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短くて怖い話

ジャッキー

小学5年生の健太君の愛犬はジャッキー。
雑種の中型犬だ。
このジャッキーはイタズラ好き。首輪を抜け出したり、散歩中に縄を振り切ったりでしょっちゅう脱走する。
そして他人の家の靴を盗み出してくる。大抵持ち主が分からないので、どうしたものかいつも戸惑う。

そんなある日、健太君がジャッキーを散歩に連れていくと、またも急に縄を引っ張り、健太君の手から縄が外れたと見るや一直線に駆けていった。
まあ、いつものように二、三日で帰ってくるだろうと健太君も諦めて帰ると、その日の夜中に犬小屋で気配が。
果たしてジャッキーが犬小屋の中で寛いでいる。
ジャッキーの前にはまたもや靴が。それもずいぶん小さい子向けの靴みたいだ。
ため息をつきながら健太君がその靴を手に取ると、ぬらっとした感触が。
「えっ?」
とジャッキーを見ると、ジャッキーの口もぬらぬら光っている。
健太君が靴を玄関灯にかざすと、
その靴は血にまみれていた。

翌日、近くの堤防で小学1年生の男児の遺体が見つかった。
自営業の男性がひき逃げを自首して来たのだ。
昨日夕方、堤防上の道路をバンで走っていて、男児をひいてしまい、目撃者のなかったのを幸いに、堤防の草むらに隠して逃げたということだった。
発見された男児の遺体は、一晩置いただけなのに、野犬に喰われてひどい有様だったそうだ。
この日から、健太君は小さな子供の集まる児童公園を、ジャッキーの散歩コースから外した。

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鏡に映る顔

以前付き合っていた彼女は、顔はイマイチだったがオッパイがデカくて
肉付きのイイタイプだった。男性経験は少ないがそのぶん積極的で、
進んで口に頬張ってくれるサービスもなかなかだった。

双方の都合により毎度ラブホだったので、日毎に場所を変えつつ、
ある日とあるお粗末なラブホに入った。ベッドのクッションがイカれて
ギシギシいうけどそれも一興、片脇の壁に巨大な鏡が埋め込まれていた。
戯言を言いつついつもどおり事を進めて、鏡に映る自分らの痴態を
見やると、彼女が鏡ごしにこちらを凝視していた。

そのあまりの無表情に驚いて現物を見下ろすと、いやいや、荒い息。
しかし視界の横では明らかにこちらを見ている彼女が写りこむ。
なにやら違う汗が噴いてきて、それでもやる事はしっかり終えた。

しばらく雑談したあと彼女が眠ったので、自分もしょんべんでもして寝るべと
トイレに立った。戻ってくると斜め前に鏡があってベッドが映ってるんだが、
シーツから首だけ出した彼女がやはりこちらをじっと見つめていた。
当の本人は天井向いて寝息というか軽いイビキをかいているってのに。
あの能面のような無表情は今でも瞼にこびりついてる。

とっくに別れてここ数年女日照り。しかし今でも鏡は苦手で、
錯覚とも言い難いいやーな出来事。

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返事

今年の正月に実家帰ってて、
2階にある元自分の部屋で姉とふたりTV見てたんだけど、
晩飯前に風呂入ろうと思い、1階に下りた。
風呂をあがって洗面所を出ると、風呂場横の部屋(仏壇が置いてある部屋)から姉の気配がした。
ドアは閉まったままだったが聞こえるだろうと思って
「風呂あがったで」というと「うん~」と返事がきた。

さっぱりして台所に行くと、晩飯の仕度をしてる母が
「あんな小さい声でお姉ちゃん聞こえた?」と聞いてきた。
母は姉が1階に居ることを知らないから、そういうのも無理はないなと思い、
「あ~うん大丈夫」と答えた。

しばらく台所でTVを見ていたが、姉が風呂に入る気配がしないのでおかしいと思って、
風呂場の方に行ってみた。やはり居ない。すぐ隣の部屋を覗いてみた。
いない。
不思議に思って2階にあがってみると、
さっきと変わらず姉が床にのびてTVを見ている。
「あれ?今、1階の風呂場横の部屋にいたよね?」と聞くと、
「え・・・?」と聞かれた。

その日は俺、姉、母の3人だったので、ちょっと怖かったです

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仏間で寝る

新築したのをきっかけに実家に戻った。
俺の部屋は仏間の後ろになった。
ある日夜中にふと目が覚めて、枕元の斜め上に何か気配を感じた。
空中に着物を着た婆さんが背中を向けて正座している。
誰だこの婆さん?と思った瞬間、婆さんの胸から上がにゅうっと伸びて
俺の顔を覗き込んだ。
見ず知らずの婆さんだった。
金縛り状態だったが、声にならない声で「失せろ!」と怒鳴ったら消えた。

翌日、今度は寒くてまた夜中に目が覚めた。
掛け布団が空中に浮いてた。
しかもふわふわと斜め前に移動している。
やはり金縛り状態だったが「ふざけんな!」と念じたら布団が帰ってきた。

仏壇の真後ろにベッドを置いて寝るのはやめたほうがいい。
たぶん霊道、赤の他人の霊の通り道だ。
まじでうざい。眠れない。
しまいにゃ病弱になって寿命が縮む。
ほんとむかつく。

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返事

今年の正月に実家帰ってて、
2階にある元自分の部屋で姉とふたりTV見てたんだけど、
晩飯前に風呂入ろうと思い、1階に下りた。
風呂をあがって洗面所を出ると、風呂場横の部屋(仏壇が置いてある部屋)から姉の気配がした。
ドアは閉まったままだったが聞こえるだろうと思って
「風呂あがったで」というと「うん~」と返事がきた。

さっぱりして台所に行くと、晩飯の仕度をしてる母が
「あんな小さい声でお姉ちゃん聞こえた?」と聞いてきた。
母は姉が1階に居ることを知らないから、そういうのも無理はないなと思い、
「あ~うん大丈夫」と答えた。

しばらく台所でTVを見ていたが、姉が風呂に入る気配がしないのでおかしいと思って、
風呂場の方に行ってみた。やはり居ない。すぐ隣の部屋を覗いてみた。
いない。
不思議に思って2階にあがってみると、
さっきと変わらず姉が床にのびてTVを見ている。
「あれ?今、1階の風呂場横の部屋にいたよね?」と聞くと、
「え・・・?」と聞かれた。

その日は俺、姉、母の3人だったので、ちょっと怖かったです

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轍

え~実話です。昨晩の2時頃、峠を越え帰宅途中
雪が結構積もっていた為、何台か通ってできたであろう轍を頼りに
慎重に運転していたら轍が途切れているんです。
その轍以外真っ白。あたりは真っ暗。怖くて崖下を確認できず警察に連絡しました