この怖い話は約 1 分で読めます。

俺がそういうと青山は一言「そうなのか・・・」といってつまらなさそうにしていた。

俺はお土産に俺の子供を堕胎した時に作ったこけしを貰って帰った。
それから定期的に、背中におぶったぐちゃぐちゃの肉塊に「お父さん」と呼ばれる夢を観る様になったことと、疲れたときに視界の隅にその肉塊の幻を見るようになった事の他に異常はない。
青山はこの翌年死んだ、なんか事故の後遺症らしい。

あの家では青山の母親が千近いこけし一緒に今でも住んでいるらしい。

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