この怖い話は約 2 分で読めます。

友人も目を覚ましたようで怯えるよういドアを凝視していた。
そうしてる間もドアをノックする音は止まず、友人のかわりにドアスコープを覗きこんだが誰もいなかった。
そうしていると友人の悲鳴が聞こえ、
部屋に戻ると今度はくっきりとカーテンに映る五つの人影が見えた。
二人して大声を上げ、
固ってうずくまるように朝を待った。

朝が来て、部屋を見渡すと、盛り塩が黒く変色していた。
友人に聞くと、朝になると変色しているらしかった。
実際に事を見てしまうとこれはヤバいと思い、その日の内にお祓い出来る所を探し、バイトの給料は飛んだが、お祓いをしてもらった。
友人はお祓いをしてもらい体が軽くなったと安心していた。

だが、その三日後、友人は自宅のマンションから飛び降りた。
幸い命は助かったが、後遺症で下半身不随になり、大学を辞め、地元へ戻っていった。

100回行って何もないかもしれない、でも101回目はわからない。

長文駄文ですが、最後まで読んでもらいありがとうございます。

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bronco

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