この怖い話は約 3 分で読めます。

773 766 sage New! 2007/06/04(月) 04:24:00 ID:BRrAErsG0
とかヘラヘラしながらWの側に落ちた傘を拾いに行く。Wは凍り付いてたと思う。よく見てないけど。
A「ああ、ありゃぁ良かったぜ~。お前もやりたかっただろ?○○(多分Cの名前)?」
C「うん、やりたかったよぉ…」
いよいよこいつら危ない!まあ俺ら男ばっかだったのがせめてもの救いか…など色々思ってると、
A「そういや、俺たちさぁ、一階はあらかた見たんだけど、2階と3階は見てないのよ
  人数居るし、2階と3階手分けして漁ってみっか」
B「おう、そうしようぜ、じゃあメンバーは……」
そういって強引にメンバー分けを始めたようだ。いつのまにかAとBは仲直りしてる。
この態度の急変とかもそれまで見た事なかった。ヤバい、こいつらヤバい…
メンバー編成が決まった。Aが3階、Bが2階に行き、A、Bが交互にメンバー選んで、
A「じゃあ残りは1階な」と言ったらBが奇声を発して廊下に出て階段を上がって行った。やばい。
結局、俺の役目は1階の裏口付近などのまだ見てないところと、見張りみたいな感じで
CとDと一緒に組むことになった。
俺の見た目とかで下っ端扱いにされたのか、だから見張りなのか…と納得いかないような、
けど、AやBと一緒じゃないのがホッとしたような気持ちだった。
けど、見るからにパシリみたいなCとかわいいけど無口なDなど居ても何も楽しくない。
黙々と裏口の探検をし、それなりに怖かったものの終了した。ふと気付くとDが居ない。
探してみたものの、どこにも見当たらなかったので、そのまま外でA班B班が帰って来るのを待った。
そう思って入り口ぼーっと見てたら、そのすぐ横に停めてあったミニバンに
Dが乗っているようだった。先に戻ってたのか…俺はCに訊いた。
俺「あの車、おたくの車ですか?」
C「ああ、○○さん(AかBのどっちかわからん)ですよ、かっこいいっしょ!!」
俺「はぁ…、かっこいいすねぇ」頼むから早く帰らせて…と思った
5分後くらいにA班B班が到着。Bは最高にハイってやつだ。出てきてから駐車スペースにある
砂利を掴んでは奇声を発しながら地面に思いっきり投げ…と意味不明な行動を何度か繰り返し、
Aも「うぉー!うぉー!」って叫んだりしてた。

774 766 sage New! 2007/06/04(月) 04:25:27 ID:BRrAErsG0
俺のパーティーの奴らは普通を装ってたが顔にしっかり疲れが出てる。
K「お疲れ様でーす!どうもありがとうございましたー!」と言い
俺らもそれにならって「ありがとうございましたー!」って言って帰ろうとすると、
「おー!帰るのか!またなー!これおみやげー!」とBが言うと、拳くらいの大きさの石を
投げてきた。誰にも当たらなかったがKの車の手前でバウンドしてバンパーに直撃した。
普段ならブチ切れるKもその時はとにかく逃げることを考えたのだろう、さっさと車に乗り込み
俺達全員乗り込むと逃げるように帰った。

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