白い日傘

今から、3年ぐらい前の話になります。 僕は内装工事関係の仕事をしているのですが、その会社の社長(と言っても若い)と僕と同僚の計4人で仕事が暇になると、よくスキーに行ってました。 僕達の会社は名古屋の郊外にありまして、国道19号を北上するとスキー場まですぐだったのでほんとに良く通っていました。 いつも12時(夜中)ぐらいに出発してスキー場には3~4時ごろには到着して、一眠りしてから滑っていました。 ...続きを読む

竿竹屋の真実

みなさんは竿竹屋さんをご存じでしょうか。 「たーけやーあ、さおだけーぇ」 というアレです。 軽トラに竿竹を積み、とろとろと町中を巡回。 ましてや 「2本で千円。20年前のお値段です」 とまで言ってます。 みなさんはあの存在をどのように考えているのでしょうか。 ちょっと質問を変えてみましょう。 みなさんは、ここから竿竹を買ったことがありますか? じゃなければ買っている人を見たことがありますか? これ...続きを読む

工事現場

この話は今から約20年前、私がまだ中学生だった頃の出来事です。 夏休みも後1週間程となった8月の終わり。 ろくに宿題も終わっていないにも関わらず、友人2人と近所の市営プールに遊びに行くことになった。 30度を超す熱気と、私の自宅正面の家でここ1週間程行われている駐車場工事の騒音とで、とてもじゃないが家の中で友人を待っている事が出来ず、1時間ほどゲーセンに行こうと表に出た。 すると、顔見知りとなって...続きを読む

ある殺人者の話

結構長い話です。 文にまとめるの苦手なのでうまく伝えられないかもしれませんが良かったら見ていってくださいな。 数年前、私は通信制高校に通い死ぬ気で勉強して何とか国立の大学に受かった時の話です。 大学に行って講義を受けて一人暮らしのためにバイトをやり、休みの日には飲み会。 普通の日々を過ごしていた時にある事件が起こりました。 その日は薄曇りの空で風が冷たい日でした。 私はバイト先に向かう途中でした。...続きを読む

宝探し

一週間前かな? そんなに前じゃなかったかも。 兎に角暑い日だったなぁ。 蝉がミンミン鳴いていて、木陰にいてもとても暑かったんだ。 「なぁ、たっくん。実は良いとこ見つけたんだ」 亮は垂れたアイスがついた指をしゃぶりながら僕に言った。 「いいとこ?」 「そっ、いいとこ。 でもさ、一人じゃ駄目なんだってさ」 亮はアイスのバーに当たりと書いてなかった事に腹を立てたのか、バーをぼきりと折ると、思いっきり投げ...続きを読む

輪廻

寒さで凍える夜・・・ 午前零時過ぎ・・・ 新宿歌舞伎町のスタンドバー。 私は仲の良いH刑事に、 「何かいいネタはないか」 と取材中だった。 当時、監修を任されていたTBS連続ドラマ『私、味方です(館ひろし主演)』の監修に役立てるためだ。 話が弾んでいたころ、彼のポケットベルが鳴った。 新宿署と連絡をとった彼が、 「今、コロシがあった。ゲンバは目と鼻の先だ。行くか?」 と。 私はこれまでにも幾度とな...続きを読む

ガラス戸の向こう

この事件がおこるまで、俺は心霊現象肯定派だった。 でも今は肯定も否定もしない。 今から12年前、俺は仕事の都合で部屋を引っ越す事になった。 その部屋は会社が用意したもので、引っ越し等も全て業者にまかせ、引っ越しが完了して初めてその部屋に入った。 ドアを開けたその瞬間、すごい線香の臭い、そして今まで感じたことのない寒気、 『これはかなりやばいかも』 と自問自答しながらも奥の部屋に荷物を置いた。 間取...続きを読む

怨念憑依

この話の本編を公開する前にお話しなければならない事が御座います。 と言いますのも、この話、過去に二度しか語ったことが無いのです。 その理由はつまりこうです。 一度目に話したのは高校の修学旅行の時でした。 私の話を聞くためにクラスの全員が一部屋に集まっていました。 もちろん他のクラスの人間はその事を知る由もありません。 1F南棟横一列の五部屋が私のクラスに与えられた部屋割りでした。 その五部屋の丁度...続きを読む

着物の少女

772 本当にあった怖い名無し sage 2005/07/26(火) 18:17:06 ID:amlXWpEo0 着物の少女  毎年夏、俺は両親に連れられて祖母の家に遊びに行っていた。 俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、田んぼと畑と雑木林ばかりが広がるかなりの田舎だった。 同年代の子...続きを読む

コンセント

640 本当にあった怖い名無し sage 2005/08/11(木) 14:21:40 ID:JCjZUC3D0 俺が最近、ネットで読んだ怖い話 「コンセント」1/3 最初に気付いたのは散らかった部屋を、僕の彼女が片付けてくれた時だった。 僕は物を片付けるのが苦手で、一人暮らしをしている狭いアパートは ごみ袋やら、色々な小物で埋め尽くされていて、結構な状態だったから。 といってもテレビで出てくるほ...続きを読む