Categories: 洒落怖

迷い小道

この怖い話は約 2 分で読めます。

482 本当にあった怖い名無し sage New! 2011/10/04(火) 05:51:46.96 ID:Z7bnzWVy0
迷子事件からしばらくして、下校時にいつものように鉄柵の家の前を、気をつけて通ってから少しして、若い女性二人とすれ違い、また少し進むと後ろから女性の悲鳴が聞こえた。
驚いて振り向くと、さっきすれ違った女性のうちの一人がつまづいたのか、鉄柵に顔が突き刺さっている。

数十メートル離れているからよくわからないがピクリとも動かない。
もう一人の女性はただただ叫ぶばかりだ。
異様に怖くなり、その場から逃げ出したのでその女性がどうなったのかはわからない。

怖いのはそんな事があったのに20年近くたった今でもその家の鉄柵はそのままだということ。
被害者があの女性だけとは限らない。
どんな人が住んでいるのかはわからないし、あの小道との関係もわからないが恐ろしい家だ。

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