この怖い話は約 3 分で読めます。
16 : 本当にあった怖い名無し : 2011/12/03(土) 22:23:20.16 ID:k0R8cr3i0
高校のとき、真島クンの碇が頭蓋だけ無くて脳丸出しで空手してる画の夢を見た。
その日の昼休みに、俺が以前極○空手で打ち負かした同級生の襲撃を受けかけた。
得物は、プラスチックの鞘と組み紐(!)の下げ緒が付いた本格的な木刀。
同級生の起こりは、「斜刀」。全日本居○道連盟の制定技だよ。
頭かかえてしゃがんで避けた。同級生はそれを土下座と勘違いしたのか、刀を正眼に構えて「よーーぉおしッ!!」と唸った。
「よぉーー」では野太い声調だったが、「しッ!!」はやり遂げた感のほとぼしる嬉しそうな声だったよ。
「斜刀」を知ったのは、次の学年になってから。
木刀事件が笑い話になった、受験シーズンでした。当時は気にもかけてなかったが、今、夢がどうのとレスを読んで思い出した。
あれは正夢です。あのときしゃがんだのは、もちろん夢のことを思い出したわけでない。
敵の鞘から木刀がヌッと出たから、どうしていいかわからずしゃがみこんだだけ。
どんな夢か、よかったら聞かせてくれ。万が一、正夢だったら役に立てないと。
何か起きるなら、生きて帰る可能性を大きくした方がいいだろ。
「斜刀」については、居合してる人に聞いてくれ。
要するに一発目で、刀の「物打ち」で正面から敵の頭を切る技だ。もし真剣がモロに当たれば被害者の頭は・・・
ちょうど、脳だけ出した碇(にわのまこと風の画)みたいな感じになる位置だ。
木刀でもまあ、命の別状あるだろうね。助かっても一生施設入所か。
17 : 本当にあった怖い名無し : 2011/12/03(土) 22:33:56.21 ID:k0R8cr3i0
良く考えたら、受けかけたじゃないね。受けたんだね。
実社会なら殺人未遂の被害なわけだが、当時はどうかしてたなー。
武道とかやってないヤツらからすれば、俺らの生き様なんか高度なジャレ合いに過ぎなかったのか。
でも担任どもはヒヤヒヤしてただろうな。ヒヤリハットの見本だなw
稲川淳二の話では、肉親や愛人から狙われてると赤くて大きな顔が見える人がいたらしい。
商売用の作り話だろうし、他にそんな話ないからこれの真偽は別として、だ。
前兆が、どうイメージされるかは人によって違うんだな。
俺のときも、高○くんの居合の件は全く知らなかった。
何か習ってることすら知らなかったし、元々は俺の方が弱くてこっそり極真で逆転したぐらいだから
コトが起きるとしても素手で予告とか噂があるもんと思い完全に油断してた。
木刀事件の後でも、かなり長い間「斜刀」のことまでは知らなかったぐらいだ。
居合道のこと自体、「自分の身長より長い刀を気合で抜く」ものだと誤認してたし。
何気に、俺が洒落にならない怖い思い出を語ってすまんです。もう寝酒して、後で歯を磨いて寝ます。
Page: 1 2