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847 本当にあった怖い名無し sage 2009/06/29(月) 17:29:11 ID:fYJea/cG0
ふとAさんは坂の下に立つ女の存在が気になったという。
何者なのだろうか…
見てみると、坂を降りてきた男のうち一人の手をとり、角を曲がっていったという。
しばらくすると戻ってくる。
また別の男の手をとり角を曲がっていく。
Aさんは坂を下りてくるのは男ばかりではなく女も混じっていたと言ったがこれは蛇足というものだろう。
原稿も終わっていたし、暇だったのでボーっと見ていると女の人と目が合ったという。
なんとなく怖くなったAさんはマンションまで戻り、ベランダで一服だけすると布団に入ったそうだ。
ベランダから坂を見てみると、行列は消えていたという。
坂が長くて袂のほうはどうなっているか分からなかったとも付け加えた。
Aさんが後で調べたところでは坂は南西から北東にかけて伸びていたという。
坂の袂は南西だそうだ。
あの行列は裏鬼門に向かっていたと言いたかったらしい。
漫画を描いていたりするとそういう話に詳しくなったりするが、ちょっと強引じゃないかなと思った。
時期をお盆の終わりといったのはそれをオチにしたかったからなのかもしれない。
月末にまたその現場で仕事があるという。
7月のことだった。
848 本当にあった怖い名無し sage 2009/06/29(月) 17:30:04 ID:fYJea/cG0
Aさんと会ったのはその話を聞いたときが最初で最後だった。
というよりも、僕がそのときの現場に行ったのが最初で最後だった。
後で知った話だが、坂は別の世界につながっていると信じられているらしい。
黄泉の国と葦原中国をつなぐのが、その代表ともいえる黄泉比良坂だ。
また、坂には坂姫が立つという。
これをオチにすればちょっとは面白くなるかもしれないと思ったが、裏鬼門の話と同じレベルかもしれない。
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