カテゴリー
洒落怖

取り憑かれ

304 名前:百物語まとめサイトより[sage http://100.amearare.com/] 投稿日:2007/05/12(土) 04:15:05 ID:1325x+yP0
第四話『取り憑かれ』
39 :影虎 ◆ufyC28b62o :2006/12/16(土) 22:25:33 ID:eLalRgqSO

私と母は折り合いが悪い。
かれこれ十年近くになるだろうか、殴り合いになり、私が家出する事も度々ある。
ある日、祖母(母の母)が言った。
「あの子は、誰かに取り憑かれてるんじゃないかねぇ…」
私と祖母は有名な尼さんの所に行き、事情を話した。
祖母の、元姑が取り憑いているとの事だった。

つまり、母にしてみれば父方の祖母だ。
祖母は昔嫁ぎ先でイビリにイビられて、離婚した。
その鬼婆ぁが、母に取り憑いていると。
母が一人で、違う霊能力者に見て貰った時も同じ事を言われたと聞いた。
ひどく祖母と私に執着しているから、無理矢理憑き物落としをするのは難しい、とも。

ということは、私と母は繰り返すのか。
祖母が夜逃げ同然で逃げ出して、二度と戻らなかった様に。

そう思ったら、悲しくて涙が出た。

【完】

カテゴリー
洒落怖

転校生

小学校のとき、クラスに俺と同姓同名、漢字までいっしょの子が転校してきた。
近所に引っ越してきてから仲良くなり、よく一緒に遊んでいたが、その子は家庭的にかなり問題があった。
お父さんが無職でギャンブル狂の酒乱と凄まじくダメな人だったようで、一年ももたずお母さんがその子を連れて家出。その子も連絡もつかなくなった。
その後、そのお父さんが頭がおかしくなった。子供と同じ名前の俺の前によく現れては、意味不明のことを言うようになった。

うちの親に「てめえ、俺の子を誘拐したな!」とか脅迫電話をたびたびかけてくるようになり、ついに警察に相談。
それを知ったそのお父さんはますます壊れ、俺が小六のとき、ついに俺を誘拐しようとした。
大声で俺の名前や意味分からんことを叫びながら、俺をつかんで車に詰めこもうとした。めっちゃめちゃ怖かった。
もちろん俺も号泣して大暴れしながら抵抗し、おっさん蹴りあげて、血だらけで近所の家に逃げ込んだ。

結局、おっさん逮捕→俺強制検査入院&取り調べのコンボでヘトヘトになりました。
今でも、おっさんに抵抗したときの傷が左手に盛大に残ってる。マジトラウマ。

でも本当に怖かったのは、事件のあと、家にただ一言「ごめんね…」と呟いて切れる電話が、三年くらいかかってきてたこと。

カテゴリー
洒落怖

そりが合わない

生理の話なので、気持ち悪くなるかもしれません。

数年前、バイト仲間だった男の話。
そいつは異常なまでの潔癖性だったんだ。
そいつにレジやらせると、小銭と客の手が触れたっていうだけで必死に手を洗い続けるのね。ずーっと。
その間にレジが混んでくるんで、結局他の奴が代わりにレジやらなきゃならんくらい潔癖性なのね。
トイレ掃除も、床におちたゴミすら拾えない。
でも、普段の性格はかわいい弟みたいな奴でさ、皆も憎めなくて。
接客も上手だったから、自然と周りの奴が汚い仕事をやってフォローしてたんだ。

ある日、そいつがバイト先に彼女連れて来たんだわ。
めちゃくちゃ綺麗な彼女でさ、「アパート借りて同棲するんです!」とか言ってて、すごい幸せそうなの。
皆で「綺麗な彼女じゃねーか!良かったな!」って喜んで、店長もサービスでパフェとか出してやって祝福してたの。
しばらくは「彼女の飯がうまくて太っちゃいました~」とか幸せな話を聞いてたんだけど、同棲はじめて半年くらいしてから、そいつ急にバイトも休みがちになって元気なくなってさ、彼女の話もぜんぜんしなくなったのね。
「最近元気ないな。彼女と何かあったの?」
って聞いたら、そいつが
「………実は」
って話しだしたんだ。
510 本当にあった怖い名無し 2013/08/28(水) 14:01:57.26 ID:GJLKSQt1I
そいつ、生まれて始めて女の子から告白されてさ、
誰だか知らないけどめちゃくちゃ可愛い子だったから嬉しくて付き合い始めたらしい。
だけど、彼女と同棲しはじめてから、自分の潔癖性のせいで彼女とケンカになることが度々あってさ。
特にそいつが嫌だったのは、彼女が生理中の時。
トイレの三角コーナーにナプキン捨てただけで発狂(臭いがだめらしい)
生理中に風呂に入っただけで発狂(湯船が汚れるから)
一緒のベッドで寝るのも拒否(臭いが布団につく、ベッドに血がつく?とか)
で、寝る時は廊下にタオル敷いて寝かせてたらしい。
その事で彼女と大ゲンカになった時に、彼女に対してすごい酷い事言ったんだわ…。

511 本当にあった怖い名無し 2013/08/28(水) 14:03:14.23 ID:GJLKSQt1I
彼女の体のこととか、普段の生活の細かい欠点をチクチクネチネチ指摘して、
「お前みたいな汚ねー女とは一緒に居れない!」
って言って、そいつアパート飛び出して友達の家に転がりこんだんだって。
もう、家出してから二週間くらいたつって。
「今の時間、彼女は仕事でアパートに居ないと思うから、今のうちに荷物とりに行きたいんです!」とか言い出して、なぜかバイトあがったら俺が一緒にアパートに行く事になっちゃったのね。
で、俺も彼女に何かされたらやだなー巻き込まれたくないなーと思いながらアパートのドアの前までって約束でついていってあげることにしたんだ。
アパートについて、彼女の車がないのを確認してから恐る恐る部屋を開けてみたら………
壮絶な光景がひろがってた。

カテゴリー
洒落怖

増築

3才から20才くらいまで住んでた市営団地の話。

4階建て団地の最上階に住んでたんやけど
各階、左右に部屋があって、自宅は左側、右側の部屋はずっと空いてた。

小6くらいの時に、最上階だけ左右の部屋を繋げて間取りを広くする工事があった。
間取りが2倍になるんで「自分の部屋が手に入る!」と、妹とはしゃいでた。

で、リビングと台所と自分の部屋は左側(元々住んでた方)
両親の部屋、妹の部屋、トイレとお風呂は右側(増築分)
って感じで部屋割りが決まったんやけど、どうも増築した側がおかしかった。 276 本当にあった怖い名無し sage 2013/11/11(月) 04:09:03.20 ID:sI71Uncq0
275 続き
明らかに寒い…というか空気が違う感じ。
まぁ増築側の部屋は畳やし水場もあるし気のせいやろと思ってたんやけど
変な現象が次々と…

妹がベットで寝てたらベットがガタガタと揺れたり
誰も住んでないはずの隣の部屋から話し声が聞こえたり(妹の部屋)
この時は妹がほぼ不登校な感じだったので、精神的な問題かなぁと思ってたんやけども…
そのうち自分も金縛りにあったり、ベランダ(増築側)のガラスに謎の顔(仏像的な)をみたり…

特に害は無いんやけども、一番嫌やったのは謎のハイヒール。
夜中の2時とか3時に、階段を上がってくるハイヒールの音が聞こえるんやけど
4階まで上がってきて音が途切れる…降りる音は聞こえない…
これがほぼ毎日。これは気持ち悪かった…
おかんが水商売やってたし、おとんはよく飲みにいってたし
そういう関係の幽霊を連れてきてたんかな…?

まぁ一番洒落にならんのは
なんやかんやで両親離婚&家出、妹は家出して妻子持ちと不倫、結婚
一人取り残された俺はバイトクビからの電気ガス水道停止、食料無し…
まぁ、いまでは皆幸せに暮らしてますけどね。

たまに団地の前を通るのですが
10年近くたった今でも、誰も入居してません…やっぱり何かあるんですかね?

長々と失礼しました。

カテゴリー
洒落怖

2つ目の池

学生の頃溜まり場になっていた神社の話だけど需要ある?

364 本当にあった怖い名無し sage New! 2014/03/16(日) 03:50:32.94 ID:21Bpu8nI0
内容は神社は山の中にあり歩道に池があるんだけど噂でもう一つ池があるってなっててそれを探しに行く話し
俺の通っていた高校は山の頂上にあった 家が海沿いなんで高校までは一時間弱チャリを立ち漕ぎで漕がないといけない場所にあった。
もちろん帰り道はその逆であっと言う間に家についた。
ある日友達と別ルートから帰ろうと適当にチャリ漕いでいたら広い公園についた。
公園と言うよりも山を切り開いた広場みたいな感じ。
その公園から抜け道はないかぐるっと一周してたら細い獣道を発見した。
興味本位でそこを下ると神社にたどり着いた。 山の途中にある神社は展望台みたいな所もありそこから麓の街が見渡せる絶好の場所であり山の中と言う事もありかなり広くすぐさま俺達の溜まり場になった。

368 本当にあった怖い名無し New! 2014/03/16(日) 04:02:45.53 ID:21Bpu8nI0
麓から神社に行くまでは歩道で20分くらい山道を歩かないといけない場所にあり(補正された車道もある)夜は街頭などもほとんどなく肝試しなんかをよくするようになっていった。
山道の途中に池があり夜は月明かが池を照らしていてなんとも不気味な雰囲気を醸し出していた。その池から先はY字になっていて右に行けば神社に繋がる階段 左に行けば広場みたいになっていて暇さえあればその広場で遊んでいた。
ある日そこで遊んでいると1人の老人が来て ここで遊ぶなと怒られた。
まぁ神社で溜まっていて怒られたこと事態初めてではなかったので特に気にせずにいると老人が再びきて呆れた感じでここには昔池が2つあってそこで死んだ人がいるからあまり近寄るな的なことを言って神社方面へ歩いて行った。

372 本当にあった怖い名無し New! 2014/03/16(日) 04:15:46.24 ID:21Bpu8nI0
夜に帰宅してさっそく婆ちゃんにその神社には池が2つあるのか訪ねると底無し沼の池が昔はあったと言われ事故が多発したし今は無いんじゃないの?と言われた。
そしてあまりいい場所ではないから近づかないよう釘をさされた
次の日それを友人に伝えると全員一致で探そうと言う結論に至った。
そして麓から山道ではなく傍らにある山道から散策を始め 獣道にある墓やら麓からすぐ近くにある滝やらを発見し ここにはまだまだ知らない場所があることを知る
だがどうしても池は発見できなくて半ば諦めて散策ごっこも終わりかけていた時 いつも溜まっている広場から山頂を目指して山道を進もうと友達が言い出してちょっとした会議になった。

375 本当にあった怖い名無し New! 2014/03/16(日) 04:26:12.10 ID:21Bpu8nI0
今までは麓から神社に向けて散策していたので、神社方向ではない広場から登るとどこにたどり着くか検討がつかなかったからだ。Y字の右の山を登ると神社 左は麓にある広場だけであとは未知の世界と言ったら分かりやすいかな?
そして週末に行くことになり各々冒険気分でいざ出発したのだが思ったよりも険しい場所で崖を登ったり小さな滝を登ったりしながら野良犬の群れに出くわしたりわら人形が木に打ちつけてある明らかに誰かが生活していた場所を発見したりしながら正味二時間は山道を登っていた。
もちろん山の中なんで音といったら俺の声と鳥の声と風のせせらぎくらいだったんだが 途中から ドボン!! と言う音が聞こえてくるようになった。
何かが水に入る音のような感じだった。
今まで無我夢中で山を登っていた俺は少し恐怖心がでてきた。

カテゴリー
子どものころの怖い話

部室

618 本当にあった怖い名無し sage 2008/12/15(月) 21:37:45 ID:onsZJjdx0
今から10年近く前
俺が中学二年生の時の話

夏になり、うっとおしかった三年が部活を引退し、
俺たち二年が自分好みにバスケ部の部室をいじっていた
顧問はけっこういい加減な性格で、
部活にはでないし、部室にもこない
ということで、漫画本やお菓子などを持ち込んだ
電気が通ってないので、電池&電球なども用意した
秘密基地に近いノリ
(今考えると、
思春期の少年を管理するために定期的に部室点検みたいなのが義務つけられていて
こっそり見回っていたのかもしれないが、何もいわれなかった)
部室の鍵は原則として帰るときには返却しないといけないのだが、
一日だけそれらしい別の鍵とスリ換えで返却、その日のうちに複製をつくる
次の日にまたスリ換える
俺たちは合鍵をつくっていつでも自由に出入りを出来るようにしておいた

ある日、同級生のKが、部室内に覗き穴を開けた
穴の向こうは隣接している女子バスケ部
穴は女子バスケ部の棚の段のすぐ下にあるので気づかれない
絶妙の場所だ
夜中に女子バスケ部に侵入し、そちらからばれにくい場所を考え、穴をあけたのだという
俺たちはは感心した

交代で女子の着替えを覗いていたが、
まさか着替えを見ながら、みんなの前でオナニーするわけにもいかず、ただただ悶々とするだけ
あまりいいものでもないなーと思い
俺は数日で覗くのを辞めた

620 本当にあった怖い名無し sage 2008/12/15(月) 21:40:26 ID:onsZJjdx0

ある秋の金曜日の晩、俺は父親と喧嘩をして家出した
部室に泊まることにした
電球をつけ、誰のかわからないタオルを適当に床に敷いて簡単な布団代わりにして寝転び漫画を読んでいた
次第にウトウトしていたが、物音がしてハッと目が覚めた

隣の、女子バスケ部の鍵をあける音がする
角度的に向こうに光が漏れることはないが、念のため、音がしないようにそっと電球を消した

誰だろうと、覗き穴に目をやった
室内は暗かったが、月明かりが差し込んでいたのでなんとなく人影が見えた
Kだった

Kがなんで、こんな時間に、しかも、女子バスケ部に。鍵は・・・と、色々気になったが
Kは女子のユニフォームを手に取りオナニーを始めた
(鍵は、俺たちが自分の部室の鍵をつくったようなスリ替えで作ったんだと思う)
まずいものをみたな・・・と思ったし、俺はKのオナニーなんてみたくもないので
物音を立てないように壁から離れそっと床に座った

隣の部室からハァハァという音が聞こえる
Kは、「○○ちゃんいいよー」などと、女子バスケ部の女の子の名前を言いながらオナニーをしている
親との喧嘩のイライラはもう消えていた とにかく、もう嫌だ 帰りたい
でも今帰ったらKにばれる
覗き穴を作ったのはKなので穴の存在を知っているわけだし、今、俺が今出て行ったら
当然、自分のオナニーを見られたと思うだろう
それは非常に気まずくなる
Kが帰ってから、俺も帰ろうと思った