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洒落怖

身内と他人

俺がアメリカで知り合った中国人の話なんだが、チョウさんってのが居た。
俺が19歳の時に2ヶ月間の語学留学でLAに行ってて
現地の大学のESLに通うようになったところ、日本人は俺ともう一人だけで
他はほとんど中国人。レベルが下から3のクラスだったから、正直英語ほぼ無理状態だった。

でも、俺はどうにか英語を頑張ろうと他国の人間と積極的に話しを試みたところ
チョウさんというおじさんと仲良くなったんだ。
チョウさんはいつもニコニコしてるおじさんで、あまり英語が得意じゃないらしく
俺や周りがメキメキと力をつけるなかただただニコニコ笑いながら聞いてた。

465 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/02(火) 02:26:36 ID:pvgcC0ke0
でも、ランチの時や放課後は積極的に話しかけてきてくれて
車を持ってないでメトロバスを利用してた俺を、夕方は危険だからと
片言の英語でいつも乗せてくれた。ランチなどはほぼチョウさんが出してくれてた。

それから俺が滞在してた2ヶ月の間、めちゃめちゃ良くしてくれた。
朝は流石に迎えに来る事はないけど、夕方の送りや、ランチへの招待、
そしてたまに休日にアウトレットモールに車で連れて行ってくれ、靴を買ってくれた。
断ったんだが、ニコニコしながら、お前学生、俺社長だから金ある
などと英語で言いながら買ってくれた。

466 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/02(火) 02:27:19 ID:pvgcC0ke0
2ヶ月が経ち、俺は日本に帰ることになった。
チョウさんはESLで英語を学びながら仕事をこっちで展開してるとの事で
もし、中国に来た時は連絡しなさいとメールアドレスと中国での会社の名刺と自宅の電話番号を
教えてくれた。俺も日本に来たら連絡頂戴と教えた。

それから約1年半後。中国に戻ったというチョウさんからのメールを受け取った俺は、
じゃぁ、遊びに行くよ。と返信した。俺は夏に中国へと向かった。

467 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/02(火) 02:30:10 ID:pvgcC0ke0
そして、空港について直ぐにチョウさんの携帯に電話をした。
すると英語が堪能な中国人の声が帰ってきた。
チョウさん、英語凄く上手くなったね。と言うと今度は日本語で
そんなことないよ、日本語の方が得意なんですから。と返ってきて
日本語話せるの?と驚いた。どうやら本当は日本語話せたが、俺が一生懸命
英語で話してたので英語で対応してたらしい。

それからチョウさんが迎えに来てくれて、チョウさん所有のホテルへと向かった。
それはユースホテルぐらいを想像してたけど、かなりの大きさだった。

468 本当にあった怖い名無し sage 2010/11/02(火) 02:31:52 ID:pvgcC0ke0
そして約1週間。チョウさんは本当に良くしてくれた。
マカオセンターなどにも連れて行ってくれたし、昼はブラブラしてて
チョウさんの仕事終わりにご飯に連れて行ってもらって
ホテルは無料で使わせてくれた。
ただ、4日目に少し反日感情がある青年3人にイチャモンを付けられた。
昼間ブラブラしてると、いきなりツバをふきかけてきた。
汚いなぁ、と思いつつも無視しようとすると肩を掴んできて中国語で
ベラベラと何か言われたがさっぱり分からずにいると無理やり手を絞り上げられて
財布からお金を取られた。
そして、何を言う間もなく殴られて、何故か英語で「ジャップ」と罵って逃げていった。

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子どものころの怖い話

瞬間記憶

子供の頃、瞬間記憶能力があった。
今は無い。記憶してる場面は今でも覚えてる。
どれも、なんて事ない場面。
暇な時いつでも取り出せるアルバムのようなもの。
高校の授業中、暇すぎて取り出してみてたら、どの記憶も、後ろにみの虫みたいなのが写ってた。
なんか、怖くてそれきり出来なくなっちゃった。

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洒落怖

小さな花

549 小さな花 ◆lEMchm76dQ sage 2011/07/25(月) 22:18:05.25 ID:YeNUz+SV0

去年、職場の近所の交差点で交通事故があった
青信号で女の子が渡っていた途中、信号無視したバイクが80kmものスピードで
その子に突っ込んで女の子は重体
加害者はバイクを捨てて逃げたっていう悲惨で酷い事故だ

その先はよく知らないがガードレールの脇に供えてる花を見る限り
その子は亡くなったんだと思う

そんな悲しい事故が起きた場所には怪談が付き物だが
やはりここにもそんな話しがあるらしい
お客さんの話しによると夜、その少女が自分の足だか手だかを探し回っているという
よくある怪談だった

ある日俺はコンビニへ買出しをする途中、その交差点を通る事にした
事故が起きたのは悲しいが、それを酒の肴として笑いあう人間もどうかと思う
最低な大人の一員としてせめて花くらいは添えてあげよう、そう考えたのだ

いざ例の交差点についてみると
なんの事はない、普通の交差点
ただ異様なのはひしゃげたガードレールに脇に供えられた花瓶に入った真新しい花
夜遅くなだけあって人通りはほぼ無い

550 小さな花 ◆lEMchm76dQ sage 2011/07/25(月) 22:18:50.33 ID:YeNUz+SV0
花を添え、手を合わせさぞ無念だったであろう少女を思い安らかに眠れるように祈る

・・・「    」

なにか聞こえた気がするが辺りに人影は無い
が、遠くに通学路を示す標識が見えた
その下に大きく児童の女の子の絵が書かれている

あぁ、これが怪談の正体か
車で夜中にここを通ると目の端にこの女の子が映る
それを面白おかしく色を足し、さらに尾ひれが付いて
夜中体を探し回る少女の怪談が出来上がったのだろう

少しガッカリして踵を返す

・・・「   」

まただ
たしかになにか聞こえた
左、右に目を配る、がなにも見えない

後ろ・・?

・・・「   てよぉ」

いる。
確かになにかが後ろにいる。
しかも徐々にこちらへ近づいて来てる。

551 小さな花 ◆lEMchm76dQ sage 2011/07/25(月) 22:19:45.25 ID:YeNUz+SV0
・・・「かえしてよぉ」

今度はハッキリと聞こえてしまった
聴覚を辿るとすぐ後ろ、それも背が低い女の子

これはマズイ、と振り返る事なく前にひたすら走った
全力疾走の上、息も絶え絶えお店に付くと、すっかり出来上がったオーナーが
呑気にお客さんと歌を歌っていた

そのお客さんの前で今体験した事を話す
「おかしいわねぇ?確かその事故、亡くなったのはバイクに乗っていた人の方よ?」

オーナーの話によると、バイクの運転手が、飛び出してきた少女を避けようとし、
ガードレールに突っ込んだらしい。その際、ガードレールで足を切断
その後2人共々救急車で運ばれたが運転手は死亡、少女は打撲程度で済んでいたらしい

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犬・猫、動物

目を合わせるな

490 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/08/29(水) 04:48:48.80 ID:4ignv/ca0
母方の伯母の家が山陰の山奥にあって小2時に長期滞在してた。
伯母といっても長女、母は末娘で親子ほどの歳の差。
その伯母から「裏の畑にはたまに猿が降りてくるけど、トマトとか食べてても目を合わせちゃいけない」と言われた。
襲ってくるんだと。でもし見かけたらこの一斗缶を叩け!と井戸端にぶら下がってた一斗缶を示された。
ある昼下がり、昼寝からふと目を覚まして外の便所小屋に行こうとすると、いた。俺寝ぼけてたので「あ、猿だ」とじっと見ちまった。
こっち向いたそいつと10m位の距離でにらめっこみたいになって、やべっと思った瞬間に襲ってきた。
真っ黄色な牙をむき出しにしてなんか叫んでた。襲われる!って思ったら次の瞬間なぜか弾け飛んだ。
贓物が凄く獣臭かった。
わけわからずに泣きだしたら、伯母さん(ばあちゃんて呼んでた。
実の祖母は母が幼い頃に亡くなってて伯母さんが母の母代わり)も
昼寝から起きてきて、泣いてる俺の目に両手を当てて目隠しして、そのまま井戸端に連れてかれて、服着たままで井戸水浴びせられて
「じとってろ!」みたいな事言われて、そこにあった大きな山刀で体中の皮膚の上を撫ぜられた。
あれなんだったのか。
おやつに採れたての玉蜀黍食べた。甘くて美味しかったけど、皮向いたら実と皮の間に猿の歯が飛んで挟まってた。

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洒落怖

新聞配達

23 : 本当にあった怖い名無し : 2012/06/14(木) 06:50:49.22 ID:wSYdmN7bO
さっき、新聞配ってるオッサン見て久々に思い出したから投下する。 携帯からだから見にくかったらごめん。

俺が学生時代の話なんだけど、いわゆる新聞奨学生をやってたんだ。学校行きながら朝早く起きて(3時~5時ぐらい)新聞配るのって意外にきつくて、始まって1ヶ月で軽く音をあげてたw

24 : 本当にあった怖い名無し : 2012/06/14(木) 06:54:53.84 ID:wSYdmN7bO
それで新聞配達って、まぁやった事ある人は分かると思うけど不着っていうのがあってさ、要は配り忘れなんだけど新人の俺はけっこう不着してたんだ。だけどその中の一つ、田口(名前忘れたから田口で)さんっていう一軒家だけは何度やっても不着になる。

表札確認してるし、間違いは無いはずなんだけどなぁって納得いかなかった俺は、ある日、確かめるためにその家に新聞入れたら携帯で写メる事にした。
田口さん家のポストはドアに直接付いてるいわゆるドアポストという奴。角度的に全部は入らないので、三分の一くらいははみ出ている感じ。

とりあえず写メり、証拠を手に入れたのでまた配達に戻ろうとしてたら、はみ出てた新聞が中に引っ張られた。
正直な話、はみ出てたから誰かが盗んでたのかもしれないと思ってた俺は、それを見て安心して、配達を終わらした後支店に戻った。
その日はいつもより早く終わったため時刻は5時手前。支店には2つ上の先輩だけだったのでジュース飲みながら談笑。
そんで話は、俺の不着の話になり「今回は写メ取ったから大丈夫ですよ」と、先輩に写メを見せる。

そしたらいきなり先輩が笑い始めた。正直意味が分からない。「何で笑うんすか?」
「いや、お前が不着すんのも無理ねぇわ。お前が入れたの確かに田口さんだけど、その隣にも田口さんあんだよな」
先輩いわく、田口さんちは珍しい事に同じ名字の家が二軒並びになっているらしい。
「マジすか? じゃあ俺が入れてた田口さん2週間分得っすね~」

「いやそれはねぇよ。あそこんち一年ぐらい前から空き家で、誰も住んでねーから」
「え? でも今日中から新聞引っ張られたんすけど・・・。」俺の返答に先輩は驚いたらしく、2人で確かめにいこうと空き家に向かうことになった。
空き家は鍵がかかっていて、早朝に迷惑ながらもチャイム鳴らしたが誰も居ない。

もしかしたら泥棒かもしれないと先輩は警察に連絡。
しばらくして警察が来て、事情を説明すると、窓など人が入れそうな所を調べ始めた。結局、全部鍵が掛かっていたため泥棒の線は薄いという結果だったが後日念のため鍵を開けて調べてくれることに。
そして後日、ここからは警察に聴いた話だが、中は特に荒らされた様子もなく、窓にもしっかりと鍵が掛かっていて、泥棒はまずないとのこと。

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子どものころの怖い話

毛虫女

86 : 本当にあった怖い名無し : 2011/12/04(日) 04:33:05.18 ID:XxpUM2Aj0
小学校高学年の頃、高熱が出て学校を休み病院に行ったんだ。
親に連れられて行った1回目の診察は頭痛とかでほとんど覚えていない。
注射を打たれ薬を貰って帰って寝込んでたと思う。

それから数日、ある程度体調が良くなり、また病院に行くことに。
診察はすぐ終わり、注射も打たずに済んだ。
薬の処方と会計を待つ間、母親に「横の公園で遊んでくる」と言って、病院の横の小さな公園に向かった。
お世辞にも綺麗な公園ではなく、桜の木にはたくさん毛虫がついている。
子供だった俺は、よく毛虫を棒でつついて落として、石を上において踏み潰して遊んでいた。
毛虫に嫌悪感があったし、普通に触れなかった。

その公園の毛虫も苛め殺そうと、良い感じの棒を探していると、公園の隅に二十歳くらいの女の人がいた。
何かをモゾモゾと触っているようだったが、気持ち悪いので無視して棒探しをしていると、いきなり後ろから声をかけられた。

振り向くとその女の人だった。顔は覚えていないが不気味だった印象はある。
その人は手の先から肘くらいまでびっしり毛虫を纏わせていた。
そして「毛虫は悪くないよ?かわいいよ?」といいながら、両手を俺の顔に向けて伸ばしてきた。

うわーーーーーーーー!と叫んだ瞬間、後ろから母親の俺を呼ぶ声が聞こえた。
すぐさまその女からダッシュで逃げ、母親の元へと駆け寄った。
振り返ると、そこに女はおらず、母親も俺が何もいない空間を見ながら後ずさり、いきなり叫んで驚いた、と言っていた。

それから俺は極力殺生をしなくなった。