この怖い話は約 2 分で読めます。

132 ひつまぶし 9/9 sage 2011/08/30(火) 02:31:44.14 ID:U1+NPuJS0
Mさんはことの次第を手紙で師匠に連絡した。師匠も返事をくれて、
それによると、そのレベルの強大な火星霊はそのように強力に実体化しているなら、
場所を移して「引越」はしてもらえるかもしれないが、「追放」することはできない、ということだったそうだ。

果たせるかな、Mさんがオカルト作業用に借りていたマンションの周辺地域では
交通事故や傷害事件がやたらと頻繁に起きるようになったそうで(もともと
周辺地域の治安が良くはなくお陰で家賃が安いということで借りていたそうだが)、
最後には当のマンションで殺人未遂事件が起こるに及んで、Mさんは
「Sさんから離れて野放しになったボ○○がその辺りをほっつきまわってるってことかなあ」といって、
そのマンションの部屋を引き払ったとか。

まあこの話自体はだいぶ前の東京での話なわけだが、
ボ○○は野良精霊なので、もし「ボ○○」の名前と姿がわかっていると、
迂闊に思い浮かべて意識的に呼んじゃったりしてこの話を
読んだ人のところにやってきちゃうかも、ということだったので伏字にしました。
うーん……オカルト話ではあるけどあんまり怖くない話だね。すまん。

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