Categories: 暴力団・やくざ

B子とC子と893

この怖い話は約 3 分で読めます。

……!!俺がトラぶった893の実の姪っこがB子だという事実に俺驚愕
「知らんは…そんな事。初めて聞いた。とにかくC子なんて奴知らんよ、もう切るで…」
「何!?電話遠いのぉ、お前今どこおんねん!?まぁええ、なんぞいい絵描けんかのぅ?」
すなわちC子捕獲作戦に協力しろとこの893は言いたいのだろうが俺はとにかく関わりたくなかったので
「だからC子なんて知らんゆうてますやん。お宅の姪っ子さんに聞いてくれ」と言って電話を切ろうとしたが
「……まさかお前なんかわしの事いろて……またしょうもない絵描いてのと違うやろなぁ?」
鳴り響くドスの聞いた声に半泣き&勘弁してくれ状態
「C子なんて女ほんまに知らんし……B子ともあれから会ってない」
「なぁ○○君や、あんたさえうんと言ってくれたらな、わしも安心なんじゃ」
上から下からこの上無いしつこさに俺ついに根負け…
「B子に聞いて、なんぞ言って見る…どうせお宅からB子に強く言えへん理由が……」
「そうか!?ハイハイわかったよ!!」プチッ…ツーツー……
相変わらずの理不尽さにトホホな俺

153 3/4 sage 2008/12/25(木) 01:32:37 ID:Zg+65+e20
すぐにB子に電話して事情を説明したら号泣。
B子いわく自分が893の姪っ子である事はずっとひた隠しにしていたし
まさか俺と接点があった事など知らなかったとの事。
急に家に電話が掛かって来てC子と俺ともう一人でカラオケに行っただろう?と893に言われ
C子を今度連れて来い、それから俺の名前を出してあいつとはどういう関係だ?関わるなと言われた事を
泣きながら話した。
俺にその時点で連絡を入れなかったのは過去に893関係で家族一同
嫌な思いをして来たので何もかも信じられなくなってどうしたらいいかわからなくなったとの事。
とにかく俺はC子を連れて行く必要は無い、親しくないを通せと言ったが
C子はあまりいい噂聞かないし、俺に迷惑掛けるかもしれないし自分で何とかすると言って電話は切れた
数日後、893からガンガンに電話が掛かって来た。
初めは無視していたがいい加減怖くなって電話に出た
「ハイ…」
「相変わらずお前はなん…べん!鳴らしても電話に出んの!!こらカス!!」
「なんでんねん…」
「あぁ?お前も黒いの!えぇ!?B子がC子連れて来よったわ!!
 お前に連れて行け言われたっちゅうてな!!うまい事絵描いてくれたやんけ!!!
 相変わらずよう世間知っとるのぉ、クソガキが」
「……!?(言ってねぇ!!)俺何も言うてませんで、ただB子にこんな事が」
「ハイハイ、ようやってくれた。またなんぞあったらよろしく」
ツーツーッ…

どうやらB子はC子を893の元へ連れていったらしい…C子に恨まれるのが嫌で俺に指示された
と嘘をついたのか、俺を守る為にそういう事にしたのかは定かでは無いがそれ以来B子とは
音信不通で連絡出来なくなった。

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