この怖い話は約 2 分で読めます。
(寝ずの番てのは俺の地元だけなのか、全国共通か分からんが
朝まで棺桶の前のロウソクの火を絶やさないようにしないといけないので
時折様子を見る役、ゴッツイロウソクなので朝まで余裕で火は消えないけど
風習として残っている?寝ずの番と言っても交代で寝る)
その寝ずの番の中にはイトコの兄ちゃんもいて
控室みたいな別室で最初は数人で酒を飲みながら談笑したり泣いたりしてたんだけど
2~3時間くらいしたら親父含む親族は皆寝てしまった
起きてるのが俺とイトコの兄ちゃんだけになって
兄ちゃんが突然「なぁ、昨日はちょっとビックリしたな」と言ってきた
は?と思って「何が?」って聞き返したら
兄ちゃん「そうか、気づいてなかったか。いや、昨日Aが こりゃいいや って言ったろ?」
俺「うん」
309 :本当にあった怖い名無し:2015/01/07(水) 22:24:55.56 ID:s+CgORXVU
兄ちゃん「ウチのAは生まれてから一回も じいちゃ と会ってねぇんだよ」
「こりゃいいや なんて普段日常で使わないだろ?それに家でも一回も言ったことねぇんだよ
だから、びっくりした。」
俺はやっぱり は?ってなってそんで
やっぱりじーちゃんは昨日あの時玄関にいたんだ、いま考えるとAちゃんが指差してたのもじーちゃんだったんだ
と気づいて霊的な体験をしたことが無い俺はちょっとゾクッとした
でも、よくよく考えたらAちゃんをあやしてたじーちゃんはきっと笑顔だったんだろう
そうゆうじーちゃんだったからなぁ、、、と思ったら
幸せに逝ってくれたんだなと思って、先ほどのゾッとした気持ちは吹き飛んで
またちょっと泣けた
おわりです。駄文、長文失礼しました
これが先日 初体験した 俺の心霊体験です
Page: 1 2