Categories: 洒落怖

釣るモノ

この怖い話は約 1 分で読めます。

897 本当にあった怖い名無し sage 2010/07/26(月) 02:02:28 ID:g73wQM9n0

この話を聞き終えた私は、気味の悪い寒気を感じた。
「それ、空耳だったんじゃないか?」と聞くと、Oは首を横に振った。
「あれは空耳ではなかった。確かに髪の毛がどうとか呟いていた」と、Oは言った。
その後、Oは苦笑いしたまま、付け足した。
「仮にあれが空耳だったとして、なんでその年に釣り禁止の立て看板が立てられたんだろうな」

Oの話が本当か嘘かは分からないが、例え嘘であっても、この話は洒落にならないと思った。

Page: 1 2

bronco

Share
Published by
bronco
Tags: 人形

Recent Posts

迷い

霊とかとは全然関係ない話なんだ…

4年 ago

血雪

全国的にずいぶん雪がふったね。…

4年 ago

母親の影

私が小6の時の夏休み、薄暗い明…

4年 ago

閉じ込められる

彼はエレベーターの管理、修理を…

4年 ago

彼女からの電話

もう4年くらい経つのかな・・・…

4年 ago

テープレコーダー

ある男が一人で登山に出かけたま…

4年 ago