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その中で「控え室」という鍵を見つけ、その部屋は地下にあったのを見ていたので、もう一度地下に向かうことにした。
地下の控え室とかかれたドアの前に戻り、鍵を回すと、今度は鍵が開いた。
Bがゆっくりと中を覗こうとすると、強烈な異臭がしてすぐにドアを閉めた。
A「なんの臭いだよ?!くっさ!!」
B「なんか腐ったような臭い・・・・?」
そう、その部屋から放たれた臭いは明らかに腐敗臭だった。地下の暗さも相まって俺は急に怖くなった。
俺「なんかヤバくね?もう戻ろうぜ」
A「えー、何があるのか気にならない?」
俺「いややべーだろ、今の臭い、やめといた方がいいって」
A「大丈夫だって、鼻摘まんで覗けば良いじゃん」
Aはそう言ってドアノブに手をかけた。Aはこういう時、妙に雑というか、慎重さに欠ける奴で、ドアを思いっきり押し開けてバッと中を照らした。
508 5 sage 2011/12/08(木) 06:29:00.07 ID:L82SqJ1q0
部屋の中にまず見えたものは腐りかけた大きな犬(多分)の死骸だった。俺はそれを見た瞬間叫んだ。しかもその奥に血糊のようなものが飛び散っていた。
俺たちは叫びながら全力で逃げ出した。血が冷めるような感覚に包まれて、何度も転びそうになりながら、ロビーに飛び出し、裏口から飛び出し、廃墟から100m位走り続けた。
俺「なにあれ?!なにあれ!!」
B「犬が・・・・あぁああ・・・・」
俺「なんであんなとこに犬の死体があんだよ!!!!」
B「こぇえええなんだよもう!!!」
俺とBが怖え怖えと叫んでいると、青ざめたAが口を開いた。
A「なぁ・・・・見たの・・・・俺だけか・・・・?」
俺「え?」
A「犬の右にさぁ・・・・人の足みたいなのが・・・・」
ここまで言ってAは泣き出した。俺も泣いた。犬の奥に見えた血糊はもしかして、と三人とも想像した。
ひとしきり泣くと時刻は夕暮れ時になっていて、人通りの少ない道にいたので、このままここに居たくない、帰りたいと言った。
三人ともかなりビビっていて、誰かに話さなきゃいけない、という話にはならず、その時のことは皆で隠し通すことにした。今考えると最低だが、まぁ中学生だったし勘弁してくれ。
四階の部屋にお菓子やらいろいろ置きっ放しだったが、取りに戻る勇気も無く、三人でチャリに乗って帰宅した。
それから3日ほど俺は家を出られなかった。
しばらくしてから、Aが大事にしてた鞄を取りに行きたいと言うので、四階の部屋に行くだけ、絶対に地下には行かない約束で廃墟に行ったが、その時にはもう裏口の鍵も閉められていた。
509 本当にあった怖い名無し sage 2011/12/08(木) 06:34:00.57 ID:L82SqJ1q0
以上、もう8年くらい前の話
別にそれ以降呪われた、とかは無く、寝る時に思い出されて震えることが多々あった程度