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何でも怖い

老夫婦の約束

長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて
「片方が先に死んだら、さみしくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。
しばらくして、婆さんが先に死んだ。
爺さんは悲しみ、約束通り婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことある事に壁の中から「じいさん、じいさん…」と婆さんの呼ぶ声がする
爺さんはその声に「はいはい、爺さんはここにいるよ」と答えていたが。
ある日、どうしても用事で出なくてはいけなくなったので村の若い男に、留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの声がする

「じいさん、じいさん…」
男は答えた。
「はいはい、じいさんはここにいるよ」
最初のうちは答えていた。
けれどしかし、婆さんの声はなんどもなんども呼んでくる。
「じいさん、じいさん…」
やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした老婆が現れ、「じいさんはどこだあ!」と叫んだ

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何でも怖い

ガラス越しに

662 : めめ : 2012/07/12(木) 17:19:48.02 ID:BFCwAToSO
携帯から失礼します。7才位の話です。
家族は父、母、祖父、祖母、私、弟の6人です。
夜9時、祖父を除く5人でかるたをしていた私達は、母親の『もう寝ようね』で、かるたをしまおうとしていました。
祖父は、柱にもたれて、雑誌を読んでいました。
何気なく廊下の方をみたら、御手洗いの電気がついています。
『誰か消し忘れたのかな』位にしか思いませんでした。

663 : めめ : 2012/07/12(木) 17:24:28.44 ID:BFCwAToSO
部屋と廊下は透きガラス一枚でしきられています。
やがて電気のついたトイレから、人がでてきました。
『誰かな。おばあちゃん、トイレに行ってたんかな』私は、ふと隣をみました。
おばあちゃんは、私達とかるたをしまっています。
部屋の人数を数えました。私を入れて六人全員そろっています。
私の様子をみた母親が、トイレをみました。『あっ』と小さく叫びました。

666 : めめ : 2012/07/12(木) 17:31:38.09 ID:BFCwAToSO
母親は隣の弟をだっこしました。
父も廊下に気づき、こわばった表情をしています。
おばあちゃんの手が私の手を握りました。
冷たくて震えていました。
小声で私に『見ちゃだめ』と言いますが、私は、なぜか廊下から目が離れません。
ガラス越しに白髪の老人が、かすりの浴衣を着て、歩いています。ガラスを開けて入ってきたら…と思うと身体中が心臓になったみたいにバクバクしました。

667 : めめ : 2012/07/12(木) 17:34:20.63 ID:BFCwAToSO
時間的にはあまり長くなかったと思います。ただ私達にはすごく長く感じました。
おじいちゃんがガラスを開けたと同時に、浴衣姿の老人は煙のようにきえました。
あとはおじいちゃんが、塩をまいていた記憶があります。

駄文すいませんでした。

673 : 本当にあった怖い名無し : 2012/07/12(木) 23:14:01.09 ID:0VH4eJ8C0
>>672ナイス怪談㌧
家の中で不審な人影みたら、泥棒じゃね?と考えると思んだけど。ご両親や祖父祖母さんのリアクション的にどうだったの?

見ちゃダメって言うあたり、もしかしたら霊っぽいと気付いてたフシもあるのかな?

普通に起きてる時かつ自宅で、複数人同時目撃という話しは珍しいし、怖いね

674 : 本当にあった怖い名無し : 2012/07/12(木) 23:56:26.98 ID:BFCwAToSO
>>673
透きガラスにうつったのは、かすりの浴衣姿で、白髪の髪の毛ぼさぼさの老婆風の人だったのです。何より、トイレからでてきたから、泥棒だとは、思わなかったのかも。
みんな、顔色が真っ白になっていて、怖かったのだと思います。

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じわじわくる怖い話

も・すぐ死ぬ

俺は親友の婆ちゃんのお見舞いに行った
病室に入ると老婆が枯れた声で
「も・すぐ死ぬ・・・も・すぐ死ぬ・・・」と親友に言っている
親友は困惑している

俺も爺ちゃんに「もうすぐ死ぬ」と言われた時は困ったもんだ
翌日、親友の婆ちゃんは死んでしまった
そして後を追うように親友も死んでしまった
俺は勘違いしていた親友が困惑した理由を

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後味の悪い話

金木犀

561 : 1/2 : 2012/05/22(火) 10:33:44.78 ID:0UXBL8yEP
煌如星シリーズ第二弾
ドキュンというより腐耽美なのですが
(如星は美男ですが怪力美人妻がいる)

とある大金持ちの老婆がいた。
老婆はいつも苦虫を噛み潰した様な顔をしている。
何故なら、親戚が皆老婆の資産目当てで金をタカリにくるのだ。
彼女には本当は孫が居たが、昔誘拐され行方不明になっていた。

ある時、身なりの汚ない青年がやって来て、
自分はあの時誘拐された孫だ、と名乗り出た。
貧しい家庭だかったが、両親が死ぬ時、
「お前は実は私達が金持ちの家から誘拐した子供だった。」
と聞かされたという。
証拠に誘拐時履いていた綺麗な刺繍のある子供用の靴をみせる。
老婆は泣いて喜び、青年と暮らし始める。

困ったのは今までたかっていた親戚連中である。
今までは貸してくれていた金をもう貸してくれない。
それどころか、貸した金を返せ、孫の為にだけ金を使いたい、
と言い始める。
青年は何も欲しいとは言わなかったが、
老婆は今まで孫にしてやりたくとも出来なかった事がしたい、
と青年に言った。
青年は老婆の側で甲斐甲斐しく世話をし、語らい、
老婆は今まで見せた事のない幸せそうな微笑みを
青年に向けていた。

562 : 2/2 : 2012/05/22(火) 10:34:17.51 ID:0UXBL8yEP
一週間ほどたって、老婆は何者かに殺される。
如星たちは現場に駆けつけ、事件を調べる。
なんと犯人は青年であった。
青年は本当は老婆の孫ではなかったのだ。

青年が老婆に
「庭にある金木犀の香りがとても良い匂いだ」
と言うと老婆の形相が変わった。
老婆の孫は赤ん坊の時の大病で嗅覚を失っていた筈だった。
「貴方も私の金を目当てに近寄ったのか!
しかも私の一番大事な思い出である、孫を騙るなんて!!」
掴みかかってきた老婆と揉み合ううち、
青年は老婆を突き飛ばし頭を打った老婆は死んでしまった。

「私の家は酷い家でした。
食べる物もなく、いつも暴力をふるわれていた。
両親は子供を誘拐したが殺してしまった。
けれど、その時残ったこの靴は、愛されている子供の象徴の様だった。
自分が初めて見た、唯一の美しい物だった。
ここではない、別の世界が有るのだという希望が持てたんです。
だから親に殴られてもどうしても手放せなかった。
お金が目当てだったんじゃない。
あの子供が貰っていた愛情が欲しかった。
本当に殺す気なんてなかった、、、」

事故として青年は極刑は免れたのだが、投獄中、自殺をした。
如星はその報告を聞き、崩れ落ちて膝をつき哀しむ。
「彼はこんなことの為に生きてきたはずではない、、こんな事の為に辛い幼少期を過ごしてきたわけではない筈だ、、」

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後味の悪い話

漫画 ゴミ女

51 : 本当にあった怖い名無し : 2012/06/06(水) 12:38:19.53 ID:Nq+4HkZe0
昔読んだホラー系レディコミ雑誌の漫画の一つ
題名はゴミ女?だったかな

主人公の女Aが面倒だからと日付を無視してゴミを放棄
しかし、汚らしい老婆がゴミをもって家にあがって付き返してくる

老婆とAの間で一悶着あり、わざとではないが老婆を殺してしまう
老婆が次第にゴミの塊へと変化していく様子にAが恐怖する
場面が変わり、Aがお風呂に入っていると何故か空き缶などゴミが浮かんでくる
不思議に思うAだが次第に浮かんでくるゴミの量が多くなっていく
実はそのゴミはAの体から排出されており、最終的にAの体は全てゴミになってしまう
その後、元Aである大量のゴミを発見した母親がそれらをゴミ袋に捨てて廃棄する
その後、母親がゴミ袋をゴミ捨て場に置くところでかの老人と遭遇し挨拶する
最後のコマで老人にんまりして終わり
その時のゴミ袋の中のAの眼球が印象的だった

確かに主人公も悪いがあれだけで殺されるのはなあ……

53 : 本当にあった怖い名無し : 2012/06/06(水) 14:09:23.22 ID:Nq+4HkZe0

補足
老婆がAにゴミを押し付けてくるので振り払ったら老婆がよろけて頭うって死ぬ
最後の「老人」は老婆の間違いです

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一人暮らし

足音

三年程前に、一人暮らしをしていたマンションで怖い体験をした。
7階建てで1フロアに5部屋というこじんまりとしたマンション。
俺は403号室に住んでいた。
間取りは2DK。玄関を入ってすぐ右側の部屋を俺は寝室に使っていた。
仕事から帰ってきて寝るまでの時間は、ほとんどダイニングでPCを使ったり、
TVを見たりして過ごしていた。
俺は飲食店で働いてるから、自宅に帰るのは早くても午前1時過ぎくらい。
マンションの周りは住宅街で、少し歩けば大通りもある。静かだけど、深夜でも特別寂しいという
雰囲気ではない。
帰宅してからの俺の行動パターンは大抵こんな感じ。
寝室で寝巻きに着替える→TVとPC起動→飯食う→風呂→3時ごろ就寝
毎晩寝床に入ってウトウトしていると、部屋の窓の向こうから「ガガーッ」という、
エレベーターの開く音がする。そして「コツコツコツ・・・」という足音が聞こえる。
これはほとんど毎晩だった。少し深夜にしては足音がデカイかな?と少し気にはなっていたけど、
次の日の朝にはそんな事忘れていた。

798 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/21(日) 22:28:05 ID:6FosvROF0
そんな感じで、特に何の問題もない毎日を送っていたんだ。そしてついにその日が来てしまった。
俺は、いつものように深夜3時過ぎに寝室のベッドに入っていた。
また、エレベーターの開く音が聞こえた。
「コツコツコツ・・・」足音が聞こえた。俺の部屋の窓には厚いカーテンがしてあるので、
シルエットは見えないけど、足音で、自分の部屋を通り過ぎたのがわかった。
恐らくハイヒールを穿いた女性で、「404号室か405号室の住人だろうな・・」と何となく考えていた。
何だか寝付けなかったので、TVをつけてボケーっとしてると、こんな事を思った。
「そういえば、足音は聞こえるのにドアを開けたり鍵を閉めたりするときの音って聞こえないよなぁ・・」
と。そんなに作りがしっかりしたマンションでもないし、隣近所のドアの開け閉めや鍵の開閉の音
はいつも聞こえていた。
あんまり気にして聞いていた事はないけど、今回に限っては深夜なので「絶対に聞こえるはずなのにな・・」
と少し気になってしまった。

799 本当にあった怖い名無し sage 2010/03/21(日) 22:28:48 ID:6FosvROF0
深夜にもかかわらず、結構な足音を出す女だ。ドアや鍵の開け閉めに気を使うとも思えない。
そこまで考えてしまっていた。
TVを消して外の気配を伺った。シーンとしていて、たまに外を走る車やバイクの音が響くだけだった。
自分でも少しバカらしくなってきて、すぐにTVを付けた。
わざわざ人んちのドアの開く音なんか意識しないよな・・って自分で呆れた。
何か目が冴えて眠れなくなったから、タバコを取り出して窓のほうに向かった。
カーテンを開けて、磨りガラスになっている窓の鍵を開けて、タバコに火を付けた。
いつもはキッチンの換気扇の下で吸うんだけど、この日は就寝前という事もあって
キッチンまで行くのが面倒くさかったんだと思う。
風の流れで煙が部屋に逆流してきたので、網戸を開けてタバコを持った手を外に出して、
口元も窓の外に出すような形で煙を吐いていた。