛り上がってるうちに、
山奥のすばらしいキャンプ場に着いた。

テントを張って、晩飯の仕込みをし、その間にも昔話で盛り上がってた。
そうこうしているうち準備も終わり、まだ時間があるんで、
ちょっと周辺を観光しようか、という話になった。
ドライバーのヤツは、寝とくわと言ったので、二人で散策することにした。

キャンプ場からものの5分のところに、大きな洞窟が口をあけていた。
古びた看板を読むと、こんなことが書かれていた。
「ここは、源平合戦のおりに、平家一門が隠れ住んでいたという伝説がある洞窟です」と。
そして看板のそばには、ちいさなほこらがまつってあった。

へぇ~、こんな薄気味わるいとこに、よう隠れとったなぁ。
そうじゃの~。なんて会話してて、ふとそいつに話したくなった。
「オレのご先祖に、平家の落人がいるらしいで」
そいつは、ふ~ん、と流した。本当のことなのになぁ。

61 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/25(水) 22:23:24.29 ID:zjpVYgud0
そのときだ。オレの頭の中に言葉がささやくようにひらめき、
つい口をついて出てしまった。
「・・・おごれる平家は、久からずや。おごれる源氏もまた、久からずや。
・・・・世は、なべて諸行無常なり・・・・」
低い声だった。自分でもびっくりするぐらい。
でも、ヤツは聞いてなかったかのようだった。

じゃ、洞窟の奥に入る前に写真を撮るか、と、
ほこらと看板の前に立ち、入れ替わるようにして2枚撮った。
写真を撮りながら奥に進むと、いっそう不気味さは増した。
洞内のランプが途切れたその先は、飲み込まれそうな暗黒だった。
さすがに、これは進めないと、オレ達は引き返し、テントに戻った。

62 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/25(水) 22:24:13.54 ID:zjpVYgud0
楽しい宴だった。ただ、ものすごい冷たい風に、みんな毛布にくるまってたが・・・。
そうこうしているうちに、眠くなり、テントに潜り込んで爆睡してしまった。
そして翌朝、気持ちのいい朝だった。
みな早く起きたので、きのう残っていたヤツに、洞窟に行こうと誘ったのだが、
めんどくさいとぬかしたので、また昨日のヤツと行ってみた。
2度目なので、今度は怖くはなかった。

20分ほどでテントに戻ると、残ってたそいつがニヤニヤしていた。
「なんや?」「おまえらのー、中でエッチなことしとらんかったか?w」
「おいおいホモじゃねーよ!」「いや、おまえらのすぐ後ろに、女がくっついて歩いとったぞw」
「・・・・どんな女?」「そーじゃのー、髪の長い美人じゃったw」
またこいつ、昔の悪いクセが出たなwと、オレ達は軽く流してやった。
「うんうん、いっぱいしてもらったよwwww」「えーのぉw」

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洒落怖

心霊ツアー

これは、大学にいたころに体験した事です。

あのころオレたちは、若さゆえのなんとやらで、寮のバカメンバーでつるんでは、心霊ツアーと称して、
いろんないわくつきの場所に行ったものだった。

そんなある日、広島のヤツがビデオカメラを中古で手に入れて、「これで幽霊撮りまくろうぜ!」と、
いつもの心霊ツアーに、それを持って行くことになった。
集合は夕方。学校の裏門前の駐車場にみんなが集まって、そこからカメラをまわし始めた。

フルコースだった。廃トンネル・・・自殺者が出た滝・・・山奥の神社などなど。
自分たちが行ったことのある心霊スポットに行っては、みんなでさわいでカメラに収まった。
けっきょく、明け方近くに集合場所で解散したような気がする。

968 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/07/24(火) 19:47:38.70 ID:2RXO/KlS0
数日後、オレたちバカメンバーは、沖縄のヤツの部屋に集合し、ビデオを見ることとなった。
みんなが、それぞれの心霊スポットではしゃいでいる姿が、テレビに流れた。
「おいおい、なにも映ってへんがな!」「そんなことないさー、よくみるさーねw」
「中古じゃけぇ、幽霊映らんのんかいのぉ・・・」「なんかオレたちバカやってんじゃんw」
結局、心霊スポットでは何も映ってはおらず、場面は最後の解散場面となった。
・・・あれ?
オレは、なぜか沖縄のヤツを見たら、ヤツも固まっていた。
「・・・おい、今のは・・・」「うん、そうかもしんない。」
「おい!!巻き戻せ!!!!!!!!!!!」オレは叫んだ。

最後にみんなを映して、おつかれさまでしたーなんて言ってる背後のガケに、
斜め下にうつむいている女の生首が、こっちを見ていた。

は?なにも映ってへんがな。なんか霊でもいるんか?
その言葉こそ恐怖を感じた。なんと沖縄のヤツとオレ以外には、その生首が見えていないのだ。

969 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/07/24(火) 19:48:48.96 ID:2RXO/KlS0
懸命に説得するオレたちをバカにするかのように、けっきょく彼らは帰っていった。
そして、残された2人で話し合った。
「これ、どうしよう・・・」「あ、妹の友達、霊感が強いから見てもらうさー!」
そのビデオは、ヤツの妹経由で霊感少女のもとへ届けられた。

後日、ヤツの妹から電話があった。
その内容を要約すると、こんな感じだ。
霊感少女がビデオを確認すると、やっぱり女の生首が映っていた。
そして、その生首が、毎晩毎晩、霊感少女のもとへ現れる。
ものすごく危険な霊だそうだ。
もう絶対、心霊ツアーとか行かないように兄らにきつく言ってくれ!と、
妹に忠告したそうだ。

そのビデオは、ヤツの妹にたのんで、神社で処分してもらった。
その霊の正体は、結局こわくて聞けなかった・・・・。
その後、オレたちが心霊ツアーを止めたのは、言うまでもありません。

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洒落怖

ビルメンテ

俺、メンテナンス会社に勤めてる
客先の施設に常駐管理したり、不具合があると急行するなどいろいろなパターンがある。
自分は巡回点検担当だが、夏休み期間中は普段受け持たない設備を交代で点検する。

都内のあるビルでの話
自分の受け持ち外のビルでメンテ作業を素を行うので、手順書を持って現地へ
最地下に行くには階段か、エレベーターで地下○階まで降り、そこから階段で下る。
手順通り、受付でセキュリティカードをもらって、エレベーターにかざしてエレベーターの
最地下へ、そして階段を降りビル最地下へ
薄暗いフロアで、配電盤を探し、フロア全体の明かりを点ける
パッと明るくなり、作業には何の問題も無い
早速、手順に則り、所定のチェックを行い記録する

気になる点と言えば、ビル全体の大きさや構造から考えても、オーバースペックの設備があり
消費電力もハンパ無い
何なんだろう??と思いながらも、色々な客先があるし、大きい実験装置でも動かしてるの
だろうと考えて、作業終了。

作業終了チェックしながらふと見ると、ハーフサイズのエレベーターらしき扉が
あれ?最地下行きエレベーターは無くて、階段だけだったが・・・荷物用かな??
何の気なしに扉に近寄り、セキュリティーカードをかざすと、スッと開いた扉
中は荷物用ではなく、明らかに人用
覗き込んでみると、階数表示は地上から、いくつか飛ばして地下数階+自分のフロア
さらに下に○階
乗り込んでみたい衝動に駆られたが、契約違反にもなりかねないので辞めておいた

865 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/07/23(月) 15:24:54.44 ID:qVgAWq5Z0
フロアの内線電話で管理質に電話し、警備員に案内され、地上フロアへ

警備員:問題ありませんでした?
俺:そうですね、全部規定値ですし、休止機器もテスト運転したところ問題なしです
警備員:じゃ、受取にサインします
俺:そういえば、(エレベーターの事きいてみようか・・・)
警備員:はい?
俺:(いや、契約もあるしやめとこう)あ、勘違いです、すみません。
警備員:そういえば、先週まで担当されてた方、亡くなったそうですね
俺:は?あ、そうなんですか?(Kさんは今週頭から夏休みで、来週出勤のはずだが・・)
警備員:あれ?私そう聞きましたけど、間違いですかね?
俺:いや、私が聞いてないだけかもしれません
警備員:そうですか、私も聞き間違いですかね?あははは!
俺:では、失礼します。

休んだだけで、何だか妙な話になってるなあと思いながら、サービスカーで事務所へ帰ると
「Kさん、昨日、自宅で心不全になって亡くなったそうだ」と
健康診断も問題無いし、社内のサッカー部でレギュラーやって、病気なんかに縁の無い彼が?
そしてKさんの死亡は一切広報されることなく処理され、自宅のマンションも早々にり売り払われた様子
家族も田舎に帰ったらしいが、Kさん友人によると、家族とも音信不通らしい