この怖い話は約 2 分で読めます。

帰りの車中、疲れてみんな参っていた。Kは寝ることにかけては一流なので、
居眠り防止の為、それとこの静まった空気を嫌って、無理からいろいろ話振った。
2階はどうだったかとか、3階はどうだったかとか、裏口何もなくてつまらんかったとか。
返事は来るんだけど会話が続かない。そういうことを言ってさらに、
俺「なぁ、女一人居ただろ?レイプしたとか自分の目の前で平気で言う男とよく一緒に居られるよな
  実は一番すごかったのってあの女の根性じゃね?さすがに裏口を、知らん男と
  パシリ野郎で行くのは不安だったらしいが」と言った、するとWが
W「Sさん、何言ってんすか。女居なかったっすよ?野郎ばっかで良かったって俺思ってたし」
K「裏口はお前とパシリだけだろ?」
他の後輩も「またぁ~!」とか「変なこと言って脅かさないで下さいよ~」みたいに言ってる。
俺「ああ、お前等くらいならもうちょっとビビるかななんて思ったんだがな…ははは…」
そこから俺はしゃべるのをやめた。

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