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何か居る

長くなるけど、少し我慢して聞いて欲しい。
3年位前から為替を始めたんだが、向いていたんだか、ラッキーだったんだかで、4000万の原資が6億ちょいまで増えたんだ。
なんで、親孝行も兼ねて、丁度売りに出てた隣の家を買い、元々住んでた家ともども更地にして二世帯型の住居を建てることにした。
で、この時俺が拘ったのが、防音設備の整った地下室。
カラオケが趣味だったんで、専用のカラオケルームにしたかったんだ。
地鎮祭も無事終わって着工後は、毎日差し入れ持っていったりして、工事が進んでいくのを楽しみに見てた。
そんなある日の夕方、現場監督から携帯に連絡が入った。
何かあったのか聞くと、「大した事じゃ無いが、ちょっと来てくれ」とイマイチ要領を得ない。
でもまあ、家が建つまでの間借りてるマンションからはバイクで10分程の距離なんで、特に何も考えず現場に向かった。
569 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/06/06(木) 10:58:25.87 ID:yDk4QWZh0
ところが現場に着くと、地下の基礎工事をしてた場所がブルーシートで覆われてるの。
見た瞬間いや~な予感がしたんだけど案の定、
「ゴロゴロ出たんですが、どうします?」との事。
俺の住んでる町は、頻繁にこういう事があって、正直に届け出ると、調査やらなんやらで下手すりゃ一年以上工事がストップされる。
しかも、それに対する補償なんかは一切無いんで、何も見なかった事にするのが暗黙の了解になってる。
事件性があるような新しいものでは無さそう(まあ明確な根拠はないんだろうが)との事なんで、知り合いの寺に謝礼を包んで引き取って貰って、
再度地鎮祭もやり直した。
その後は特に何事も無く、10ケ月掛かりで夢のマイホームが完成し、大安吉日を選んで両親共々引っ越した。
家具やガーデニングの相談をしながら、デパートやら家具屋やらを廻ったこの頃が一番楽しかったな…

570 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/06/06(木) 10:59:10.35 ID:yDk4QWZh0
異変が起こったのは暑くなって来た5月初旬。
今年はやけに寒暖の差が激しい日が続いてたんだが、地下にいると殆どその影響を受けない事に気が付いたんだ。
こりゃあいいってんで、簡易ベッドを運び込み、夫婦揃って寝室代わりに使うようにしてた。
そんなある日、突然妻が死んだ。夜間、トイレに立った際に、階段から落ちて打ち所が悪かったらしい。
俺は寝付きが深い方なんで全然気が付けなくて、朝起きて、恐怖に歪んだ表情のまま、頭から血を流して倒れてる妻の前で暫く呆然としてた。
そして、地下を寝室になんて提案をしなけりゃ良かったと猛烈に後悔し泣いた。
けど、それだけじゃ済まなかった。現場検証が終わった翌日、警察から呼び出しを食らって、妻の落ち方がオカシイと言われた。
足を踏み外したんじゃ無く、誰かに突き飛ばされないと、こういう落ち方はしないと言わた。
それと、階段なんかで不意に転落した人の場合だと、
何が何だか分かんない内に死んじゃうんで、表情は意外と安らかなんだと。
なのに妻の場合は、顔が恐怖にひき歪んでたのもオカシイ。俺がやったんじゃないかって何時間にも渡って尋問された。

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洒落怖 病院の怖い話

ください

私が足を悪くして入院している時に起きた話。

 夜中に寝苦しさを覚えて、ふと目が覚めたのです。辺りはまだ真っ暗で、他の患者さんは皆寝息をたてて眠っている。
私は寝直そうと思い目を閉じたのですが、急に足に違和感を感じて目を開けてしまいました。
思えば、閉じたまま眠ってしまった方が良かったのかもしれません

 布団がおかしいのかと思い、上半身だけ少し起こして足元を見ると、思わず顔が強張ってしまいました。
爪先の辺りに見慣れない手が二本ある…。

215 213 sage New! 2006/04/03(月) 10:14:42 ID:l6SLxCa4O
正確にはベッドの下から出て来ている感じでした。
最初は第一関節だけ見えていたのが次第に第二関節も見え始め、まるで上に攀じ登って来ている様です。
その手は何だか青白く、爪はカナヅチか何かで叩き潰されたようにグシャっと潰れていたのを鮮明に覚えています。

私は初めて、血の気が引く様をリアルに感じました。
怖くて仕方なかったのですが、身体が動かない訳でもないのに食い入るように見入っていました。

216 215続き sage New! 2006/04/03(月) 10:17:42 ID:l6SLxCa4O
ところが、攀じ登って来ようとした二本の手は、手の甲まで見せた後動きを止め、そのまま微動だにしません。
暫くそのまま放心状態に近い形で見つめていたのですが、ふと我に返り異様な気配に気付いて天井を見上げると、
周りを区切っているカーテンを吊し てある金具の上に、先程まで見ていた両手と、目から上だけを見せた何者かがコチラをジィっと覗いていました。

217 216続き sage New! 2006/04/03(月) 10:20:02 ID:l6SLxCa4O
これはヤバすぎる!!

今になってやっと後悔したのですが、既に後の祭。このままだと呪われてしまうかもしれない…等と考えていると、カーテン上の何者かは一言…

『…ください…』

と、か細い声で呟いたのです
それを聞いた瞬間、私はめまいを覚え、そのまま気を失ってしまいました。
次に目を覚ました時はもう朝で、同室の患者さん達もいつも通り朝の挨拶を交わしていました。

218 217続き sage New! 2006/04/03(月) 10:24:08 ID:l6SLxCa4O
気になったのは、足元に黒く長い髪の毛が数本落ちていた
事と、予定の退院日が延期されてしまった事です。

その後暫く、私には何の変化もありません。
稀に隣部屋から叫び声が聞こえますが、きっと気のせいでしょう。

…以上で私が体験した話しを終わります。
携帯からの書き込みだったので読みにくい点も多々ありますがご了承下さい。
後日談もありますが、それはまた、別の機会に。