この怖い話は約 2 分で読めます。

A美とはまだ連絡を取り合っていて、結婚して子供もいる。
でもあの時のことはいまだ思い出したくないらしく、
以前電話で少しその話題になりそうになったときも
「その話はやめて!」と強く断わられた。
俺もその後は普通に就職して普通に結婚した。子供はまだ。
いまは普通に生活しているが、あの時の事はもう誰にも話していない。
不思議なもので直後はけっこういろんな人に話したりしてたのだが、
時間が経つとなぜか話すのが苦痛となり、話さなくなった。

511 本当にあった怖い名無し sage 2011/02/05(土) 03:07:51 ID:Y+67HZg+0
ただ、実はあの時かかってきた電話の内容は誰にも話してない。
A美にも話すタイミングをなくしてしまった。
ここで書くのが初めてとなる。
あの機械のような不気味な声。
「カエス」というのはやっぱり「お前らのところに帰して(返して)やる」
ということだったのか?
でも確かに帰っては来たけどさ・・・

最後に、最初にも言ったように、この出来事は自分にとっては教訓となっている。
つまり、例えバカにされようが、屈辱であろうが、
やはり危ない事や悪い事は断固として断わることが大切だという事。
子供への説教みたいだが、もしあのときつまらないプライドにしがみついて
一緒に行ってたら自分もどうなってたかわからない。
「断わる力」という本が話題になったが、あれはホント。
勇気を出して断わる決断がその後を左右することになる。

ただ、そんな俺も事故で左足が膝下からなくなったんだけど。

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bronco

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