この怖い話は約 2 分で読めます。

次の日俺らはかなり怒られ 大泣きしたの覚えてる

その後もチャイムおばさんは夜には訪れていたが 俺が高校で遠方に進学するのを気に俺だけ大分を離れてしまったため その後のことは知らなかったけど

大学3年なって今年のGWに久々に大分帰ったらあのチャイムおばさんはかなりオカルトな存在になっててびびった

まずあの砂なんだけど今思えばかなりサラサラした砂だったんだ どうやらそれは近くの山の上にあるお城跡から持って来てるらしくて

まぁ入手経路はいいんだけど問題は砂を各家にまくスピードが異常に早い 大体チャイムおばさんが出現するのは19時から深夜0時なんだけど 確実にその時間内に100件近くは回ってる

しかも大量の砂を持って移動してる

にもかかわらず砂を女の人が運んでる目撃証言は皆無に等しいくらいない

もう一つはチャイムおばさんの住所が不明なこと

俺の家の跡にもチャイムおばさんに乗り込まれた事件が一件あったらしく町内の会議で止めるよう求めるため住所を調べようとしたが誰も分からんかったらしい

まぁ一度警察に連絡したらしいから警察とかは分かってたのかも知れないけど

親父やご近所周りではいまだにどこから来てどこに消えるのか謎らしい

最後に今はチャイムおばさんの出現率はかなり減り一ヶ月に一回あるかないかくらいらしい

実際俺もGW中は会えませんでした

とまぁこんな感じのたいしたオチもない話です

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