Categories: 洒落怖

囲むモノ

この怖い話は約 2 分で読めます。

50 3/3 sage New! 2011/05/04(水) 22:19:00.74 ID:+3Vsq1E70
囲む気か!と思い、テントを出なかったことを後悔すると同時にもう発狂寸前になったが、
テントの周りを歩いているものの距離を詰めてこない。何周したか分らないが(多分
せいぜい数周だろうが、極端に長く感じた)、結局テントそのものには手を出さず、元々
目指していた方向にゆっくり移動していった。

俺はそのまま朝まで緊張の糸を切らさず、ひたすらに腰を浮かせながらテントの中で
じっとしていたが、それ以降は何も起きなかった。

外が完全に明るくなってから外に出て周囲を見回すと、テントの正面5mくらいのところに
1mくらいの木の枝が地面に突き刺さっている。その先端には結構分厚くて粗い、麻袋の
ような紙とも布とも言えないものが留めてあった。何か絵記号のようなものが描かれていたが、
意味はわからなかった。単なる模様の可能性もあるが。写真に撮っておきたい衝動に
かられたものの、ビビってやめた。

気味が悪いので手早く荷物を纏めて出発したが、その後現在に至るまで不思議な現象には遭遇
していない。彼らに悪意があったのかどうかが分らないので怖い話かと言われると微妙だが、
あん時はもうマジで死ぬかと思った。

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bronco

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