Categories: 洒落怖

ギィィィイ

この怖い話は約 2 分で読めます。

537 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/01/03(土) 11:28:22 ID:ErRB10w0O
振り向けなかった。

車のすぐ後ろにあの白いのがいると思うとまじでチビりそうだった。

おれは車を全力で発進させた。もう脇目もふらずとにかく人気がある街までいかないとって思った。

街までついて一安心して後ろを見てみると車に大きな引っ掻き傷がついていた。
あの「ギィィィイ」という音はこれだった。

その夜はみんなをうちまで送り届けて帰宅した。

次の日も何事もなく1日がすぎお祓いだとかは必要ないと思われた。

次の日も、次の日もなにもなかった。
あれからだれもケガしてないし病気もない。
ただその話をするのは今でもタブーに仲間うちではなっている。

あの「ギィィィイ」という音がいつ聞こえてくるのか不安でたまらない。

長文スマソ

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