Categories: 洒落怖

ぶつかる

この怖い話は約 2 分で読めます。

ここで良いのかな?初心者長文失礼します。

昔…と言っても一昨年の秋頃の話です。
あの時俺は夜ジョギングをしていた。理由は体重が気になったから。
怠け癖があるのに性懲りもなくだ。
軽く汗をかいた後は風呂に入る、それがお決まりだった。
その日の夜も、いつもの道をジョギングしていた
ド田舎じゃないが、大都市でもないから道幅は広くない
街灯もまばらにしかない、そんなあぜ道を舗装したような道をjgしていた。

残り150mぐらいか?家に着く直前の緩い一直線の上り坂
街灯はその道の始まりの所に一本しかないんだが、
近くに倉庫の照明があって所々明るく、夜でも家の玄関まで見通せた。
その玄関まで一直線の緩い上り坂道になると、いつもダッシュして着く、
これも一種のお決まりみたいなもんだった。
その時も、その道に戻って来たのでいつものように走ったんだ…
途中まで走った所で、俺は右肩が何かにぶつかった。
人に肩がちょっとぶつかった事ってあるだろ?正にあの感じ。
俺は一、二歩よろけながらも直ぐ後ろを振り向いた
人だったら謝らなきゃいけないし、
何よりマジでダッシュしてるから、向こうは痛いどころじゃないと思ったんだ。
でも…そこに人なんて居なかったんだ。いや、最初からいないのは解ってた…
だけど、ぶつかった感覚がリアルにあったんだ…
その後家に帰ったんだけど、あれは何だったんだろう?

bronco

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bronco
Tags: 痛い

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