Categories: 洒落怖

覗き穴の向こう

この怖い話は約 3 分で読めます。

で、エレベータで1階に降りてマンションを出たときに俺の携帯が鳴ったんだ。
携帯を見るとA子からで、一瞬嫌な想像が頭をよぎった。
電話の奥のA子の声は恐怖で震えていた。
「またいた、またいた・・・」
ドアを閉めた後チェーンを掛け、自分を安心させようと、勇気を出して覗き穴を見たそうだ。
すると昨夜と同じ女が居たというんだよ。
おちつけ、おちつけ、相手はたかが女だ、おまえが捕まえてやれ、チャンスじゃないか。
と心の中で思ったが、電話の先のA子の一言は私の勇気をくじけさせるには十分だった。
「目が、目が」
「おちつけ、大丈夫だから落ち着け」
「目が赤かった、まだいるよ、助けて、助けて、・・・ ツー」
で、なぜかここで携帯電話が切れたんだよ。

-6時半で会社を出なければなりません、続きは家に帰ってからになります-

991 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/13(火) 22:24:38 ID:GF5rwdlBP
すいません、遅くなりました。いろいろ叩かれていますが続きです。
本当の話です。作文ではないですが、文章は下手です。

A子のマンションは巣鴨の駅から歩いて8分くらいのところです。

で、怖かったので階段を使い5階まで上がったところで、勇気を出してA子の部屋がある左手を見ました。
通路には人の気配がないので少し安心してドアの前まで行き、呼び鈴を鳴らしました。
「俺だよ、大丈夫か、誰もいないよ」
と話しながら問題の覗き穴を見たのですが、そこには血のようなものがついていて赤くなっていました。

なんとなくカラクリがわかったような気がして、これは誰かのいたずらだなと思いました。
すぐ拭こうかと思いましたが、中から私の名前を呼ぶ声が聞こえたので「あぁ俺だよ」と答え、ドアが開き中からA子が出てきました。
で覗き穴をA子に見せて「これは誰かのいたずらだな」と話しました。
とりあえず、すぐ帰るわけにもいかなくなりましたので部屋に入り、謎解きというか犯人探しを始めました。
昨日の話と今日の出来事から、犯人はエレベータは使っていない、だとすると待ち伏せしていた可能性もある。
とにかく、女にせよ誰にせよストーカーには違いないから絶対にドアを開けてはいけないな。

そんな話をしていましたが、問題はこの後どうするかです。
私がここに泊まるわけにもいかないし、しかしA子は依然ブルブル震えていて尋常じゃありません。
そこで私の彼女のE子に電話をして簡単に事情を説明し、今晩はA子と一緒に泊まってもらうことにしました。
タクシーで30分くらいだったと思います。
やがて呼び鈴が鳴りましたが、一瞬私もA子もドキッとしました。
恥ずかしながら、覗き穴を見る勇気はありませんでした。
インターホン越しに彼女の確認をして中に入ってもらおうと思いましたが、
玄関に入るなり彼女が「覗き穴に血のようなものがついている」と言ったのです。
一瞬私は体が硬直しました。最初の汚れ(血?)はさっきふき取っていたのです。

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