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334 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/16 15:53
去年の話
俺が一人で残業をしていた時のこと
午前1時半頃警備室から電話が入った
「今そちらから内線が入りましたが…」
「電話してませんよ どうかしたんですか?」
「いえ 分かりました ご苦労様です」
と電話は切れた 俺は変な感じがしたが仕事を続けようとした時
コンコンコンと ドアをノックして
電話をかけて来た警備員とは別の若い警備員が入ってきた
俺が どうしましたか?と聞くと 警備員は
「内線が入ったので 確認にきました 他の方は?」
「 一人ですが…」
「そうですか おかしいな…」
と警備員は不思議そうな顔をした
俺がビックリした顔していると 警備員が
「先ほどこちらの会社から内線が入りまして…」
「どんな 内容だったんですか?」
「女性の悲鳴でした…」
しばらく 警備員と俺は顔を見合わせた
警備員は 念のために社内を見て 警備室に帰っていった
先輩や後輩に聞くと その後もやはり残業中に警備室から電話が来たり
警備員が見に来ることが有ったらしい
346 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 03:29
閉店の作業をする様になって一週間もたっていなかったと思う
二人でレジ締めしていた時でした
カウンターから一番離れた場所にAVコーナーがあるんです
お客さんへの配慮から棚で囲われてて、こちらからは死角になってます
防犯カメラもありません
ですが天井に防犯ミラーが設置してあり
かろうじて中をうかがい知ることができます
お客さんがいないのを確認してから閉店するので
普段そんなミラー気になりませんがその日は異変に気付いてしまいました
ミラーを横切る影
「店長!誰かまだいますよ!」
だけど彼の反応は冷め切っていました
「うん、でも此処にいれば平気だから」
ピンときた・・バイトが辞めたのはコレのせいだと
店長の話では2年ほど前から見えてたらしいが
実際AVコーナーに足を運んでも誰もいないとの事
幽霊やらオバケやら全く信じない私は
「きっとエアコンの風で何か動いてるんですよ。確認してきますね」
そう言って店長の制止を振り切りAVコーナーへ行きました
348 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/07/17 03:40
案の定その一角に人影は無し
かと言ってミラーに写りこみそうな物も無い
そのまま戻ればよかったのに気づいてしまった
陳列棚から不自然に出ている一本のビデオ
AVコーナーにアニメが混ざりこんでいました
お客さんの仕業と思い手に取った時、視線。
え?!
その時点で頭の中真っ白になりました
ビデオの陳列棚です。しかもビデオ1本分のスペースです
その隙間に確かに人の顔半分、こちらを見ていました