Categories: 洒落怖

徘徊

この怖い話は約 2 分で読めます。

542 ピコリコ sage New! 2008/04/23(水) 17:34:14 ID:zg5v7PPEO
オッサンから一瞬たりとも目を離せなかった。
だって、ちょっとでも目を離したら次に後ろ振り向いたときに超近くにオッサンの顔が((((;゚д゚)))!とかいろいろ考えちゃって…
そんな状況が1時間ぐらい続いたかな?
人間ってのは適当なのか、それとも防衛本能なのかわかんないけど、緊張が続くと寝ちゃうのねw
酒のせいもあるかもだが…
目が覚めて部屋を見渡したら、もうオッサンはいなかった。
時計見たら3時くらいだったかな?
時間確認した瞬間、再び背後に気配感じた。

振り向いたら階段からオッサン下りてきた…

ずっといたんだorz…
自分が寝てる間にもオッサンが家中を(自分のいる部屋も含め)徘徊してたかって考えたら全身鳥肌立ったよ。
相変わらずオッサンは徘徊するだけだった。
次に2階に上ったのが最後で、オッサンが下りてくることはなかった。
今度こそ怖くて眠れなかったよ…
5時頃になって外が明るくなるのを確認したら少し安心して眠りに就いた。

結局、Tさんは昼頃帰ってきた。酔っ払ってたよ…
俺が昨夜のオッサンの話をすると『忘れてたw』って…
あらためて幽霊よりTさんが怖いって思ったよw

俺が『あのオッサン、ここに住んでた人ですか?』って聞いたら、住んでたオッサンは普通に生きてるよってさ。
『じゃあ、なんなんすか?』って聞いたら…
『知らねーよ!貧乏神じゃね?』って…
『貧乏神ってw』って笑ったんだが、ちょっと考えたら(なるほどな…)とも思った。

幽霊?と一晩過ごしたのは後にも先にもこの日だけ。どうせならオッサンじゃなくて美人の幽霊がよかったよ(‘A`)

携帯でぽちぽち長文打つの疲れるねw
親指折れるわw

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