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152 本当にあった怖い名無し New! 2007/02/19(月) 00:33:30 ID:HMM22o2a0
紙から数メートルも位置まで近寄ると、紙が飛ばされすにいる理由がわかった。
―紙が釘で打ち付けてあった。歩道の地面に。
地味に異様な光景・・・俺と友人、愕然。
「・・・この紙、何か描いてね?」
友人が言う。確かに、紙がはためく度に、地面に伏せてある面に、
何かが描いてあるのが見える。
―ここまで来たら・・・
俺は思い切ってその紙を釘から剥がし取り、めくって裏を見た。
真っ赤な手形がそこにあった。
真っ白な紙の中心部に、赤ん坊程の小さな手形が、紅い色で
べったりと映えており、手形の中心部には、釘が突き刺さっていた穴がある。
「・・・何これ?」
友人も既に他の何枚かの紙を、釘から外して眺めていた。
「こっちも手形、あと足形・・・と変な絵だよ。」
同じく小さな真っ赤な手形、そして足形と・・・鳥だろうか?
紅色の単純な線で構成された、古代壁画チックな絵であった。
その鳥の目の部分に、釘穴の跡・・・
「あ゛あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」
足元の欄干で、女の頭部が絶叫していた。
欄干の隙間に、異様に細長く変形した青白い女の頭部が挟まって、
大口開けて絶叫していた。濡れた長髪に覆われ、口以外は見えない。
歯が異様に白かった。胴体が欄干の外側に、だらりとぶら下がっている。
「ぅおあ゛ーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!???」
俺達も絶叫。女の頭部は俺と友人の間に出現したため、俺と友人は
それぞれ正反対の方向に全速力で逃げた。自転車放置で。橋の端まで。
166 本当にあった怖い名無し New! 2007/02/19(月) 02:07:33 ID:HMM22o2a0
何者かが追ってくる気配は無い。叫び声もしない。
立ち止まって友人に携帯を掛ける。
「逃げた!?お前無事逃げられた?」
息を荒げながら友人が応える。
『平気だけどさ!な、なによアレ!?どうしよ!俺どうしよ!??』
友人は現場に自転車を放置してきてしまったこと、自宅が逃げた方向とは
反対なので、また橋を渡らねば帰れない事実にテンパりまくっていた。
携帯の時計は8時を回っている。橋の向こうは暗くて見えず、
友人の様子も分からない。更にこんな時に限って、車が一台もやって来ない・・・
「わかった、じゃ助け呼ぼう!お前の自転車壊れたとでも嘘ついて、
親でも友人でも呼び出して車持ってきてもらうんだ!俺もやってみるから!」
いやだ!こっち迎えにきてくれ!と喚く友人をなだめ、携帯を一度切り、
母親にダイヤルした。
―ツーッ、ツーッ、ツーッ・・・
繋がらない・・・てか呼び出し音さえ鳴らないということは・・・
画面を確認。「圏外」の表示。
はぁ!?
(じゃあ何でさっき俺は友人と・・・)