Categories: 洒落怖

別荘地

この怖い話は約 3 分で読めます。

606 別荘地④ sage 2011/01/04(火) 04:41:02 ID:GfXtakX/0
赤い光は見えなくなったりまた見えたりと何かを探している様子に見えた。
数分すると光は一階から二階に移動したようでまたゆらゆらしているのが見える。
俺は木の陰から観察していたが段々それが泥棒じゃないと感じ始め、徐々に別の恐怖を感じ始めた。
その光の動きが人間の動きにはみえない異様な動き方をしている。。
人間がライトを持って移動している動きではなく、ふらふらゆらゆらしてなにか実体のないホコリのような動き。
俺は犬を触りながら気を静めようとしたが得体の知れない光と誰もいない林の中で自分ひとりの状況に震えながら家を見守った。
そうこうしていると光が二階の東側窓の前で止まった、すると今度はカーテンがゆらゆらゆれだし
なにか人の手のようなものがちらちらしている。やはり泥棒か?!と俺は思ったがやはりおかしい
その手はちらちらカーテンからみえ隠れしているがずっと同じ動きをしている。
手を上下に動かしているように見えるが。。。えっ?俺に手招き?
その手は俺に向かって手招きしているように見えた。。。それを意識した瞬間ゾクッ全身悪寒が走った。
うわっやばい。。。俺は猛ダッシュ、犬を引きずるように必死に家まで走破。

607 別荘地⑤ sage 2011/01/04(火) 04:43:41 ID:GfXtakX/0
帰った早々、台所にいた母親に警察を呼んでと大声で言った、親父がどうしたどうしたとあわてて聞いてきた。
見たことを話すと、母親は怖いから警察呼びましょう。といったが
親父は警察は呼ばないとかたくなに言い張った、母と二人で評判を落としたくないいつもの頑固が出たとあきれたが
とりあえず親父が言い出したら聞かないので警察は呼ばなかったが。

その後、夕食を食べながら泥棒だったらどうするんだって話になったが
父はあれは泥棒じゃないから変なうわさを立てないほうがいいと強く言い張っていた。
どうやら父はそれを知っているらしかったが、なんなのかは具体的に聞くとわからんというだけ。
臆病な母親は幽霊かもしれないとおびえて言っていたが、俺も内心それしか頭に浮かばなかったが口には出さずにしていた。

fin

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