この怖い話は約 3 分で読めます。
夜も十時を過ぎた頃、
私と2歳上の在庫管理の女性が二人で残り仕事をしていた。
ビルの内訳は、
1F 設計会社
2F ビルの事務所
3F 催事場(つまり空きスペース)トイレ
4F ウチの会社
4Fにトイレはなく3Fに行くわけです。
暗い階段を降りて・・・。
11時ごろでしょうか、トイレに行ってくるとその女性に言って
3Fのトイレで用を足していた時のことでした。
4Fで突然数人の足音が入り乱れ、バタバタと歩き回り、
くぐもるような話し声もしだしたんです。
それも数分間続いたのでした。
小さいビルですが、ビル内には二人しかいなかったんです。
ケツ丸出しの私は
「あの女、どたどたしやがって!」
「あれっ、だれか戻ってきたのかな?」
などと考えつつ少しの焦りと共に4Fの部屋に戻ってみると・・・。
835 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/20 08:28
彼女は一人でいつものデスクで仕事をしておりました。
「Sさん、今歩いてた?」
「エッ!私ここから動いていないけど何か・・・?」
今の幻聴のような体験を話すと、
地元である彼女はこんな話しをしてくれました。
この建物はのあるところは、戦時中焼け残り、
大空襲で焼き討ち同然で逃げ惑った人が
そこの川に逃れ水も熱くてばたばたと死んでいった所。
その大人数の死体をこのビルに一旦収容した、
という話しを聞いたことがあるとの事。
だから「そんなこともあるかもねー」と
こともなげに言うのでした。
今もそのビルあるよ。三つ目通り14号線側にね。
ご冥福をお祈りいたします。
思い出すとゾクゾクするが。
836 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/20 11:34
マジな感じだな。
あまり怖くないけどさ。
837 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/20 14:20
後半の「実は昔…」な説明文がない方が怖かっただろな。
解説付くと、一気に三流心霊番組みたいになってどうも…
856 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/29 09:59
俺はあんまり怖くなかった体験。
長文だけどゴメンね。
俺、10人位が常勤する小さな事務所で働いているんだけど、
半年位前に、社長が知り合いの店で作ってて、
安く買えたからと言って、
古木を彫って作ったという置物を買ってきた。
んで、事務所の来客スペースに飾ることになったんだけど、
それから事務所に不可解な現象が頻繁に起きるようになった。
朝一で事務所に入ったら味噌汁の匂いがしたり、
急にシップの匂いがしたり、
テーブルが妙に綺麗になってたり
(男所帯の為、きっちり拭く奴はいない)・・・
ただ、誰もいない来客スペースから、
カラカラという笑い声が聞こえたりするのは、
皆、気味悪がった。
※パーテーションで区切ってるだけだから、
人がいないのはわかる。