Categories: 洒落怖

選ばれし者の墓石

この怖い話は約 3 分で読めます。

A「…なんだけど、なんか嫌な感じが、して」
「おお、出た!」
A「ああうん…出たみたい。墓地の、あの、あそこで」
「マジ!?あそこってどの辺?」
A「選ばれし者の墓石…?」

ちょ、その表現ウケる。と内心思いながらAの話を聞きました。
曰く、例の墓石(の手前)辺りで気分が悪くなった。何かにお腹を触られる感じがして皆を見たら、皆の肩の上にもやがかかってた。それを見て戻した。今は不快感はない。(自分)も何かある前に気をつけて、とのことでした。

すっかり興奮した自分は、Aとの電話を切り某SNSで他の5人のメンバーに向けて呟きました。
(メールよりこっちの方が、それぞれの発言を全員でみれるから、いつもそうしてます)

6人で話し合った結果、自分以外に誰も体調不良や人の気配などは感じていないようでした。結局酔ったAの幻覚/夢で話はまとまったんです。

155 5 sage 2011/09/08(木) 10:04:01.92 ID:PE/XyBRP0
それからすっかりその話題は出なくなりましたが、自分の症状はどんどん悪化していきました。
目の前のチカチカは次第に暗いのと明るいのを繰り返すようになり、目の前の物がぼんやりと霞がかって来ました。パソコン、携帯、テレビの類いは特に画面がぼやーっとして使えないんです。
眼科に行こうとか、頭に腫瘍が出来てたらどうしようと何回も考えましたが、どうしても病院まで出かける気になれないまま2週間がたちました。

コンビニより遠くに行く気力はなかったんですが、学生課から留守電があって大学に行かなければならなくなりました。
後期の必須授業が一部登録されていなくて、履修単位不足になってしまうとかなんとかでした。

夏休みなのに…と思いながら、道中何回か転びながらフラフラ大学に行きました。
学生課にいくため階段を登ろうとしたら、階段の上にAがいたんです。
目があったらなんだか懐かしくなって声をかけようとしたんですがAが
「ぁ…あっ………あぁああぁぁ!!!」と叫びながらどこかへ走って行ってしまいました。
Aの顔は恐怖にひきつっていました。

156 6 sage 2011/09/08(木) 10:06:21.73 ID:WpGTxZ080
きっと自分の肩には今霊がついているんだ!Aにはそれが見えて逃げたんだ!
と思うと、ぞっとして頭が真っ白になりました。
学生課には寄らず、100均で粗塩を5パック買って帰りました。
玄関に盛り塩(というかまいた)をして、頭から塩を被り、部屋へ駆け込むと狂ったように奇声をあげながら部屋中に粗塩をまき散らしました。

しばらくして落ち着いてきたんですけど、窓が開いていたのに気がつき発狂しそうになりました。完全に奇声が漏れてました。ありがとうございます。

それ以降、視力も治り体調も良くなりました。
残った粗塩食べてみたんですが、変な味がしました。粗塩って食塩の塊じゃないんですね。

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bronco

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