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洒落怖

【虫注意】塩辛

イカの話があったので、自分の体験を一つ。
20年以上前のことです。

あまり料理が得意ではないウチの母親が近海モノの生イカを買って来ました。
新鮮なそのイカをどうやって食うか?ちょっとした家族会議がありました。
イカそうめんなんてのもありましたが、当然母親はさばけません。
で、火を入れるのはもったいないということで、塩辛にすることにしました。
塩辛はみんな大好物です。
ワタを出し身を短冊に切って混ぜ、大き目の器にいっぱいの塩辛が出来上がりました。
親父は既にメシの上に山盛りの塩辛をのせて食い始めていました。
自分もアツアツのメシをよそって、さあ食うぞと塩辛の器に目をやりました。

なんと!!塩辛が一瞬動いたのです。グニョって。
声も出せずに塩辛の器を凝視しました。
また動きました!しかもよく見ると器の中のあちこちで動いています!!
自分はその「動く塩辛」を一つ箸でつまみ上げました。
それは箸に摘まれて元気にのたくっていました。

凍りつく家族。見つけた自分がいけないみたいな空気になってます。
とりあえずみんな食うな!と、夜だしそれしか出来ません。
翌朝一家で病院に行きました。元気にのたくる「それ」をコップに入れて。

寄生虫でした・・アニサキスというやつです。
幸いにも家族で寄生された人間はいませんでした。
(噛み切られると死んでしまうらしい)
以来、実家では塩辛はタブーとなりました。

長文すいません。

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山の怖い話

音の主

あんま怖くないけど小さい頃に体験した話。
俺の実家はドがつく田舎で、四方八方たんぼやら山やらに囲まれている。
お盆の季節になると仏壇にお供えするしきびって植物を採るために、近くの山までじいちゃんが取りに行くんだけど、幼い俺はその機会によくじいちゃんに山に連れていってもらっていた。
その山ってのがほんと険しくて、道はあるっちゃあるんだけどものすごく狭い。
しかも急で険しいし植物が生い茂っていて視界が悪い。当然舗装なんてされてないから石がごろごろ。
じいちゃんはそんな山道をバイクで登っていった。
車で行きたいってのが本心だろうけどさっきも言ったように道が狭いからそういうわけにもいかない。
だから俺はそんなじっちゃんのバイクの荷台に乗って山に連れていってもらっていた。正直乗り心地は最悪だったね。

ガタガタ揺れまくりでケツは痛いし道の方に突き出した枝がいつ目に刺さるんじゃないかとヒヤヒヤしてた。
それにも関わらず山に行く理由は、単純。きれいな川で水遊びが出来るから。
あとこれはおまけみたいなもんだけど、じいちゃんの身に何かあったらってちょっと心配だったんだよね。

870 本当にあった怖い名無し 2007/07/31(火) 09:21:28 ID:hWHHyctLO
まあとにかくそんなわけであの日も二人で山にでかけた。
しきびを採る場所ってのは毎回同じで、結構な時間登ってるとダムがある場所にたどり着く。
行き止まりなんだけど開けた場所になってるからそこに一旦バイクを止めて、今度は身一つで道から外れた林(?)の中に入ってじいちゃんはしきびを採るんだ。
その間俺は待機。何するわけでもなく、木々の中に入って姿の見えなくなったじいちゃんが帰ってくるまでただひたすら待つ。
「迷子になっちまうから、ここら辺から動くんじゃねぇぞ」って、ここに来る度じいちゃんに釘さされてた。
俺はそれを忠実に守っていた。とは言っても虫探したりしてほんのちょっとはうろつくんだけど。
お盆の季節だけあって、暑い。蝉の声が何百何千って重なって聞こえる。
川の水が流れる音やブーンという虫か何かの羽音。
視覚にも聴覚にも、とにかく体中で夏を感じながら俺は一人で虫を探していた。
じいちゃんと別れてから15分くらい経っただろうか。
俺は妙な音を聞いた。
がさがさというか、ザザザザとかそんな感じの音。
林の中から聞こえてくる。じいちゃんが帰って来たのかなって思った。
いつもは30分くらいはかかるから今日は早くしきびが見つかったんだなーなんて考えながら、「じいちゃん?」って林に向かって呼んでみた。
返事がない。聞こえなかったのかな?

871 本当にあった怖い名無し 2007/07/31(火) 09:22:32 ID:hWHHyctLO
相変わらずがさがさと、さっきの音は続いている。
俺は、じいちゃん耳が遠いから俺の声が聞こえないんだな、そう思ってじいちゃんがもっとこちらに近付いてから呼んでみることにした。がさがさという音が近づいてくるのを待つ。
が、なかなか近づいてこない。音はそう遠くない所から聞こえて来てるのに、一向にこちらに向かってくる気配がないのだ。
なんか、おかしい。さすがの俺もそう思い始めた。
「・・・じいちゃん?」
もう一回呼んでみるがやはり音の主は答えない。がさがさという音がしているだけ。
しかもさ、注意して聞いてみるとその音っていうのが変なんだよね。
俺には近づいては来ないんだけど、ある一定の距離(多分結構な距離)を行ったりきたりしてんの。しかもかなりの速さで。
人間わざじゃないって思った。同時にゾクっとして、怖くて堪らなくなって俺涙目www
声あげて泣いたらそいつにばれて襲われるんじゃないかとか思って必死で耐えた。
それから10分くらいして、じいちゃんが帰ってきた。バイクの横で声も出さずに泣いてる俺見てびっくりしてた。
気付いたらいつの間にかあの音は消えていた。
家に帰って、泣いてた理由を家族に問い詰められたのもあってあの音のことを話したんだけど、気のせいだとかなんとか言われて信じてもらえなかった。
以上、俺が体験した話。

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洒落怖

キュウリのみを一週間食べてみなさい

キュウリのみを一週間食べてみなさい
日常の向こう側が見える様になるから
俺は未だにトラウマでキュウリが食えない

88 本当にあった怖い名無し sage 2007/06/27(水) 11:55:48 ID:eIL4kl4MO

キュウリを書いた者だが、俺が実際体験した話。
俺は熱し易く冷め易い典型の性格で、その夏は母親の実家から大量のキュウリと自家製味噌を頂いた(農家なんで)。
うちの母親も典型的な男親で毎晩の様に山盛りにキュウリを出してきて、そんなこんなもあり味噌キュウリを食べる事がその当時の俺にとって何よりものマイブームになった。

夏バテもあり、あまり胃にくる物よりもスナック感覚でつまめるキュウリについつい手がいってしまい、三色遂にはキュウリのみという生活になってしまった(飲み物はサッパリが好きなんで烏龍茶を愛飲)。
そんなこんなで一週間が過ぎた頃、部屋で読書をしているとやけに部屋の中に少し大きめな虫が飛んでる時が多くなった。
しかし、よくよく見ると見えるのはその虫の影だけ。
栄養失調で目がイカれたか?と思ったが、それでも俺はキュウリを食べるのを止めなかった。(それ程にもはまっていたのだ!)
一週間を少し過ぎた位に、風呂へ入っている時に(我が家の浴室への扉はガラス)背中に気配を感じて振り返ってみると扉いっぱいはある身長の黒い影が立っていた。
日数を経過する度に影を見る機会が増えてきて、やがて声や匂いまでする様になってきた。
影自体も最初は黒かったけどだんだん肌色に近付いていき、見える大きさも虫サイズから人サイズにまで移行していった。
あー指が疲れた。

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洒落怖

娘に見えるもの

うちの娘が2才の頃、よく宙に目線を彷徨わせることがあった
嫁さんと「赤ちゃんには見えるっていうよなw」なんて笑いながら
「なにが見えるの?」と問いかけると
「お友達」と娘
「お友達なん?お名前は?」と、まだ余裕で訊く俺と嫁さん
娘は無言でまたじっと宙の一点をみつめると、すこしして
「けいこさん」と答える
テレビかなんかの影響かな?くらいにしか当時は思わず
娘には架空のお友達「けいこさん」がいるというのが嫁と俺の共通認識となった

120 娘の話その2 sage 2007/06/28(木) 06:29:09 ID:+2/Dyu530
で半年程して家の事情で他県に引っ越すこととなり
娘もそのころにはあまり目線を宙に彷徨わせることもなく
俺も嫁も「けいこさん」のことなどすっかり忘れていた

娘が3才になる頃、職場の飲み会に(嫁と俺は同じ職場)娘もつれて行った時のこと
猫には幽霊が見えるという話題から、ふと「けいこさん」を思い出し、皆にその話をした

面白がったパートのおばさん連中がうちの娘に「けいこさんはまだ見えるの」と訊くと
「けいこさんはもうおらん」と娘
「どこ行きよったんw」とからかうように訊くおばさん
だが娘がぽつりと語った「けいこさん」の話にその場は凍りついた

121 娘の話その3 sage 2007/06/28(木) 06:37:52 ID:+2/Dyu530
娘いわく
引っ越しの時に前の家にけいこさんはおいてきた
いっしょにはこれなかった
けいこさんは家にいたけどほんとうは石でできた橋のしたにいる
おんなのひと
としはわかんない
けいこさんは橋の下でひとりぼっちだったから自分のところに来た

そこまで語った娘は急に不機嫌になり
その後の追求には「わからん」としか答えなくなった
若いパートの女の子が重くなった雰囲気を変えようとしたのか努めて明るい声で
「けいこさんみたいな人はもう見えんのん?」と娘に尋ねると
娘はじっと座敷の隅を見つめて指差し「○○○さん」と意味不明の名前を言った
ますますその場は重くなり、飲み会は早々におひらきとなった

122 娘の話ラスト sage 2007/06/28(木) 06:50:21 ID:+2/Dyu530
この話をうちの母親にすると、母いわく
「うちの家系は女は「見る」家系なんだ、気をつけなさい」とのこと
そういえば母親が写真を撮ると必ず何枚かは原因不明の光線カブリがあった
妹が突然「誰かきた」と言い出し、外を見ても誰もいないのに
犬がけたたましく吠えることが時々あった
家系なら仕方ないかとなんだか納得した

娘も今は11才になり、おばけも虫も血も苦手な普通の小学生になってます
当時のことは全く記憶にはないようです

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苦焼女

「苦焼女~一昨日~」1/5
地方心霊関連の板からやってきました。もう、IDとかで調べられたら見つかっちゃいますが。一昨日の深夜の話です。
自分は(オフ会の準備のためにルートを決めてから)時間設定等計算したりなんなりで、気がつくともう深夜26時。
なかなか上手くいかずにあきらめかけていたのですが、一瞬変な臭いがしたんです。
自分では「ああ~また(悪い物を)呼んだかな」と思って、それまで開けていた窓を閉めました。
いつもは、どんなに暑くても年中窓は開けないんですが今年はむし暑くて夜だけ開けていました。
窓を閉めても臭いが止まらないので、天井近くにある通気こうも閉めて、扇風機なしで作業を再開したら臭いが強くなりました。
やはり、タイミングが遅かったのか窓にびたーっと顔を押し付けている状態のようで(子供がよくやる感じです)カーテンが無かったら多分卒倒してました。
じーっと、していました。
どんどん、と窓を叩くようなしぐさもしてくれません。
何か攻撃的なタイプではなく、なかなか手が出せません。

もう、「ああ、じーっとこっちを見ている」
緊張が走って、作業を中断。

313 Bird sage New! 2007/06/13(水) 20:05:28 ID:kRd1eEqa0
「苦焼女~一昨日~」2/5
「どこから来たのか?」というのも慣れてしまって抵抗なかったのですが、いつもと違うんです。
「恨み、辛み、妬み、助けて」とぶつけてくる「あっちの人」とは明らかに違ったのです。
まだちゃんとした「あっちの人」じゃないんです。
「あっちの人」=死んで、荼毘にふした人。
それなのに、やたらと火葬場の臭いがするんです。
(ただ、今は古くなければそんなに臭いがする事もないのですが昔の臭いに割りと近く)それも、中途半端過ぎて(温度が低すぎて)臭いが酷いんです。
話しかけても、くぐもった声と臭いが増すだけでどうにも出来ません。
少しでも、浄化してあげたいと思うのですが荼毘にもふしていないのに浄化は出来ません。
そんな時に、素人の経なんて何の役にも立たないので「帰りなさい」って何度も言いました。
なかなか、帰ってくれないので、困りました。
「誰かに何かされたのなら、そっちに行ってみるのも手だよ」とイケナイすすめを説いても、無駄。
何故に、自分の所にやって来たのか全く解らずじまい。
脅迫めいたことをして(ここにいると○○○がいるから、どのみち消えてしまうよ)、
追っ払いに成功してもやはり女性が気になってしまって、何だか申し訳ない気がしました。

314 Bird sage New! 2007/06/13(水) 20:07:21 ID:kRd1eEqa0
「苦焼女~一昨日~」3/5
翌日(その出来事から数時間後)。
何とか帰ってもらえて、ぐっすり眠ってしまい、寝坊をしてしまいました。
多分、何か火か何かで亡くなったままの方だと思って調べてみました。
もしかして、そんな状態で来るんだったら、知り合いかと思ったり。
一刻も早く、見つけてあげたいのですが新聞朝刊(前日の夕刊も)を捜してもそのような記事がありませんでした。
疲れていたせいだ、と気持ちを切り替えて外出しようとすると、鼻血がたれてきてしまったんです。
かがみこんでティッシュを取ろうとすると、急に動けなくなって、意識がはっきりしているのに手足を縛られたようにまったく動かないんです。
内側から外側にかけて、力をかけようとしても全然ぴくりともしませんでした。
臭いはしません。
鼻血が出て、血の臭いしかしませんでした。

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洒落怖

サボテン

ホームセンターで安売りしてたサボテン。乾燥に強く水もあまりあげなくて良いと説明書があり
購入後、その通りにしていた。というより忘れていた。
気が付いた時にはすでに萎れており気持ち茶色く変色気味で
腐った太い枝のような姿になっていた。そこで急いで水をやった。
購入してから約6ケ月も水分補給していなかったサボテンは、タップリの水を全て吸いあげたのか
翌日には見た目もはち切れんばかりのプルプルボディーにまで回復した。
そんな事があって一週間位たったある夜の事。
夜中、異常な喉の渇きと喉の奥に虫が張り付き、這いつくばるような感覚があり目を覚ました。
気分も悪く夢中で何度も水を口に運ぶ中、ふとサボテンが目についた。

寝る前に見たのと同じ、今にもはち切れんばかりのボディー。しかし、何かがち・が・う?
サボテンの表面がボコボコと波打つように動いているように見える。
気のせいか??眠い目を懲らしながら顔を近付けてみた。・・・・!!!?
見間違い!確かにサボテンは動いている!いや、正確にはサボテンの中の「何か」がだ。
表皮のすぐ下に無数の白っぽい「何か」がのた打ち廻り苦しそうに藻掻いているのだ。
ぐるりと見渡すとサボテン全体の表皮下にひしめきあっているようだ。数はおおよそ数百匹。
目の前の出来事を理解できず、只凝視することしかできなかった。足も竦んで動けない。
その時だ。「プチッ」「ブチュッ」「ブチ!」
無数の白い「何か」サボテンの表皮を破り外へ一斉に飛び出した。皮を突き抜ける音まで響く。
あまりにも顔を近付けていた為、その内の幾つかが顔に勢い良く飛んできた。
ベチャっと張りついたそれは顔を左右に振ってもなかなか落ちてくれない。
蛆ではないが、何かの幼虫。白く丸っこい体で忙しなくのたうち回る数百匹の
幼虫の姿は僕にとってはまさしく地獄でした。