Categories: 洒落怖

階段の2段目

この怖い話は約 1 分で読めます。

俺は正直自殺だと思った。
泣き崩れる奥さんを前にして何も言えず
閉店に向けての処理の方法や手続き関係を説明し事務所の階段を
降りるとやはり下から2段目で転びそうになり、胸に挿していたボールペンを落っことした。
ペンを拾おうと手を伸ばし、なにげに1段目と2段目の間を見ると
一瞬、ほんの一瞬だけど片目の腫上がった事故後に病院で見た社長の顔があった、そして腫上がった手がサッ引っ込むところも。

その後店は閉店し別の店になったが上手く行かず直ぐに閉店となり
以降空き家のまま
曰くのある場所にはそれなりの訳が在るのだと実感した。

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bronco

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bronco

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