Categories: 洒落怖

猫探し

この怖い話は約 2 分で読めます。

どんだけ名前呼んでも鳴かない・・・
それにあまりにも動きがゆっくりすぎる・・・
俺「え?」
って思いながらちょっと戸惑ってた
でも名前呼んだら来るって事はやっぱり猫だと思ってゆっくり立ち上がってやさしく呼んでた。

そのやり取りが5分ぐらい
そうしてたら母から電話がかかってきた。
俺「もしもし?」
母「まだ捜してるのか?もう寒いし今日は帰っておいで」
俺「いや、もしかしたらコタロー俺の前にいるかもしれん!」
母「え!?なにがなんでも連れて帰ってきて!」
俺「まかしといて!」

それで電話を切った。
それから1分もしないうちに母から電話

俺「どうした?」
母「今弟ちゃんがコタロー連れて帰ってきた!!駐輪所の角で丸くなってたらしい!」
俺「え・・・?じゃぁ今俺に近づいてき」
母「あんたも早く帰っておいでや!」
俺「え?」
ブツ・・プープー・・・

878 本当にあった怖い名無し New! 2012/02/09(木) 02:04:54.12 ID:CBb5aABt0
俺の言葉を全て聞く前に電話を切られた
一瞬思った。

今・・・俺に・・・・・近づいてきてるのって・・・・なに・・・・・??
そう思ってる間も枯れ葉を踏む音はどんどん近づいてくる・・・

音が近くになるにつれわかったことがあった。

明らかに踏む音が大きい。

猫ぐらいの大きさならカサカサレベル
でも今目の前の音はグシャグシャって感じで完全に枯れ葉を踏み潰す音

猫じゃない
とにかく俺はその場から立ち去ろうとしてゆっくり後ずさりしてた。

そしたら竹の柵が揺れ出した

明らかに目の前の何かが柵を登ろうとしてる

バリバリバリバリいいながら柵が揺れる

逃げたいが震えてうまく歩けない

そしたらバリバリいってる音に混じって

はぁぁぁあぁぁはぁぁ

ってため息っぽいのが聞こえた
ヤバイっと思って懐中電灯放り投げてダッシュで逃げた

逃げ出したと同時ぐらいに後ろから

お・・・い・・・

とにかく俺はそのまま後ろ振り返らずに本気で走りながら家まで帰った。

それからはもうあの墓地に行ってない

文章表現がへたくそでごめんよ

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