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934 本当にあった怖い名無し sage 2009/04/05(日) 19:50:49 ID:zR8wgRup0
咄嗟に曽祖父は彼らに背を向け、家に向かって逃げ出した。
何やら後ろから怒声が響いたが、聞き取れなかった。
家に駆け込んだ祖父は禁を破って両親から怒られることも忘れて生き埋めになっている人、そして奇妙なかっこうをした連中のことを話した。

家人達は曽祖父の話を黙って聞いていたが「それはヤマノタミだ。埋められた者は何か悪いことをしたのだ。我々と彼らは合い知れんのだ。
干渉してはいかん」とぼそりと呟いた。
曽祖父は、二度と山に登らなかった。

確かめようにも俺の現住所は東京だし・・今その人たちどうなったんだろう。ヤマノタミって一体どんな人たちだったんだろうな~。

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