この怖い話は約 3 分で読めます。
「はい美千代!!ご愁傷様!」
「へ、変な事言わないでよw!」
友香と美千代のやりとりが暗闇に響きます。
美千代は朱美がいた最初の位置に向かって歩き出しました。
481 心霊ゲーム sage 2010/01/21(木) 15:48:11 ID:lHMEZodE0
歩き終わった私達3人は耳を澄まします。
誰もいないはずの角に向かう美千代を想像しながら、
そして「誰もいるわけがないんだから・・・」
と心の中でつぶやきながら・・・。
トットットットッ・・・・・足音がやみます
「や、やだぁ、みんな急に黙らないでよww」
美千代の声が聞こえてきます。
そして再び足音が聞こえ始めます。
私達は真っ暗で何も見えない空間に響く
美千代の足音に聞き耳を立てながら息を飲みます
トッ・トッ・トッ・トッ・トッ・・・・・・ドン・・・ドサッ・・・・
急に足音が途絶えるとともに
何かがぶつかる音が聞こえたとおもいきや、
ドサッと何かが倒れる音が暗闇に響き渡りました。
482 心霊ゲーム sage 2010/01/21(木) 15:49:02 ID:lHMEZodE0
「や・・・やめようよ・・・・・・・・
美千代・・・・?美千代なんでしょ?
いたずらはやめようよ・・・・・・・・・・
ねぇ・・・何とかいって・・・・よ・・・・・・・」
4人の中では一番乗り気じゃなかった、
3番目に出発した友香の怯えた声が聞こえてきます。
「きゃぁあああああああああああああ」
「この声は・・・朱美!?美千代はどうしたの?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
朱美からの返事はありません。
「美千代!?朱美!?」
「すぐに電気をつけるのよ!」
ただならぬ雰囲気を察っし、
慌てた声で友香が叫びました。
483 心霊ゲーム sage 2010/01/21(木) 15:53:10 ID:lHMEZodE0
(・・・今すぐゲームを中断しないといけない)
私は恐怖で足がすくみ始めていました。
友香が2人を呼ぶ声が聞こえてきます。
しかし朱美と美千代の返事はありません。
私は居ても立っても居られずに
自分で電気をつけようと、
朱美の元に走りました(私が2番目として待機していた場所に部屋のスイッチがあります)。
(・・・こ、この辺りに巣一途があったはず・・・・・・・。)
・・・トッ・・・トッ・・・トッ・・・トッ・・・トッ・・・
心臓が縮み上がりました。
後ろから足音が聞こえます。
一番最初に歩き始めた朱美がいる位置から
足音が近づいてきます。
私は必死になって手当たり次第にスイッチを探しました。
「きゃぁああああああああ誰?朱美なの?佳代?美千代?誰なのぉおおおおお?」
友香の半狂乱の叫び声がこだまします。
しかしそれどころではありません、
トッ・・トッ・・トッ・・トッ・・トッ・・
足音がだんだんとペースを速めながら近づいてきます。
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中途半端で終わらせてつまんねーよカス