残業の恐ろしいおはなし

この怖い話は約 3 分で読めます。

857 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 10:01
856の続き

で、決定打だったのが、同僚が深夜残業している時、
ふと後ろを見ると、老婆がアンパンをかじっているのを見た!!
暫くすると、パーテションの向こうに消えた!!
って話をしだした時。
そしたら他の奴も、俺も見たよ!!とか言い出した。
「俺の時は孫の手で背中を掻いてた、
白木の孫の手で、すごいリアルで嫌だった」とか・・・

そんなこんなで、この事務所には老婆が住んでるって事になった。
それも、あの置物をおいてから位に。

ここまでで、同僚達は怖がっていたんだけど、
俺はその変な現象、全然怖くなかったんだよね。
むしろ懐かしさを感じる位だった。

それは理由は後日証明される訳なんだが・・・

862 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 11:50
>>857
>すごいリアルで嫌だった

ワラタ

864 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 13:02
857の続き

後日、この置物の処遇をめぐり、
捨ててしまおうとか、
事務所と一緒に御祓いをしなきゃ駄目だとか、
別にそのままでもいいんじゃない?(俺)とか
一悶着あったんだけど、
とりあえずこの品を持ってきた社長に、
一体どんな品なのか調べにいってもらう事になった。

で、社長が知人の店に行って帰って話を聞いた所、

・材料となった木は、その知人が個人的なルートで手に入れた物である
・木は古い家の柱であった
・その家は明治時代に建てられた
※これを聞いた時、明治時代で古木って・・・社長、騙されてない?って思った。
・その家で自殺とかあった話とかはまったく聞いていない

という事実がわかった。

さらにその家があった場所を聞いて驚いた。
・・・親父の実家じゃん!!

そういえば去年の暮れ位に、親父が
「母さんも亡くなったし、実家を取り壊す事になったんだ」
って言ってたのを思い出した。
※お婆ちゃんは去年の夏に亡くなった

865 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 13:03
お婆ちゃん、家から離れたくないって言って、
いくら呼び寄せてもずっと一人で暮らしてたんだよね。
「あの人(俺の祖父)と同じ家で死にたい」って言ってさ。

たぶん、会社に出て来てたのは俺のお婆ちゃん。
あんまお婆ちゃんの記憶ないんだけど、懐かしいはずだわ。
思えばその孫の手、俺と兄貴が小学生の頃にプレゼントした奴だと思う。
後日、兄貴に聞いたら、白木っていうか、
白く塗られた安っぽい孫の手だよ、
って笑ってた。

同僚達はこの偶然に唖然としてた。
お前、本当にお前のお婆ちゃんかどうか、一晩いて確かめろよ!
とか言われた。
※俺の時は出てこなかった。
お盆時期だったし、今の実家の方に帰ってたのかなあ?

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