この怖い話は約 2 分で読めます。
「何してるんですかーーーーー」
気づかない。
更に大きな声で
「そこで何してるんですかーーーーーー!!!!」
すると、その瞬間、、、
ガバッとこちらを見た。
と同時に
665 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/04/01(金) 21:03:28.17 ID:KmKtPhiu0
「ゔおおおおおあsぢfkりおgjりどzjぢgおsjkytf-ーーーーーーーーーーーー!!!!!」
と訳の分からない物凄い叫び声をあげながらこっちに向かって走り出したのだ!!
もうそこからみんなパニック。
ゔあーーーー!!!!と叫びながら丘をダッシュで駆け下りた。
結構急な坂だった為勢いがついて転びそうになりながら坂の少し先まで下りて
すぐ後ろを振り返ったら、その男は既に丘の上に立って鎌を振り上げてこっちを見てた。
自分達は丘を下りただけで時間にしてわずか4~5秒足らずだった。
なのに男は20~30mの距離+2~3m程の丘を、、、
いくらなんでも早すぎだった。
殺される。小学生ながらにそう思った。
そこからもう死にものぐるいで表通りまでダッシュ。
どこまで追ってきたかもわからないがとにかく逃げられた。
しかしふと友達を見ると一人鈍臭かった奴がいない事に気づいた。
再度パニック。
「絶対殺された!!」「どうしよう!!」「戻る?!」「無理無理!!」
等と言い合いながら恐る恐る少し来た道を戻っていた。
すると向こうからトボトボと泣きながらそいつは歩いてきた。
が、まあただ別の道に逃げていただけらしく何も無かった。みな安堵に包まれた。
結局その男の正体はわからぬままだし、その後も何事もなかったが、
その時は本当に殺されると思ってめちゃくちゃ怖かった。
果たしてあの男は何をしていたのか。なぜ掘っていたのか。
何を埋めようとしていたのか。そもそも生きた人間だったのか。
今となってはわからない。
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