Categories: 洒落怖

清人の声

この怖い話は約 2 分で読めます。

「…これ何?」と聞いたが、もちろん答えは「…わかんない」だった。

期待と喜びの対象だったラジカセは数分で恐怖の対象に変わってしまった。

その後、しばらくラジカセに近づかないでいたが、数日たつと恐怖も薄れて普通に数年使っていた。

ただ、いつの間にかカセットはなくなっていた。
母が処分してくれたのか?と思って尋ねようと思ったけど怖くて聞けなかった。
まぁ別に呪いとかはなかった(と思う)からよかったけど…

あれから10年くらい経つけど未だにあれが何だったかわからない。帰省した時にカセットの事を母に尋ねてみたたけど、母は
「そんな事あったっけ?」と忘れている様子だ。

夢だったんかな?と思っと弟にこんな事あったよな?と聞いてみると、
「あったあった…怖ぇから思いださせんなよ」と怒られた。
夢じゃなかった。

じゃあのカセットは何だったんだろう?スッゲー気になります…。
誰か似た様な体験した人いませんか??

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bronco

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bronco
Tags: 呪い

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