Categories: 洒落怖

ハチロー

この怖い話は約 2 分で読めます。

「もうー、ボートいらねぇや。」
声が出ていたかは、分かりません。
俺とダチは、車に飛び乗って、そこから逃げました。

走って、走って、とりあえず、サンルーラルまで来て、駐車場にメチャクチャな停め方をして、レストランに入りました。
ビールを頼んで、二人で顔を見合わせました。
「もう、ボート無くなってもいいや。あそこには戻れねぇよ。」
「あぁ、お前には悪いけど、俺も無理だ。」
その夜は電気、テレビをつけっぱにして寝ましたよ。

437 ハチロー sage New! 2012/02/03(金) 04:43:25.38 ID:j38Oqh2F0
次の朝、やっぱりボートが惜しくなって、戻ってみました。
ボートは、昨日の場所にちゃんと有りましたよ。
昨日の夜、レストランからくすねた塩をボートにまきました。
トレーラーに乗せて、宿の予定をキャンセルして、そのまま、帰りました。
なんとなく、気持ちが悪いので、そのボートは売っちゃいましたよ。
どこのショップかは言えませんけどね・・・。

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bronco

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bronco
Tags: 自殺

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