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洒落怖

匂い

一昨年一人でハイキングしてて森の中の道を通ってたら、
森の奥の方から「うっ」とか「くっ」とか、オッサンの気合い声のようなものが聞こえてきた
何だろうと興味が湧いてその声が聞こえるとこに近づいていったら、近づくにつれ物凄く臭くなってくる
そこで「(ああ、これは“大”をしてる最中なんだな)」と思って、見たら失礼だろうとその場を離れようとしたら、
木々の間からその声の主らしき男の頭が見えたんだけど、なんか異常なほど頭を振り続けてんの
え、何?と思ってなおも近づいて行ったら、男は全裸で頭どころか腰も振り続けていた
まあ要するに“してる”最中だったわけで、俄然興味が湧いて(笑)どんな女とヤってんのか確かめてやろう、
と出歯亀根性丸出しでこっそり傍に寄ってみた

840 2 sage 2012/10/18(木) 04:17:30.17 ID:8Ez4Nm3/0
男の傍まで来ると、もう鼻がひん曲がりそうになるぐらい臭くて、よくこんな臭い中ヤってんなあ、
と思ってふとその“相手”を見てみたら…
女どころか、そいつはどう見ても人ではなくて全身に毛がない鹿みたいな獣で
その獣を男は一心不乱に犯し続けてんの
そいつには凄くちっちゃくて細長いいけどちゃんと人の手とか足みたいなものがあって、体にはオッパイみたいなものまであった
頭の部分には“女らしく”長い毛髪のようなものも生えてる
でも体型や顔はどう見ても獣そのもの、と言うか今まで見たことないような異様な生き物、口の中には短い牙(?)のようなものが生えてた
しかも物凄い臭いはどうもその獣から発せられてるらしかった
あんまり臭いし死体かも?と思ったけど、男が動くたびにその生き物はパクパク口を動かし、
その細い手とか足とかもパタパタやってたんで生きているんだという事がわかった
地面には青いビニールシートが敷いてあって一応汚れないようにしてるらしいんだけど、
男は泥だか何だか分からない汚れで体中真っ黒
それと異様だったのは、臭い消しのつもりか知らないが、横に線香立てを置いてそこに線香の束を焚いていた
「(これはヤバい…)」と思って息を殺し、気付かれないようこっそりその場を離れたけど、
その間も男のうめき声が聞こえてきて怖かった

おわり

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本当にあった事件 洒落怖

消えない怨念

当時の日記を箇条書きします。

関西の火事で有名なビル内で数年前勤めていたときのことです。
新人で入った当時そこが火事現場で色々噂のある場所というのはすっかり忘れてました。

一日目:何だか体がめちゃくちゃダルいのと空気がどんよりしてるなと思いながら初日なのでとにかく必死で接客

二日目:社内食堂の奥の空気に鳥肌、相変わらず空気の重さで体調が優れない

三日目:空気の重さに慣れてきたと思ったらたまに鼻に付くなにかが焼ける匂い、近所に焼き肉屋もあるしそのせいかもしれない。
社員トイレに行く途中で誰かに見られている感じ。

二日間の連休中:友達に新しく働きだした場所を言えば「いわく付きの火事現場乙www」と言われた。
いちようは笑い流したがちょっと気になって家族に言ってみる。一緒に住んでる祖父母が心配して御守りを持たせてくれた。

四日目:御守りの効果なのか体調は良好、匂いもしない、だけどトイレに行くとき誰かがついてきてる気がする。御守りが入ってるポーチを持ち場に置いてくるんじゃなかった。

419 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/01/27(日) 00:38:00.52 ID:9HFIX2gn0
>>418続き

五日目:閉店までのシフト。〆作業を先輩と仕上げて退店したけど忘れ物をして1人でロッカーまで取りに戻る。
エレベーターがなかなか来ないので階段で上まで上がろうとするけど階段付近の冷気にゾッとしたけど、御守りがあるし外で先輩待たしてるのでダッシュで駆け上がる。
目的の階手前で女の人がじっとこっちを見てた。私はなにも見ていないし気付いてないフリをして通過。ちょうど上から男性社員が降りてきて安心。お互いに会釈と声掛けしてすれ違う。
ロッカーで忘れ物を取り終えエレベーター前に行くと先ほどすれ違った男性社員がいた。
男性社員は私を見ると「階段で誰かが着いてきた、あなたはなにも見てないか?」と必死に聞いてきた。私は女性を見たことを伝え帰宅。

六日目:昨日のこともあったので階段は絶対に使わないと決めていたのに、休憩時間を勘違いして慌てて持ち場に戻らなくてはいけなくなり階段で下りた。姿は見えないが視線を感じる。

こんな感じで二年ほど働いていました。
御守りは効果があったのかなかったのか謎です。売り場では重苦しい空気感じることはなかったのですが、特定の場所は御守り効果なし。
次第に人気のないところでの視線に慣れて鈍感になっていきました。気にしてたら働けないってこともあったと思いますが。
ただたまに後ろを着いてくることがあるのですが、これは何度経験しても慣れません。
家にまで着いてこなくて本当に良かったです。
一番不気味だったのは働き出して半年ほど経った頃、誰も入ってきてないのに喫煙室の扉がスッと開き私の正面で立ち止まった気配があったことです。
怖くてまばたきも忘れ物その場で固まっていると、見知らぬ社員さんが数人入ってきてその人は消えました。

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電話ボックス

電話ボックス(1/4)

もう10年近く前。そうだな、まだ街のあちこちに電話ボックスがあった頃の話だ。
ある3連休の前の金曜日。俺は大学の仲間としたたかに飲んだ。
深夜1時前、仕上げに屋台のラーメン食べて流れ解散。
そして、ふと、思いついたんだ。明日は特に予定も無い、酔い覚ましに歩いて帰ろうって。
終電は過ぎてたけどタクシー乗るのは簡単。でもそれだと二日酔いが酷いような気がしてさ。
ケイタイを持ってなかったから電話ボックスで母親に「歩いて帰る」と電話しようと思った。
その頃は幹線道路のバス停には大抵電話ボックスがあったんだよ。
最初のバス停で電話ボックスに入った。?何か変だ?
微かな香水の匂い。よく見ると受話器が電話機の上に置いたままになってる。

844 おっさん sage New! 2013/02/04(月) 21:37:07.44 ID:Aqv866r+0
電話ボックス(2/4)

受話器に耳を当てると既に通話は切れてて無機質な電子音だけが聞こえた。
酔っ払いが置き忘れたんだろうと思って受話器をフックに戻した。すると。
ジャラジャラと音がして返却口に10円玉、6枚。
ラッキー。10円玉2枚で母親に電話をかけ、残りの40円をポケットに入れて歩き出した。
でも、何か気になるよね。次のバス停でも電話ボックスを覗いてみた。
...やっぱり受話器が電話機の上に置いてある。そして香水の匂い。
受話器の向こうは電子音、受話器をフックに戻すと今度は10円玉が5枚。
次の電話ボックスでも、その次の電話ボックスでも、同じ。
電話機の上の受話器。電子音と戻ってくる10円玉。もう19枚。
その次の電話ボックスが見えた時、歩き去る人影が見えた気がした。
むせるような香水の匂い。そこでも5枚の10円玉、合計24枚。

846 おっさん sage New! 2013/02/04(月) 21:38:59.17 ID:Aqv866r+0
電話ボックス(3/4)

そして、その次の電話ボックス。電話ボックスから出て行く人影がハッキリ見えた。
真っ赤なワンピースを着た女性(多分)、微笑んでいるように見えた。
俺は女性が遠ざかるのを待って電話ボックスに入った。
受話器を耳に当てる。叫ぶような声が聞こえた。
「なあ、お前K子だろ?もう、こんなこと止めろよ。止めてくれよ。
俺たち、寝られなくて参ってるんだ。一度、ちゃんと話しよう、な?」
俺は思わず電話を切った。ジャラジャラと戻ってくる10円玉。
「何故勝手に切るの?邪魔しないでよ。」
振り向くと、俺の背中側から赤いワンピースの女が覗き込んでいた。
闇の中に浮かぶ綺麗な白い顔がニコニコ笑って俺を見詰めている。
「ねぇ、邪魔、しないでよ。」
あまりに現実離れした綺麗な顔、怖くて怖くてとても生身の人間には見えなかった。

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匂いの元

俺がある女友達の家に泊まりに行ったときの話なんだが
ちなみにえっちいことは何一つなかったぜorz

夜、泊まりに来いってメールが来て
ちょっと可愛い子だったからウキウキしながら行ったんだ
ついたら二階に通されて事情を聞かされた
やつの言うことには幽霊が毎夜毎夜来るので一緒にいて欲しいとのこと
こわがりかたが尋常じゃないのでマジかっておもいつつ

雑談してた やつは春に両親を交通事故で亡くしてからずっと悩まされてるらしく
もしかしたら両親が私を呪ってるのかもって
んなわけねーよって慰めてたらいい時間になったのでやつの隣の布団に入った
一階のへやには入らないでねという言葉に首を傾げつつ
亡き両親の部屋だからかとか適当に納得しながらうとうとしていると
何かいい匂いがした
別に女の子の匂いクンカクンカしたわけではない
でもまあ女の子の匂いだったな
香水いりのシャンプーみたいな

おっ、って目が覚めて起き上がるとくらくらしそうなくらい強い匂いだった
隣のやつがねていることを確認してから
どこから臭うんだろう、と俺はのそのそと隣のやつに近寄ったが
こいつの匂いではないらしい

部屋の外かと思って廊下に出たのはビンゴだった
匂いは隣の部屋からしているようだ
女の子の家なので、勝手にうろうろするのは気が引けたが、好奇心には逆らえい
隣の部屋の戸を開けるとぶわってにおった
その部屋は間取りは狭く物置みたいだった
ごちゃごちゃした奥の方に、似合わないカンカンの箱があるのに目ざとく気がついた俺は
その箱に近寄った
匂いの元はこいつだった
結露したのか染み出したのか、茶色い水がたれていた
妙な重厚感と開けてはならない雰囲気に気圧されたが
俺の手は蓋に届いていた
それから開けたのか開けなかったのか覚えていないが

俺がその部屋の前の廊下の先の玄関へ飛び出したことは覚えている

後日談だが俺はそいつと交際することになり、今で大体6ヶ月目
あれからあの家には行っていない
両親に会わせたいからっていわれたが、もちろん断固拒否した
お前んち怖えーんだよ
と今日の分の金を巻き上げてタバコふかしながら洒落怖見てるなう

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見覚えのある顔

もうひとつ。生霊のお話でも。

前述した通り、オカルト大好きS君。
実は俺と一緒にバンド活動をしていて、校内ではそこそこの人気者でした。
俺はギターを、Sはベースを担当していて、学園祭では後夜祭などに呼ばれるくらいでした。
いえ、自慢話をしにきたわけではないのです。

当時、学園祭の直後になると、知らない女の子から「友達になってください」というのが多々ありました。
当然俺たちも悪い気はしませんから、いいよいいよと連絡先を交換しました。
学園祭から一月くらいだったか、バンドのメンバー4人に対して、女の子4人組が友達になってくれ、と言ってきたんです。
もちろん快くOKして、後日カラオケにみんなで遊びに行きました。
不謹慎な話なんですが、その時Sだけは彼女がいたんです。
で、女の子も女の子で、4人のうち3人がS狙い。
そして、その相談役はSと一番仲の良かった俺に回ってくるわけで…損な役回りです。

でも結局Sは彼女と別れる事もなく、浮気する事もなく、何事もなく終わったかのように見えました…。
事件はクリスマスに起こったのです。

結果的にフラれてしまった女の子3人なわけですが…。
クリスマスになってもまだSの事が好きだったんですね。
俺も俺で3人から波状攻撃で相談を持ちかけられ、何とかならないか、とか…どうしようもありませんでした。
だってSと彼女の仲を引き裂いても俺には何のメリットもないですし。

忘れもしません、12月26日。
彼女との時間をたっぷり使ったSに久々に会うと、妙な事を言うのです。
「彼女に殺されかけた」
と。話を聞いてみると…。

Sはクリスマスに自室に彼女を連れ込み、まぁ…アレを始めようとしたわけです。
ですが、彼女の様子が何かおかしいと気付きました。
部屋は暗く、顔を近づけなければハッキリを相手を認識できないほどだったと言います。
突然彼女が静かになったので、名前を呼びかけてみたんだそうです。
ですが反応はなし。
無視されたと思い、頭に来て肩を掴んで振り向かせたら、いきなり首を絞められたそうです。
そして数人の声で

「何で、あたしじゃ、ないの」

彼女は、彼女ではない別の誰かになっていました。
いえ、別の誰かの顔になっていた、というのが正しいとSは言いました。
でも、見覚えはあるが誰だかはわからない、と。
Sは彼女?の腕を振り解くと、頬に平手打ちをしたそうです。
幸い彼女は元に戻り、自分が何をしたか分からなかったそうです。
記憶がスッポリ抜けている、と…。

そして正月に、俺の元に届いた3通のメールで全てが繋がりました。
メールの書き出しはみんな同じで、あけましておめでとう。ですが…。

一通目。
クリスマスにSさんに会う夢を見た。
顔は見えなかったけど、Sさんの声だった。

二通目。
クリスマスにSさんに抱きつく夢を見た。
Sさんの匂いがしたよ、懐かしかった。

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地下倉庫

小さな町です、取り立てて何もない
国道を挟んで海岸線からは4kmほど…海も近いが山も近いそんな町

父親の影響で小さい頃は剣道をやらされてました
夏臭く冬は痛い、変な表現だけど夏場の蒸れた防具の匂いと
冬場素足で踏む床板の冷たさ…これは特筆もの

活動日は週に2日で水曜日と木曜日
古い町営の体育館の年季の入りようは飴色をした木造の外観ですぐ分かる
築何年だったんだろう?自分はとにかくそこが嫌いでした 256 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:25:02.43 ID:CJ+gy+4+0
体育館の舞台下の倉庫というとイメージが沸くでしょうか
暗くてジメジメしてて床と壁をコンクリで打たれたごく狭い空間…そうアレ
普段は跳び箱やらネットやらボールやら乱雑にしまってある場所

私の町のその古い体育館は舞台下の倉庫が水没してました
ひび割れたコンクリの隙間から雨水が流れ込んだんだと思います
消火用の溜池が併設されてのもあってちょっと雨量が多いと溢れた分が地下へ地下へ
少しずつ溜まって、地下倉庫はその空間のほとんどが水で埋まってました

257 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:28:23.97 ID:CJ+gy+4+0
地底湖みたいな?子供の頃見たこともあって先が見通せない暗さと
にごった水面が揺れる様からそんなイメージを持ってました

実際は向こう側まで遠くても20m程度だろうし全然地底湖なんかじゃないんだけど

元から子供には評判の悪い体育館で
ちょうど通ってた小学校の体育館が新築されたこともあり
より一層イメージが悪かったというか

確かにたたずまいにどこか気味の悪いものがあったし
でも古い木造の建築物なんてどれもそんなものかと

259 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:31:48.11 ID:CJ+gy+4+0
いわく近くを通ると真っ暗な体育館の中から時おり物音がする
いわくボットン便所に何故か不気味なマネキンが捨てられてる
いわく倉庫の水の中には怪獣がすんでる

子供の頃は半分信じてました、というか怖くてボットン便所には入った事がないです
ビビリでしたし電球も切れてましたんで入り口に立っただけで尻込みするというか…ホント暗い

当時はよく鍵の開け閉めをやらされてました、家も近かったんで満場一致でしたし
特に木曜日は剣道クラブが体育館を一番最後に使うので片付けと掃除と色々面倒で…

260 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:35:12.44 ID:CJ+gy+4+0
それで…その日は一番最後まで残ってたんですが
さて玄関を残して電源も落としたし後は鍵を閉めようという段階になり舞台袖の方に置いてあった
防具と竹刀を取りに近づいたんです