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洒落怖

荷物

自分は配達の荷物仕分けのバイトをしているんだが、稀にいわくつき? とも言える荷物が届く
VIP荷物でも止め荷物でもないのに、小さい荷物はぽつんと籠の中に一つだけ置いてあるんですよ
何なのかをドライバーやライン長に聞いてみたけど何も教えてくれず、知らないだけかもだが
他の荷物とは一緒にせず、引っ越し用のでかいトラックに籠ごと入れられて、どっかに持ってかれる

だけどある日、俺が休みだった日にこの荷物を触ってしまったバイトの方がいたらしくて
突然バイトの人が消えるだなんて良くある話だから何とも思ってなかったけど
違うセンターの方からその話を聞かされて、だけど意地悪で何なのかは教えてくれなかった
それでますます気になったわけですよ

ある日、センター長がもう勘弁して欲しいとの電話をしているのを偶然聞いてしまった俺は
まさか、あの荷物のことですか? ってついつい聞いてしまった
そしたらセンター長は呆気なくその荷物がどういう物なのか教えてくれたのだ

どうやらあの荷物は某有名な神社へと送られていて
お祓い目的で郵便を経緯して承ってるとのことなのだが
郵便局側からすれば、そんなものを投げ受けさせられて冗談じゃないって話らしい

だから止めて欲しいとの電話をしていたらしいが……
事故に遭ったり身体を壊したりするのは、この手の仕事をしていればリスクも少なくない話だから
気味が悪いから止めて欲しいなんては言えず、何とも言えないのが現状らしい
636 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/25(木) 20:26:42.30 ID:gav8rAFR0.net
一昨日くらいに配達バイトの話をここに書いたテイションで友人にも話したら面白い話があがったので
洒落怖とは少し離れてますが引き続きと言うことで、自重せずここで書かせて貰いますわ

このいわく付き荷物の配達供養を始めた神主、もうずっと昔に亡くなってたみたいで
今は息子が神主を継いでるみたいだが、どんな人なのかは流石に知らないです

更にもう一つ、どうやらその亡くなった先代の神主、とあるマジ物をとある暴力団へと提供してたらしい
マジ物が何なのかは分からないのですが言うまでもくそれは供養名目で配達と言う手段を使って引き受けた物だろうな

善人面してマジ物は教団へ提供、うーん、真相は分からないけど
こんな話聞かされた後だと、今でも配達で供養の仕事を請け負ってるのは本当に供養目的なのかも疑うところがあるわけで
初詣とか俺が欠陥疾患になった時とか御守り買ったり神頼みには良く行った思い出がある神社だけに
ちょっとショックっす

一応場所を濁して書いときますね
S県の東側 某暴力団 兎神社 と言えば地元民なら特定出来ちゃうんじゃないかな

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寺・神社 洒落怖

神社のお姉さん

この話は中学一年の夏休み、よく遊んでいた友人と3人で肝試しをした時に体験した出来事
その後なにかあったとか感染系って訳でも無いけど
個人的には洒落にならないぐらい怖かったのでここに

その時行ったのは地元では有名な心霊スポットで、少し山を登った所にある古い小屋
特に謂れのようなモノは無かったが雰囲気が不気味だからか、
かなり昔から心霊スポットとされていて、幽霊の目撃談もかなりたくさんあった
更には自分達が小学校低学年だったころ、その小屋の近くで
近所のヤンキー二人の遺体が発見された事件があり、呪われた場所として
地元の人間からは恐れられていた
(どちらも死因が刺し傷でナイフを所持していた上、小屋の中からビールの空き缶が見つかった事から
酔った勢いで喧嘩がエスカレートしてという事で事件は片付けられた)
流石に人死が出た場所だし、もし幽霊がホントに出たらヤバいだろーなという話から、
念のために肝試しに行く前に近くの神社にお参りをしようぜという流れになった
お賽銭は皆同じ100円と決めてから、日が落ち始める頃にお参りをして例の小屋に向かった
完全に日が落ちてから小屋に到着、山の中にあり街灯などは無かったが
月が非常に明るかったため懐中電灯だけで特に苦も無くたどり着く事が出来た
件の小屋は心霊スポットになるだけあり、AとBは「こえー」だの
怖がりながらも半ば楽しんでいる雰囲気だったが
Cだけはやたらと真剣な顔で周囲を警戒していた
Cは怖がりだなーと軽くからかった後、小屋の扉を開けて中を懐中電灯で照らした
小屋の中は今は使われていない古い農具等が置かれているだけで特に変わったモノはなく
中に入って一通り見回してみたがやはり何もなかった
890 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/30(火) 01:19:08.96 ID:hoMQQtPqO.net[2/4]
しばらく小屋の中で話をしてから外に出て、期待外れだったなー等と言い合いながら、
当初の予定通りB家に言ってゲームしようと小屋に背を向けて歩き出そうとした瞬間、
ガラガラ、と扉が開く音がした
反射的に振り返り小屋の扉を見ると少しだけ空いている

しかもその僅かに開いた隙間の中には縦にびっしりと並んだ大量の目が見えた
しかも全ての目がこちらを凝視している

誰かが「ひっ」っと小さな悲鳴をあげると同時、扉が物凄い勢いで開いた
だけどソコには何もなかった、さっき見た大量の目も何も
俺らが唖然として固まっているとCが「おい!!逃げるぞ!!」と俺の手をつかんで駆け出した
俺もそこで「あ、なんかコレヤバい」と思いCと共に「AとBも早くしろ!!」と叫んでから駆け出した
Cに続いて暗い山道を全力で走った、幸い来たときのルートは
あまり険しい道では無かったためそのルートを逆走すれば比較的安全に山を下る事が出来た
走っている最中、AとBが着いてきているか確認するために何度か振り返ったが、
目に見えない何かが俺たちを追いかけてきているのが分かった、しかも大量に
木や草があちこちでガサガサと揺れて、まるで山全体が俺たちを追いかけてきているようだった
しばらくCを追いかけるように走っていると、最初にお参りをした神社が見えた
Cが迷うこと無く神社の鳥居をくぐった為、俺たちもそれに続いた
鳥居をくぐり本殿の前までいくと疲れたのか、Cが息を切らしながその場にへたりこんだ
そのようすを見て俺たちも急に疲れが押し寄せてきて、その場にへたりこんでゼーゼーと息を整えた
ある程度息が整った所で鳥居の方を確認したがさっきまでの奴らが追いかけてきている様子はない
ほっとしたところで違和感を感じた、本殿の中に灯りが見える
この神社は石段を登って鳥居をくぐればすぐに本殿があるような小さな神社で
こんな時間に人がいるなんて事は普通はない
それに気付いた俺が緊張しなが本殿の灯りを凝視していると
すすすっと本殿の扉が開いた
891 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/30(火) 01:20:04.40 ID:hoMQQtPqO.net[3/4]
さっきの事を思い出し俺達はビクッとして身構えたが、中から出てきたのは
真っ黒な洋服を着た髪の長い女性だった
中1の俺が一目見て「お姉さん」と感じたから多分高校生か大学生ぐらいの見た目だったと思う
お姉さんは俺たちを見て一瞬怪訝な顔をしたがすぐに優しく微笑んで「どうしたの?」と聞いてきた
お姉さんに言われて本殿の中に入ってからAがさっきあったことを必死に説明した
お姉さんはAの話を真剣に聞いてくれた
Aが一通り話し終わった頃には俺達も大分落ち着いてきてさっきまでの怖さは随分薄らいでいた
Bなんかは「実は幻覚だったんじゃね」とか言い出してた
Aの話が終わった後、お姉さんは軽く自己紹介をしてくれた
なんでもこの神社を管理している家の人間で、神社の掃除をしていたら
古い書物を見つけて読んでいたらこんな時間になってしまったとかなんとか
その後はお姉さんが少し外の様子を見に行ってくれて、もう大分遅い時間だからと
お姉さんに送られてそれぞれの家に帰った
道中お姉さんがくれた豆大福がやたら美味かったのはよく覚えている
その後家に返って親に軽く事情を説明して(元々Bの家に泊まると言っていた)
風呂入ってから寝た、因みに親はやっぱり信じてはくれなかった
892 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/06/30(火) 01:21:01.03 ID:hoMQQtPqO.net[4/4]
翌朝目が覚めて、昨日の事はBが言ってたようにみんなで
幻覚でも見てたのかなーと思い始めた頃に一つ重大な事に気付いた

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洒落怖

面(オモテ)さん

長文失礼。出てくる人の名前は実際のものと変えてる。詮索御免。
結構、友達に話してるから身バレするかもだけど、分かっても黙っててねwww
あれは三年前で、俺が大学4年生のころ。結構早く内定が出たから、遊び回ってたんだよねww
彼女とか友達と毎晩遊んでたんだけど、ある時なんだかみんなと予定が合わない日が続いたんだよね。
まあ、暇になったってこと。
ほんで、もうすぐ夏休みだったし、久しぶりに爺ちゃんに会いに行こうと思って、母方の田舎に行ったんだ。
これがすごい山奥なんだよねwww
どこかは伏せるけど、とにかく田舎よ。全然、外灯とかも無いわけ。
そこに一人で行ったんだよ。
電車に二時間半くらい乗ってさwww
爺ちゃん家に着いたのは、もう夜だったな。
ほんで、全然話が変わって申し訳ないんだけど、爺ちゃんの家はすごい古くてさ。
なんかよく分からんもんが、沢山あんの。
そん中で特別、頭おかしいやつが、あってさ。
能面みたいなやつなんだよね。すごい古いものらしいんだ。
こいつがオカルトなわけ。壁にかけて飾ってあるんだけど、そいつが夜になると一人で浮いて、家中を徘徊したりするらしいんだよね。
そんな話をお袋から聞いて育ったから、爺ちゃん家に行くたびに「最近は動いた?」って聞いてるんだ。
この時も爺ちゃん家で夕飯食べながら、聞いたんだよ。
「あのお面まだ動くの?」って。
爺ちゃんはお面のある部屋で寝てないから、分からないって言ってた。
でも、お面の話すると、いつも言われるんだけど、「あの面は家の守り神なんだから、怖がるもんじゃない」って、その時も言ってた。
だけど、俺はなんとなく怖いのと、興味があるので、半分半分くらいだったんだよね。
でも、田舎で暇だし、刺激求めちゃったんだよね……
219 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:29:50.24 ID:SVXeXbgn0.net[2/8]
俺、その晩、お面の部屋で寝ることにしちゃって。爺ちゃんは笑って、いいよって言ってたし、何も起こんないだろって余裕こいてたよ。
あれが良かったんだか、悪かったんだかは、今でもよく分からんわ。
まあ、とにかく、しばらくは携帯弄ったりしながら、お面を見張ってたわけ。
そしたら夕飯食いすぎたのか、お腹痛くなってきてさ。トイレ行ったんだ。
古い家だけど、トイレは普通に洋式で、普段あんまり怖いって感じじゃないんだけど、お面のこと考えてたし、時間も深夜二時くらいだったから、ちょっとビビってたんだよ。
用が済んで、ケツ拭いて、立とうとしたら、トイレのドアがカタカタ揺れ始めてさ。
そのカタカタが段々大きくなるんだよ。
で、カタカタと共にコツコツとノックみたいな音も混じりだして。
一瞬で分かったよ。「あ、お面が来たんだ」って。
すごい寒気がしだして、怖くて、爺ちゃんを呼ぼうと思ったんだけど、喉がガラガラで何故か声が出ないんだよ。
しかも、変な臭いがし始めて。
いや、俺の排泄物の臭いじゃないよ。
なんか草とか土を濃くした臭いみたいの。
草刈り機とかで雑草刈ると変な臭いするじゃん?
あれのもっと邪悪な臭い。とにかくクサイんだよ。
220 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:30:44.03 ID:SVXeXbgn0.net[3/8]
んで、便座に座って、心の中で「ごめんなさい、ごめんなさい」って祈り続けたよ。何を謝ったんだか分からないけど、とにかく許してもらおうと思って。
で、こんな怖い時に、不思議なんだけど、トイレまだ流せてないのを、思い出してさwww
とりあえず流そうって思って、便座から立って、トイレの方を向いたの。
そしたら、体が固まったよ。
爺ちゃん家のトイレは、トイレのタンク側に小さい小窓があるんだけど。
そこから変な女が上半身出して、トイレに乗り込んで来てるんだもん。
そんな人が通れるほど、大きい小窓じゃないんだ。
あからさまに幽霊だよ。
ショートカットの女で、顔は白いんだけど、笑っても泣いても怒ってもないんだよね。
真顔。そのまま、ちょっとずつ俺の方に寄ってくるの。
トイレのドアは相変わらずカタカタ言ってたけど、そんなんはもう怖くなくなってて。
女の方が怖かったよ。ナメクジくらいのスピードだけど、近くに寄って来てるんだもん。
んで、トイレのドア開けて、逃げたわけ。
ドア開けたら、やっぱりお面が浮いててさ。
怖かったんだけど、後ろにいる女よりマシだから。
トイレ出て、そっちに向かったわけ。
そしたら、お面も俺の方に動いてきてさ。
しかも、お面はめちゃ速いの。
ヒュンって動いて、俺の顔にお面がくっ付いたんだよ。
ちょうどお面をかぶるみたいに。
急でめちゃビビったよ。
で、そこでついに気絶したんだよね。
気絶する瞬間は今でもよく覚えてる。
顔からお面を外したいって、怖いって思いながら、倒れたよ。
221 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:38:48.55 ID:SVXeXbgn0.net[4/8]
つぎの日、廊下で倒れてる俺を爺ちゃんが発見して。
女とお面のこと話したんだよね。
そしたら、当たり前だけど、爺ちゃんも驚いて。
もちろんすごい心配もしてくれたよ。
お面のことは興味ないみたいで、女の事ばっか聞いてきたな。
「どんな顔だった」とか「何着てた」とか。
正直、そんなのよく覚えてなくてwww
でも、「なんか草とか土みたいな臭いがして、たまたま振り返ったら居た」って言ったんだよね。
そしたら、爺ちゃん、なんだか神妙な顔をして、「トイレには行くな。行きたくなったら庭にしろ。これから爺ちゃんはヨネちゃん連れてくっから」って。
ヨネちゃんってのは、近所に住んでる婆さんで、どっかの神社の娘だったらしくて、霊感とかそういう能力があるって言われてる人。
でも、爺ちゃんが家でてったら、俺一人じゃん?そんなん怖いから、俺もついてくって言ったんだ。
そしたら、爺ちゃんが「面(オモテ)さんから離れたらだめだ」って言って、俺は家で留守番することになって。
爺ちゃんが出てって、めっちゃ怖いから、テレビ爆音にして待ってたんだよね。
そしたら、意外とすぐ帰ってきたんだ。
5分くらいかな。ほんとにすぐだった。
ヨネちゃんが「○○(俺の名前)ちゃん! 大丈夫かー?」って来て。
ヨネちゃんにも、昨日の夜の話を全部したんだ。
ヨネちゃんは「うんうん。怖かったねぇ」って言って。
俺は、は? こいつ真面目に聞いてんのか? こっちはマジで幽霊見てんだよ。趣味では霊感持て余してんじゃねえんだよ。ふざけんな。って心の中で悪態ついたよwww
ハッキリいって、この時はヨネちゃんのこと、いい人だとは思ったけど、信用してなくってさwww
とにかく人と居れればいいやと思って。
でも、爺ちゃんとヨネちゃんはなんだか真面目に話し合ってて。
「面さんがどうにかしてくりゃあいいんだけどなあ」
「もしかすっと、縁結ばなきゃいけないかもしんねえな」
こんな感じだったと思う。
222 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:40:27.57 ID:SVXeXbgn0.net[5/8]
そんな話が終わって、ヨネちゃんが机にお面を立てたんだ。そこらにあるブックスタンドで。
それで「○○ちゃんも一緒に面さんに助けてもらえるようお祈りしよう」って言うんだよね。
それで、ヨネちゃんはなんだかゴニョゴニョ呪文を唱え始めたわけ。
俺は呪文は分からないから、とりあえずお面に向かって手を合わせて、心の中で「助けてください、助けてください」って祈ってたよ。
10分くらい祈ったかな。お面がカタカタ揺れ始めて。
怖くて、目を閉じられなくなって、お面を凝視してたんだ。
そしたら、あの草みたいな臭いがし始めて。
しかも、昨日よりはるかに強く臭ってさ。
俺、昨日のことが頭の中でフラッシュバックして、その場で吐いちゃったんだよね。
で、何かいる気配がして、部屋の隅見たら、やっぱり居るんだよね。あの女が。
昨日は、上半身しか見えなかったんだけど、今日は全部見えて。
白い和服着てて、手を前にして立ってるんだよ。
そんで、カオナシみたいなポーズで、両手で大事そうに、赤い毛糸みたいの持ってんの。
「うわああああああ!!」って叫んだら、爺ちゃんが「大丈夫だ! 大丈夫だ!」って俺の背中さすってくれてさ。
ついでに戻したゲロも片付けてくれたんだ。
ヨネちゃんにも爺ちゃんにも、女は見えてるみたいで、ヨネちゃんは呪文の声大きくするし、爺ちゃんは俺と女の間に座って、俺を隠してくれた。
でも、女はその場で立ったまんまなんだよね。
昨日みたいに近寄って来たりしないの。
しばらく怖いけど、我慢して、祈ってたら、今度は畳をペタペタ歩く音が聞こえてさ。
女は立ったままで動いてないから、違うやつなんだよね。
周り見渡したら、なんだか茶色い赤ちゃんみたいのが、ハイハイしてんの。
こいつは段々俺に近づいてくるんだよ。
223 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:42:41.25 ID:SVXeXbgn0.net[6/8]
しかも、どうやらこいつからあの臭いが放たれてるみたいなんだよね。
すごい怖くて、もう気絶したいって思ったよ。
そしたら、ヨネちゃんが爺ちゃんに「こりゃもう縁結ばなきゃ危ないね」って言ってさ。
爺ちゃんは「もう少しなんとかなんないんか?」って言うんだけど、ヨネちゃんが首振って。
爺ちゃんはなんだか悲しそうな顔して、机の上のお面を取って、俺に「面さんつけろ。守り神なんだから○○を守ってくれるよ」って。
もう何がなんだか分からないから、すぐお面かぶったよ。
茶色の赤ちゃんが俺のほう向かってきてるし。
そしたら、部屋の隅に立ってた女が、周りをキョロキョロしだしんだ。
で、部屋中をウロウロ歩き始めて。
俺を探してるっぽいんだよね。
俺の顔覗き込んだりして、首傾げたりしてた。
224 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:47:57.92 ID:SVXeXbgn0.net[7/8]
心臓とまるかと思ったよ。
で、しばらくして諦めたのか、「キィィィヤアアアア!!」みたいに叫んで、消えたんだ。
気づいたら赤ちゃんも居なくなってた。
結局、そのあと俺は気絶しちゃって、起きたらもう夕方だったんだよね。
ヨネちゃんはもう帰ってた。
爺ちゃんは俺が起きたら、すぐにすき焼きを作ってくれた。
それで、申し訳なさそうに話した。
「○○、今日から爺ちゃんと一緒に住もう」
これ言われた時、あんまりなんで?って思わなかったな。
爺ちゃんは必死に頑張ってくれたの分かったし、それに、朝家から出るなって言われた時になんとなく分かってたんだよね。
「実はな。○○はお鶴さんに憑かれたんだ。ごめんな。爺ちゃんが守ってやれなくて。でも面さんがお前を守ってくれてるから、安心してくれ。それでもな、面さんが守ってくれるのは、この家の者だけなんだ。だからな、お前は今日からここで住まなきゃならん。ごめんな……」
爺ちゃんは泣きながら、俺に頭を下げたよ。
それで、結局、俺はここで住むことにしたんだ。それしかなかったしね。
お面は、この家に属する者なら守ってくれるらしくて、ちょっと外に出たり、外泊しても、大丈夫らしい。てか、大丈夫だった。
225 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/15(水) 13:48:29.02 ID:SVXeXbgn0.net[8/8]
そんで、今は爺ちゃんの跡継いで農家やってるよ。
あの女の幽霊に関しては、爺ちゃんによく聞いたよ。
あいつはお鶴さんって言うらしくて、俺の御先祖様が婚約してた女の人らしい。
だけど、何故だか分からないけど、お鶴さんの家が村八分になっちゃったらしいんだよね。婚約した後に。
だから、婚約破棄して、御先祖様は違う人と結婚したらしいんだけど、お鶴さんはやっぱり悲しんでさ。
自殺したらしいのよ。崖から飛び降りて。
何がいけないって、それだけでもいけないのに、お腹に子供居たらしいんだよね。
それで、御先祖様とか周りの村人は哀れに思って、お鶴さんの家を村八分から、解いたらしいんだけど。
それでも、やっぱお鶴さんはすごい恨みがあったみたいで、時おり俺の家系の男子に憑くんだって。
昔はそれで皆死んでたんだけど、なんか旅の僧侶だかなんだかに相談したら、例のお面をくれてさ。
それからはそのお面が家を守ってくれてるんだと。
詳しいことは爺ちゃんも分からないみたいだったな。
で、ヨネちゃんがやってたのは、お面に頼んで、お鶴さんを慰めてもらおうとしてたんだって。
これが上手くいく奴と、いかない奴が居て、上手く行けば、ここの土地に拘束されず、お鶴さんの恐怖からも解放されるわけ。
上手くいかないと、この家でお面に常に守ってもらいながら、暮らすらしい。俺はこのパターン。
ここで暮らすの、最初は嫌だったけど、今はなかなか楽しいよ。
回線遅いけど、ネットもあるしねwww
ほんで、あれからお鶴さんも見てないしね。
多分、どっかに居るんだろうけど、俺もあっちもお互いに認識できてないんだと思う。
まあ、こんなもんです。
読んでくれてサンキュー。

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洒落怖

ぼうなき

ぼうなき(様?)って知ってる?
想像以上にマイナーな行事だったんで、地元から出て話題にしたとき誰も知らんかった。
有名なS神社で行われる七五三の続きの様な行事で、十歳前後の女の子が受けることがある。
妹がこれに参加した時は、正座して、頭を下げて祓いため清めたまえみたいな祝詞っぽい物を聞かされただけだった。
この時は妹が一緒がいいって言うんで母に参加を強要されたからなんとなく覚えてる。
今にして思えば神主にしては変なこと言ったんだよね。

「ご先祖様が心配するから、お盆の前にはまたおいでね。」

これだけだと全く怖くないんだけど、どうやらこの行事の参加基準が悪夢らしい。悪夢をよく見る子がこれに参加する。
うちの妹は、悪夢を見やすい。某宗教家R氏のあることないこと吹きこんだらR氏にショベルカーで襲われる夢を見るくらい見やすい。
うちの妹は7年くらいは参加してると思うんだけど、このお祓いっぽい物受けた直後は夢見がいいらしい。
自分に選択権のある夢を見ることが少なくなるっていうのか、映画っぽい物をみているだけに感じるようになるらしい?
448 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 21:12:48.81 ID:ssdO4MaH0.net[2/3]
2年前あたり特にイヤな夢を見るようになったらしい。
白っぽい服の爺さんにあう夢をよく見るんだと、夢の場所は毎回違うっぽい。
赤い絨毯の目立つホテル、近所のアパート前、夢でよく見る図書館、防空壕だとか脈絡がないんだそうな。
爺さんとの会話も、前回と関係あることが全くないんだそうで。ただ、とにかく泣いてるみたいに裏返ったような声で喋るらしい。
それだけ聞くと妹が笑ってしゃべる時とそっくりだと思うんだよね。家族の前ではそういう変な笑い方をする。
(※うちの家族に標準的な大笑いの模範がいなかったためか、うちの兄弟は大笑いするとき変な笑い方をする。ちなみに俺はキン肉マンのジャンクマンみたいな笑い方をリアルでする。)

あれ、じゃあ、爺さんは実は笑ってるのかな?
でも泣いてるって言ってるから泣いてるんだろうな。

ホテルの夢がこんな感じだったそうだ。
妹が登校のためホテルのエレベーターに乗る夢、エレベーターの前には礼の爺さんが座っている。
妹「登校の邪魔だからそこどいてよ。」という旨を喋る
爺「ひぃひぃ、おらがぼっかけてあぐねぇってのに、どげってのかひぃひぃ。」爺笑いと訛りで非常に聞きとりづらい。
妹「それは貴女の都合でしょ」という旨、リアルを考えるに絶対ここで罵ったと思う。
爺「ひぃひぃ、おぼってえっでぐれればどぐ。」
妹「何処まで行きたいの?」という旨
爺「オオオカ、ほが○×▼。」聞きとりづらく後半不明、人名とも地名ともとれそう。
妹、爺が気持ち悪い上に不愉快でついにキレて爺の腕を引っ張って無理矢理立たせて退かせる。
結局夢の中では走って登校したが、腕時計で遅刻を確認して夢が終わったそうだ。
起きてからその爺がいつもの爺だったと思い出すと、とても怖いそうだ。
449 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/20(月) 21:13:59.04 ID:ssdO4MaH0.net[3/3]
これもやっぱりぼうなきで無くなるそうだけどね。
少なくとも1月くらいは。
怖くて数珠とかつけるようになっら、減ったらしい。

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時間・空間 洒落怖

時空通過体験

778 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/10(月) 00:58:31.73 ID:jN1rzrUM0
時空通過体験と言うか、時間が飛んだ経験ならつい先日あった
東京の阿佐ヶ谷七夕祭を楽しんでその帰りの話。時間は10時半すぎ
住宅街を抜けて高円寺で飲んで帰ろうと商店街の中ほどから住宅街を突っ切って移動
阿佐ヶ谷アニメストリートの入口と馬橋神社を結ぶ道を抜けて、高校のある裏のあたり目指して歩いてた
気付いたら空の色が明るくなっているのね。夜が明けたって感じじゃないんだけど、全体的に空が明るいスミレ色の感じで
で、月の感じかな?と思っていたんだけど、その明るくなった時間が実は移動距離にして50mぐらいの距離
さすがにおかしいなと思いスマフォ見たら、夜中の0時ちょい過ぎになっていた
なんで時間が飛んでいたんだって話

779 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/10(月) 01:06:47.56 ID:jN1rzrUM0
さすがに商店街歩きながらビール2缶しか飲んでないし、そこまで酔っぱらってないぜ
人通りも多かった訳だし
住宅街の中が迷路見たいだったんで、どう抜けて行ったか記憶があいまいだけど
グーグルの地図で阿佐谷ハイツって書いてあるアパートあるけど、そこの前の道は抜けて行ったと思う
斜め向かいにある空き地が十年以上前から多分手つかずで放置されている謎の空き地で、記憶があるから

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洒落怖

目だけ

俺が大学生の時の話

まあよくあるツレが免許取ったし心霊スポットに遊びに行ったのよ
廃神社みたいなとこで気持ちわりぃ~とか言って何にも起こらず帰ったんだけどさ
家に送ってもらってほんじゃあな~って車を見送ったら後ろにカツラが付いてんだ
なんじゃあれ?って見てる間に角を曲がって見えなくなってね
ちょっと怖くなって家に入って寝ようと自分の部屋に行ったらさ
なんか雰囲気がおかしくて
422 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/06(日) 23:42:19.52 ID:qb77ydis0.net[2/4]
続き

怖いとか思ってるからだなって納得させながら布団に潜り込んだんだ
暫くしてあぁもう眠るって時に体がピクッてなって目が覚めたんだ
寝返りうちながら何となく目を開けたら天井に目だけ浮いてんの
それが俺の事をじっと見てて
俺もビビって固まってたらスッと消えたんだ
心臓バクバクしてたけど寝ぼけてたんだと思い込んで布団を頭から被ってその日は寝たんだ
その日以来ちょくちょく目だけを見るようになってこれって憑かれてる?って思ったんだけど実害が無いからほっといたんだ
423 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/06(日) 23:44:11.28 ID:qb77ydis0.net[3/4]
続き

ある日また目だけが見えたんだけどその時にあれ?って思って
この目ってこんなに茶色かったかなって
黒目のとこが茶色っぽくなってんのよ
外国人?とかそんな事を思ってるうちにまたスッと消えてさ
その目は現れるたびに瞳の色が茶色になってきてたんだ
…と思ってた
だけど違ったんだ
茶色じゃなくてね一月後には赤くなってた
真っ赤な目
424 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/09/06(日) 23:45:02.27 ID:qb77ydis0.net[4/4]
最後

この目の人は怒ってたんだって分かって心の中で謝ったんだ
ごめんなさいって
そしたら白い目に戻ってパッと消えた
それ以来その目を見る事はなくなって俺も心霊スポットに行く事はなくなったよ

一緒にいったツレにはまた別の何かが憑いてたんかな?
カツラを車には付けないよな